宮之浦のルアー釣り
２０１３年９月３日、火曜日。天候台風１７号接近中のため雨、北東の風１０Ｍ以上、波２．５Ｍ、中潮、満潮７：３０
あっという間の７月と８月が過ぎ去っていった。釣行したいのは山々だが天候との兼ね合いがなんだかうまくいかない。当日も１週間前の予定では４０％程度の雨で何とかしのげそうな様子であった。しかし、前日になると、台風１７号の接近となり、北東の風が吹いている。幸いに進路と速度が遅いのでまだ海には行けそうだ。船長へ連絡を入れると時化具合はそれほどひどくは無く釣りは出来るだろうとのこと。釣行計画をフカセから、ルアーへと変更した。
メンバーを募ると、クラブのコマチャンと釣友のよっくんと連絡がついた。深夜２時に集合し出発だ！最近乗り換えたというよっくんの新車へ乗り込みいざ出発だ！
久しぶりにメンバーらと会ったので車内話題が尽きなかった。途中に雨が豪雨と化しどうなるだろうと心配した。平戸大橋で一旦待機して天気の動向を予想した。雨が弱まったのでそのまま港へ向かい港で再度検討することになった。
港に着くと雨は弱いまま、しかし、夜明けまでは安全を見越して待ってみようと仮眠した。
仮眠のはずが本気で寝てしまい起される羽目に・・・・・。
すごく眠かったな。
丸宮釣センターの船長と話をして出航は可能。どこの磯へ上がるか？船長と相談した。夜明け後は満潮を迎え高潮の影響だろうか潮位が高い。しかし、行かないと分からないのが釣りなので、安全を見越して磯へ向かい出航した。
今回のメンバー
アラグレ師 コマチャン
釣友 よっくん
そして、私 アラグレ師 ひろ
それぞれが、思い思いに今日の釣果を楽しみにしている。
磯に上がるも思ったよりも波が無い！ウネリも小さい！風は割と穏やか？
雨が降るくらいであった。
満潮過ぎのために、潮の動き始めに期待がかかる。タックルをセッティングしてルアーを投入！
海からの反応は全くなく時間だけが無情にも経過していく。
雨も小雨から、大降りになってしまった。
気持ちが折れそうになりながらも、諦めないことも重要と心を入れ替えて、船長へ決断の連絡を取った。瀬代わりだ。これが吉と出るかは分からない。すぐに迎えに来てくれて次の磯へと案内してくれる。これが宮之浦の特殊性だろう。この機敏な渡船の行動力は他にはあまり見かけない。
向かったのは、宮之浦のシンボル 尾上島。フカセの釣り客が１名居た。状況を尋ねると朝一にバラシがあったという。それ以外は厳しいらしい。
フカセ釣り師の邪魔にならないように、裏側へ待って釣りを再開した。
潮は左流れで当て潮気味。フカセならば丁度よさそうだが、ルアーはどうか？
ハニートラップという、魚に誘惑をかけるルアーをチョイスした。丹念に探りを入れていくと、海面をギャシャッと！！割った！ラインを送り込んで遅合わせ気味にグッと掛け合わせた。
豪快なエラ洗いを見せるヒラスズキと慎重に取り込もうとする私の格闘が始まり、グンパイは私に上がりましたのさ。
海からの反応に層した私らは、心の折れた気持ちを取り戻した。
それからは、よっくんが掛ける！掛ける！！
良型のイサキをゲットンしていた。
その後も、良型のイサキを追加していった。
更に、「キタ―ッ」という声に対して海面をビャシャーン！！っと大型の魚が飛び跳ねた。これは、よっくんがバラシタのだ！！
きっと大型のヒラスズキに間違いないでしょう。惜しかったですね。
その後には、私が年無しチヌを追加した。
雨と風に吹かれて冷感があり干潮時間を境に納竿とした。
☆彡 久しぶりの宮之浦での渡船であった。クロを釣りたいと思ったが、天候の具合と相談するとルアーでちょうど良かった。船長の計らいで磯を選択し釣果にも恵まれた。また、コマチャンの一矢二矢を打つ所で非常に選択には迷いが生じたが、三名の釣行となったことで運命が分かれた。コマチャンはエギを行うことで新子やイカに恵まれた。よっくんは良型のイサキに微笑まれた。しかも、バラシの演出付きだ。私はバッドコンディションの中でヒラスズキを垣間見ることが出来たのだ。これは、長崎の海の円満さを象徴しているのだろう。今回は、雨というコンディションの中であったが、コマチャンとよっくんのお陰で楽しい釣行となった。ありがとう、また一緒に行きましょうね。
☆彡 当日は、雨という天候で最近の暑さではなかった。しかし、順調に涼しくなっていくとはいえ、天気予報を詠んで天気に合わせていく事をお勧めする。クロ釣りにはまだ早そうであるが、秋磯はたくさんの対象魚が居ますので楽しめることは間違いないでしょう。
チーム アラグレ 会長 ひろ
