尾長との接点2014年 : 其ノ弐 前半戦

2014年1月12日 日曜日 天候曇り 中潮 満潮5:54 干潮11:30
波2M 北北東の風→北西の風 8M
 
 
前回の悔しいバラシをリベンジ果たすために再チャレンジ!船長へ連絡して予約を確認した。平瀬は大丈夫とのこと。ただ、参連休中日、日曜日とも相重なって人数は多そうだ。
夜中までかかった仕事を無事に終えて国道を走りぬけていく。途中、あまりの極寒にビックリでした。マイナス4度って・・・・。
 
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車の始動時も窓が凍り付いていましたよ。幸いにも解凍剤を持参しているので心配ないが、マイナス表示を見るとさずがに凍結注意ですね。恐ろしや、強烈寒波!
こうして、安全運転で港へ向かう。港に到着したがまだ時間があるために、少々仮眠をする。エンジンを掛けたまま車中泊は怖いので、ダウンジャケットなどで暖を取る。出航前になると外が騒がしくなってきた。次々と車と人が増えていく。
 
 

 
出航6:45で船長に挨拶後に磯へ向かう。
今日は一体何人?居るのだろう?渡船名簿も2枚目に突入した。船長も云っていたがどうも平瀬の名人もいる様だ。これは期待できるかもしれない。平瀬の予約は私を入れて9名ほど。そのうち2名がハナレになっていた。
 
橋下、口ノ瀬などに着いた後に、7名で平瀬に上礁した。しかし、荷物の受け渡しの最中に先に降りた数名が早速と云わんばかりに、東瀬と水道瀬に走っていた。どこにも居るが急いで場所取りする輩もいるものだ。
そこは、船長からまずは場所よりも荷物を手伝え!と号が下った。それは、当り前だろうと思う。
 
 
私はまず荷物を頂上へ運んだ。それから、ピトンを磯に打ち込み、荷掛けの準備してロッドケースを立てかける。波はまだ上には来ていないが午後からは時化そうだから要注意だな。
今回は、1)ロッドケース、2)バッカン、3)クーラーボックス、としてまとめてみた。
 
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3つになるとまとまりが良く見た目は佳い。しかしながら、一つの荷物が重くなった。帰りはそれぞれ使用して、クーラーボックスが重くなる想定だからまぁ良いか!
 
 

今日のtackle
ロッド:がまかつ グレ競技スペシャルⅢ
リール:ダイワ 3000LBD
ライン:ナイロン 2.5号
ハリス:フロロカーボン 2.5号
ウ キ:財津釣具 ZAXIS ウキ

 
前回同様であるが、ハリスには、ガードハリスを用いて朝の一発に対応する予定。さぁ、釣りの開始だ。海況の方ですが、満潮を過ぎているが上げ潮らしき名残りが動いているように見える。しかし、下げ潮になっているだろうから油断はできない。
 
釣り座であるが、西側からハナレに2名、水道瀬に2名、頂上瀬に1名で私、灯台瀬に2名、東瀬に2名に各自が配置された。灯台の1名が名人らしい。また、東瀬に超常連が1名いるらしい。
 
皆さん、一斉に釣りを開始するが、流石はハナレ!其処が一番に当たる。しかし、バラシタ模様。これから期待が出来るぞっと!
しかし、早々簡単には当たってこない?潮の動きはやはり不安定。沖へ行こうとするが右へ左へとフラフラしている。
 
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手前から始めるが、波っけがあり、仕掛けの安定とラインが磯に絡まり易くなっていた。なので、少し沖目を探る。
仕掛けは、ウキを職人気質SS 0号でハリスを取った分で遊動幅は無しの固定とした。
それで反応が悪ければ、遊動幅を広げることにした。
 
風が強い!北東であるがはずが、どうもおかしい?北西に変わっていないか?
マキエを打ち込むが狙い通りに飛んで行かない。同調を心掛けて仕掛けを入れていく。必ず来る、いつか来る、今か、後か、直ぐかと色々と妄想して楽しんでいた。
すると、モフッとウキが抑え込まれた?かな?位であったがアワセを入れた!竿に乗った良い感じで乗った。強めの引きであるがタメラレル!大きくはないか?慎重に寄せると重量感はあるようだ。姿を見せると結構良型!波に乗せて取り込み成功。
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今が時合いだ!とハリキッテ次へと期待する。
連発は無いが、次も来た!今度は引きも強いぞ!尾長か?左のワレニ入ろうとしている。こらえる・・・ジッとこらえる・・・結構強い・・・重い・・・、ようやく海面を顔を割らせた。口太グレじゃん!しかも良型!
良い感じであり、タモを手にして取り込んだ。
良い引きでありました。
 
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其れから続きがこなくて困っていた。他もアタリは無いようだ。エサも生のオキアミが取られなくなってきた。
しっかりと下げ潮が動き始めているのだろう。これは困りましたね。
 

 
正面の沖目から、手前、右も左も遠投も行うが反応も無くなってしまった。
次第に正面、北西の風が強く吹き荒れて釣り辛くもなってきた。
段々と、皆さんも南側を順々に向きを変えて釣りを転換していた。
 
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私も頑張ったが正面はきつすぎる。そうしている内に、水道瀬の方が南向きで尾長を掛けた。しかも良型じゃないか!私も決心して、南向きに転向した。
彼に様子を聞いていると、沖目に遠投してマキエを撒いていた。ウキを浮かせているが潮の流れが右へと動いていた時にアタリが来たという。沖磯経験が少ないと言っていたが普段の釣りはルアーで励んでいるそうだ。それで私にも解り易く話をしてくれた。
また、左隣に断りを入れて私も再開した。
 
 
下げ潮でも来るか?南も当たるというからどうなるのだろう。
遠投気味に仕掛けを投入すると、背中からの追い風が更に飛ばしてくれる。お陰でラインの変更入らないようだ。
 
マキエは南側どの配置でも入れていることになるので、多くのマキエは必要が無い。だから、拡散していける事に重点を置いてマキエを海面に打ちつけて弾けるように打っていった。仕掛けは同調も良いが、ここではちょいずらし作戦で、活性を上げたクロが居るだろうが、其れを狙わずに遅れて出てくる良型にポイントを絞った。だから、仕掛けの投入のタイミングや位置をわざわざ組み替えた。
その答えは直ぐに出た。
ウキがジワリと馴染んだかと思うと竿先にコツっときた。合わせるとググーっと乗ったが直ぐに外れた!アワセ切れ?喰いが渋い事を考慮するべきだった。それからまた、立て直しに時間がかかるが、小まめに仕掛けの入れ具合とマキエの位置を変えていった。
そうすると、来るのだった!
 
ウキがジンワリと入るが、ここでアワセない。慌てない。
ラインのフケを取り、テンションを少し掛けて、追い喰いをさせた。此処でアワセて引きに返る。良い感じで竿が曲がり突っ込みを見せる。
これはクロだろう!案の定、尾長が来たのだ!
 
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フゥ―、してやったりだった。尾長との接点が、ここで来るとは思わなかったが、思惑通りに喰わせることができて安心した。
 
その後は、掛けても、バリ、バリ、バリ、とバリ天国となった。
 
 
ここで、前半戦終了し後半戦へ続く。
 
アラグレ師 ひろ