平戸島西海岸 : 地磯を歩く

2014年5月4日 日曜日 天候晴れ 中潮  
満潮10:52  干潮 17:29
波1.5 M 西の風 7M
 
 
今年のゴールデンウィークも普通に終わりそうだな。
先日睡魔に襲われて、ぐっすりと睡眠を取った後に「さぁ行こう!」と意気込んだ。しかし、その日だけの休日しかなく朝も起きるのが遅く・・・。支度してから出発すると昼前に伊万里のまるきんへようやく到着した。
渡船も考えたが、連休であり移動時間がかかり過ぎているので諦めて地磯を攻めてみようと決めた。
 
 
 
 
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本日はチヌ狙いになりそうなので、こちらのアイテムを使用した。
マルキューさんの、チヌの宿と爆寄せチヌ。これにオキアミとアミを混合した。
 
先へ進もうとするも車、クルマ、くるまで、なかなか進まない。
 
 
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昼食を田平の平戸瀬戸市場でランチでもしようかと目論んでいたが、それどころではない。渋滞で駐車場へ入れることも困難。到達する事も困難。食事どころは!!30-60分待ちと云う行列でした。
流石は大型連休。
諦めて、惣菜を購入して途中で景色を眺めながら頂くことにした。平戸瀬戸市場を何とか出てから、平戸大橋で車が止まった。渋滞である。
 
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「こんな場所で動かなくなるなんて、人の多さが伺えるなぁ」
それでも、急ぐ事は無い。とにかく到着する事、磯の選択をしなければならない。この時南東の風で穏やかであったから西海岸を目指す。
 
 
 
 
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海を遠目に、はるか奥の方は私が大好きな好釣り場五島列島
 
 
 
 
平戸瀬戸市場で購入したお弁当タイムを取った。
 
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『あごめし』  あご=トビウオの事を示している。そのあごはダシに使用するなどでも有名だ。そのあごがたっぷりと入ったニギリメシ!!!!勿論文句なしの旨いに決まっていた。これならば、また買いたいと思わせる良いものと出会った気がした。
 
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また、トンカツならず、鯨カツと鯨コロッケがあったので一緒に頂いた。潮が効いていて噛みごたえもあり旨い!コロッケは、ミンチが入っているのだろうと思っていたが、予想は外れ鯨の肉がゴロゴロと混ざり込んでいた。お得感バッチリですよ!
 
 
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こうして、風景と共に美味しいものにありつけた。お腹も満足し、磯へ向かう。ナビやマップ等をみて此処は?時になる場所を徘徊するが、どうも傾斜が厳しくて入園出来なさそうだ。経験者が居ないと無理だと判断し安全な場所は無いか?と探し求めていた。
 
 
 
港に寄りながらあちらこちらと徘徊は続く。
 
 
 
釣り人達が支度を整えていたので話しかけてみた。久留米からのお越しの方のようだ。チヌ釣りをするならばあの辺りが良いでしょうねと教えてもらった。その節はありがとうございました。その釣り人らは、二人組で先端まで渡歩し夜まで釣りを続けるらしい。その後釣れましたでしょうか?
 
 
 
今回の荷物はこうした!
1)ロッド類を手持ち
2)40センチバッカン 
3)クーラーボックス
4)リック
でまとめてみた。
 
 
 
それから、教えていただいたポイントへ向かう。
うーん、チヌのマキエは重さがあるなと感じながら、歩く事8分程度。めぼしに到着した。磯際を見ると、先着2名様がお越しになっていた。
 
 
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ポイントは、先行されているので左側のワンド方面を釣座とした。
意外にも、岩場が切り立っていて6Mのタモがギリギリ届くか?位であった。水くみもざっと8M位を伸ばしただろう。
 
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仕掛けは2セット、フカセとエギングをセットした。
 
 

今日のtackle
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ
リール:ダイワ 2500
ライン:1.5号
ハリス:1.5号
ウ キ:財津釣具 ZAXIS ウキ

 
 
 
エギングを開始するが一向にアタリを見せない。
なので、直ぐにフカセへチェンジ。
到着したのが、15時前だったかな?夕マヅメを狙うつもりでフカセを開始する。
沖目のポイントは狙わずに、終始足元付近からの近距離に集中した。エサ取りなし。異常無し。
 
風がやや真正面に変わったようで遠投が利かなくなっていた。遠投をしても潮流が殆ど無く停滞しており、表層流が押し返されている。タナを図り底付近へ集中させることにした。ハリスは長く取ったが半遊動での釣りを主体にした。
Bのザクシスウキに2Bの負荷を掛けて鈎が底付近を漂うイメージで釣りを展開していく。
時々誘いを入れる様に、張ったり緩めたり、引いたり、張ったりと繰り返す。ハリスへのガン玉は出来るだけ小粒でフワフラリと付け餌が浮遊するように仕向けた。
少しだけウキのトップが抑え込まれた。アタリであったが、掛かったのはベラ。早々にリリースとなった。
 
 
それから状況が一変した。表面がバシャバシャと騒ぎ始める。何?ナニ?
マキエに群がるのは大量のこいつ達だ!
 
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丁度、20-23㎝程度のきびきびとしたアジ達であった。今時期のアジはこれからの旬を迎えるにあたってこう呼ばれている。
 
旬アジ(ときあじ)と!
 
 
普段はエサ取りだなと見過ごしてしまうところだが、今回はしっかりとお持ち帰りにすることにした。
 
 
 
 
時刻は、17時、18時と過ぎていく。マキエは減りつつあり、西の空が明るみを減らしていく。夕マヅメも絶好の時となるだろう。エサ取り達が居なくなったその時がチャンスだ!と自分に呪文のように唱えながら云い聞かせていた。
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それでも、表層から中層へと導いていくもアジが入れが掛かりを見せる。
瀬際から少し、30-50㎝を離した際を沿わせてみた。ウキが良い感じで吸い込まれ、今までのアジとは別の良い引きを見せた!!
タモ入れサイズではないが、突っ込みを見せて楽しませてくれたのは、口太グレであった。
 
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「あー、気持ち良い、ありがとう」と感謝の念を伝えた。
マキエも丁度切れかかり、沖の方で綺麗な漁火が灯されて本日の釣行を終えることにした。
 
ヘッドランプの準備をしていたが、薄暗い中を戻る事を考えて19時に納竿し、磯場を洗い流した。
 
 
今回の釣果は、これだ!
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クーラーへ保管のために、途中経過であるが、50尾位の旬アジを捕獲する事が出来たのだ。
 
 
☆彡  ゴールデンウィークの連休であったが、殆どが仕事に追われいつも通りの休日を過ごした。しかし、世間は連休中であったので、色々といつもには無い変化が見られた。渋滞にはまるとは思わなかったが、それ以上にあごめし等の副産物にありつけ、海の見える景色での昼食が新鮮ささえ感じる事が出来たのだ。
 
 
☆彡  磯はいつも通りに迎えてくれるので楽しみである。気になっていた場所は、渡船でないと危険そう。無理をしない自己判断を養いつつ、自分の能力範囲内での釣りを地磯では要求される。釣りを楽しむのだから、悔しい思いをすることもある。嫌な気持ちになる事もある。でも、魚達が来てくれると楽しみが倍増し嬉しくなった。まさかのアジであるが、いつもとは違う視点での達成感に応えてくれる味がするだろう。
 
 
ひろ
 
 
 
 
 
 
 
 
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