2017シマノジャパンカップ磯 全国決勝大会

2017年11月17日(前夜祭)18日(三試合、懇親会)19日(二試合、決勝戦)が、長崎五島列島福江島で開催されました。

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全国から24名の強者が結集して来ました。

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中には、昨年の上位からシードとして小谷選手、染矢選手、友松選手、インストラクターの小里選手、平和選手、森井選手、田中選手等々、元チャンピオンを含む顔ぶれが勢揃い。他にもファイナルに数回も訪れている有名な選手ばかりでした。圧倒されながらも、緊張と雰囲気に飲まれそうな勢い。

運命のナンバーは此方。

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ちなみに、写真撮る余裕なかったので、割愛して掲載投稿になります。


規定サイズ無しの七尾までの総重量で、優先権あり。境界線あり、各試合にシマノスタッフが一名審判に付き添い。前半50分、インターバル5分、後半50分、キーパー選別5分、片付け10分が大まかなルール。一試合毎に回収されて港で検量、検量後に次の試合へ移動する。

2017年11月18日【1日目】
▽第一試合▽
対戦相手=染矢選手。
昨年の三位で実力者でかなりの強者です。朝マヅメからの開始。早々に一尾掛けてタモインする際に、タモが柄杓に当たり柄杓が海に落ちるハプニングからスタート。なんとか、柄杓の回収出来たもののペース守れず思うように動けていません。良型のバラシも数回あり、取り込みに持ち込む事が出来ませんでした。
終了一分前に良型を掛けて取り込めたものの、検量結果およそ600グラム程負けました。

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▽第二試合▽
対戦相手=原見選手
平和選手から勝利を取るほどの腕前。しかも棒ウキとドデカイ水中ウキの仕掛け。満潮過ぎて下げ潮になった影響だろうか?グレの反応無く前半終了。後半も残り10分になってから二尾をキーパーする事が出来ました。ここで一勝になりました。

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▽第三試合▽
対戦相手=嶽本選手
気合い充分で四日前からのプラクティスをしているという!しかも関東では、有名でかなりの強豪選手。今回決勝戦の舞台となったテシロのハナレの地に上礁。

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ここでも前半お互いにキーパー無く後半に勝負が持ち込まされた。右奥のワンドの奥から二尾引き出しましたが、終了5分前に上げ潮が嶽本選手側で効いてきて、良型二尾まくり上げられ、負けました。審判に石鯛釣りでは有名な橋本インストラクターのご意見として、しっかり撒き餌との同調をしていたが、潮に恵まれた方の勝利でしたねと温かい御言葉を頂きました。


1日目終了して懇親会で色んな選手や関係スタッフらと親睦を図る事が出来ました。

2017年11月19日【2日目】
▽第四試合▽
対戦相手=冨山選手
ハマフエフキの猛攻に翻弄され、誰かの仕掛けを釣るなど珍しい出来事もあり、ペースを掴めずグレとの距離を詰めきれませんでした。それで前半に冨山選手にキーパーをリードされ後半へ。その後もペース作りきれずお手上げに。グレのタナやアタリを見極めきれず負けました。前日に友松選手が、ハマフエフキを避けて型を伸ばしていた釣り方などを伺いとても参考になりました。ここでも、色んな学びを得ました。

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▽第五試合▽
対戦相手=小松選手
M1のチャンピオンで色んな大会で必ずという程上位へ食い込むキザクラパンサーの生みの親!一週間前に、ヤイバの全国で優勝した強豪。

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前半ワンドの中から数尾のグレを捕獲。後半、潮切れが佳いポイントで掛けていきますが、あまりの良型過ぎてバラシ多発。獲りきれない未熟さと悔しさが身に染みました。リズムを作れないと厳しい。良型を揃えきれず負けました。対戦相手の動向にも把握して、ポイント選定や攻略を掴んで釣り座を交代するとキーパーの入れ替えが出来る事になりそうでした。集中するのは大事ですが、視野を広げる事も大切な面が在ることを学べました。



港へ戻り、昼食後に決勝戦へ。決勝に残ったのは、インストラクターの田中選手と若干二十歳という幸喜選手。決勝に向かう船に同席させて頂き、真剣で緊張ある姿を確認しました。この場での精神統一や集中力の高めようは、ハンパナイですよ。



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さて、決勝戦はテシロのハナレの地でした。此処は第三試合の時の磯。私は、苦労したのでどのような展開になるのか楽しみに観戦。しかも周囲には名手が沢山居ますのでリアルタイムで解説も聞かれました。より一層釣りやポイント技等を見張るように学べました。

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今まさに日本一が決まる瞬間に立ち会えた事に感動しました。
後半残り一分の展開にはハラハラしましたが、田中選手の落ち着いたやり取りはもう圧巻。



そして、終了のホーンが鳴り響きました。港に戻り検量、そして田中選手の優勝が確定されました。

優勝された、田中選手おめでとうございます。

勝戦って、もう凄いの一言。シビレマシタ。

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上位の表彰式が行われシマノジャパンカップが幕を閉じました。

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開催から閉会に至るまで、シマノスタッフ、五島市、三隻の船長、全国から結集した選手ら、前夜祭から決勝当日まで本当にありがとうございました。
釣り人生の中であり得ない程の経験させて頂きました。
宮井選手には、何度も連絡させて頂きアドバイスやサポートまで大変助かりました。また波多江選手も釣り練習のお付き合いや飛行機の搭乗や現地での動きなど多くのアドバイスを頂きました。それが安心出来る事になり大変助かりました。さらには、ジャパンカップを通じて新しく釣り友が増えました。



さあ、次から気持ちを切り替えてファイナルを目指します。

感動と経験させて頂いたシマノジャパンカップに感謝の気持ちを込めて。


ひろ