チヌ釣れん?

2015年4月12日 日曜日 天候 晴れ
波2M 北東の風 10M 
小潮  満潮13:29  干潮7:51
 
 
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がまかつG杯チヌ宮之浦予選へ参加してきました。支度もばっちりであったのですが、結果は付いてこなかった。そんな厳しい模様どうだったのか?
船は5隻、船内順位性のために船中1位が必然的に予選突破となる。私の船は、宝栄丸13番。
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がまかつテスターがチラホラト!!さすがは、G杯!超強豪がそろっていますね。
そう易々とはいきませんぞ!
 
 

 
開会式を終えて出航。
 
競技時間は6:30-12:30 の6時間
対象はチヌのみ 30㎝以上の5尾以内の総重量
 
 
私は志々岐(ししき)方面に来たようだ。ミャーノコラ、1のハエ、2のハエ、ハナレ等へ
次は、3名上がりますよと 永島名人の声が飛んだ。私の番だ。
私を含めて3名が3のハエに上礁となった。此処は広い!永島名人から「ここは広いですよ。名いっぱい使ってくださいね」という。
 
 
上礁したものの、確かに広い。山口からお越しのM氏。福岡からお越しのF氏と挨拶を交わす。釣り座に関しては、ジャンケンをして勝った者から沖に向かって右から入る。時間は6時間あるので2時間交代の3ラウンド勝負をすることになった。
 
 
右から、
1) 3のハエの御下向き
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2) 3のハエのハナレとの水道
 
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3) 3のハエの先端
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と3カ所に分かれての各エリアを攻略することになった。
 
ジャンケン?私は負けたので、
 
1ラウンドは、6:30-8:30
1)にM氏 2)にF氏 3)に私の順位で釣り座を取った。
 
2ラウンドは、8:30-10:30
1)にF氏 2)に私 3)M
 
3ラウンドは、10:30-12:30
1)に私 2)にM氏 3)にF
 
 
 

さぁ、1ラウンドの開始だ!

 
後ろからハエの先端をかすめてハナレに向かってゆっくりであるが潮は動いているようだ。ワンド内は潮が動かずに仕掛けが立ってしまいベラの猛攻を受ける。
潮の動きに合わせて仕掛けを入れ込んでいくと、バチバチーン!と強烈に当たってくる。やた!と喜びに包まれるもチヌではなくクロであった。
仕切り直して、仕掛けの低層を狙っていく。それでも、当たってくるのは、クロであった。ライン引きや竿引きでも当たってくる。それも尾長!
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何なんだ!クロの活性が良すぎまする。
マキエと合わせていた物の潮に合わせて仕掛けをずらしていく。
それでも、当たるのは、クロであった。しかも良型だから嬉しい。反面、チヌはどこ行ったの?
この時点でマキエを結構使った。
 
1ラウンドは好調にクロを獲って行った。まぁ、お土産には最高だな。
1ラウンド各人チヌは捕獲しなかった。
 
 
 

さぁ、2ラウンドの開始だ!

 
 
ここは、ハナレとの水道と先端からのワンドを狙うことになる。ワンドは、小型のクロに翻弄。エサ取りもワンサカでスズメが多い。こうなれば、ハナレとの水道は底が見えるほど浅いようだが、潮の動きがあるようなので入れてみようか?仕掛けは固定に、浮力はガン玉で殺してラインを張りハリにしてアタリを取るように試みた。
アタリは鮮明に反応した。結構な引きだ!突っ込みつっ込む!ん?突っ込む?そう、ここでもクロに遊ばれました。
 
 
隣のF氏はタモ入れを2回していた。どうやらチヌを掛けたようだ。
丁寧にいなして無理をしないように引いていた。
 
 
 
2ラウンド、チヌなし・・・・。これはまずい。
しかし、MF氏共に1)のポイントは一番掛かりそうな感じがしますよという。
その言葉に期待を掛けて、挑みましょう。
 
 

さぁ、3ラウンドの開始だ!

 
確かに、御下向きで地磯向きは浅くて底も見えて砂地のようだが、沈み瀬が点在し雰囲気はある。しかし、足元から竿1本先にはあまりにも大きすぎる沈み瀬が潜んでいる。ここで「あーだからかぁ。だからF氏はいなして引いていたのか」と納得。この沈み瀬、大きいのであるがその沈み瀬の先が潜んでいそう。掛かれば間違いなく沈み瀬を交わすように、いえ、上部を滑らせて越えないと取り込みは無理でしょう。
 
 
追い風のようだったが空中は風も不安定。ウキの飛行姿勢が安定しなかった。それでも、マキエを打ち返して仕掛けを入れ込んでいく。
さぁ、来い!
 
 
ラインを張り、時には緩め、ウキが沈み始めても送り込みラインがスルっと動いたのを確認してゴン!良い引きだ!でも、沈み瀬は沖で浮上させ取り込む!チョット遊動的に、チョット強引にとメリハリをつけて取り込んだ。
でも、これって・・・・。クロ・・・・。
 
 
その後も、クロ、ベラ、クロ、クロ、ベラ、クロ、クロ、ベラ・・・・。
と変化なし。
 
 
鈎のサイズ、ハリスのサイズ、ウキの大きさ、ハリスの長さなどなど調整を図るものの、かかるのはチヌ意外!!
こうして、3ラウンドも終了。
 

 
 
釣果は、クロ好調でチヌボーズ。キンクも無くチヌのアタリは拾えませんでした。
 
 
回収され、検量へ。検量するチヌはありませんでした。
同じ磯に上礁したF氏、2尾を捕獲し検量へ。
 
 
 
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各渡船の船中2位の総合10位からの発表が!なんと!5位に一緒に上礁したF氏が入賞、しかも予選突破となりました。
「おめでとうございます」
 
せっかくなので、直接インタビューしました。本日の決め手は何でしょう?
F氏「そうですね。カンです」と一言でした。カンですか!勘だけでは釣果を叩き出せませんよ。磯の上でも「交通事故ですよ」と言っていましたね。イエイエ、他に話した事では、「1ラウンドの時にM氏が入っていたポイントに目を付けて、マキエを撒いていた場所を覚えていて、マキエが利いているのを期待して狙いを澄ましていた」と!そうでしょう、目の前だけではなく、周囲の様子も観察して全体像を把握して戦略を練っていたのですね。次のポイントを作成するには全者のマキエが利いていると有利ですよね。其れをしっかりと見ていたのが決め手でしょう。また、運も多少はあると思いますよ。潮の動きだしと御下からの流れとハナレの流れが一致して底潮が動いていた可能性はとても大会時間帯。なので、ポイントを絞って狙いをつけていたのは充分に方法としては佳いでしょう。
 
 
私が3ラウンドで入った時には、潮は2枚潮で表層が風に流され、中間はハナレに引かれ潮になっていました。すっかり、潮に見放されました。それでもマキエを利かせようとしたが、総合優勝した方はバッカン2杯分を撒いていたそうな!まだまだ、未熟者ですバイ。