鶴見 / スナフキン釣行

2012年10月3日 水曜日 天候快晴。中潮 満潮9:54、干潮15:55.北東の風16M、波2M→2.5Mウネリを伴うであった。
 
 
いつもは長崎県へ行くのだが今回は違いました。たまにはアウェイへ乗り込もうかと!?それで選択したのは大分県鶴見半島である。こちらの方面はなかなか行く機会が無かったが同行してくれた仲間がいたから成立したのだ。
今度のメンバーは チーム アラグレの “ タケチャン ”と 新規メンバーでもある“ ミッチー ”との釣行でした。
 
不慣れな場所になるためにタケチャンから大分県鶴見情報をリサーチしてもらい 渡船はみや丸さんにお願いすることにした。初めての利用となったのだ。
 
支度をしていつものように夜中に集合!それから釣り談義をしながら向かうのである。道中も楽しみながらいつの間に釣具店へ到着し本日の撒き餌を購入した。
 
撒き餌レシピ
  オキアミ3角
  マルキューV9徳用 1袋
  マルキューV10  1袋
  パン粉 2kg
 
港に到着し少々アクシデントがあるものの夜明け前に出航することができた。鶴見半島をグルッと回った磯に上礁した。
 
まず始めたのは最近ハマっているエギング!磯の裏側で水道側を狙うとドン!ッと乗ってくる。心地よい重さを感じていると逆噴射で引きも味わえた。これが私的に嬉しいサイズであった。
 
 
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その後は夜明けのルアーを試しに引いてみるが反応なくあえなく終了。
 
 
フカセは表側の本流筋をタケチャンが狙っている。
 
裏側の水道ではミッチーが瀬際を狙っている。そんな中最初にミッチーが掛けた!
瀬際の攻防を制したのは、何と魚でした。道糸からブッツリと切られていた。残念そうであったが仕切り直していた。その後再開するとサンバソウ(石鯛の子供)を釣った。石鯛は初めての獲物らしく嬉しそうだった。
 
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本日のtackle
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:ダイワ tournament iso z 2500
ライン:サンライン マスラード 2
ハリス:サンライン blackstream 2
ウ キ:ZAXIS 職人気質 SS

 
私も水道側でフカセをセットしてクロを狙うも反応なし。表側でタケチャンが強烈な引きでハエ根に潜りこまれ道糸からブッツリとやられた。良型が乱舞していたという。これを聞いては放ってはおけない。表側でチャレンジする。
 
 
放流筋を前にして足元から引き込まれる潮を丹念に探る。するとすぐに反応を見せた。竿がグングンと引きこまれるが胴のパワーで受け止めてタメを利かせる。ハエに向かうのを阻止し逆へと誘導する。観念して上がってきたら、海中でギラギラと光っている・・・、嫌な予感・・・ダンダント引きも突っ込みが無くなってきたような気がしてきた。そう、白色のイスズミであった。これがクロなら嬉しいのに、残念である。
それからも、イスズミは連発して掛かってくる。
そうこうしている内に、ミッチーも表側の先端へ入ってきた。そこでドーンと竿を引きこまれている。
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ウキが入ったのでアワセたらとんでもないのが掛かってしまったと云う。竿でタメルもハエ根に潜られたようだ。我慢をしていたが観念したのはミッチーであった。残念である。
 
 
私はあまりにクロの反応がいまいちだったので仕掛け交換を行った。
 

2回目のtackle
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ 1-50
リール:ダイワ tournament iso z 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.75
ハリス:サンライン blackstream 1.5
ウ キ:ZAXIS 職人気質 彩2B、SS0号

 
 
 
ウキは0号から開始していたが、反応が無く半遊動沈めでも今一つ。彩の2Bでタナを固定すると尾長を釣りあげに成功した。
タナを一定に保つと良かったのか?それでも、連続することが無くどうするか?と自問自答していた。
そこで、最初に戻って0号から再開した。今度は、ハリスを10M取り仕掛け全体をハリスに任せることにした。
仕掛けが馴染むとコツコツとアタリ、でも掛からない。エサを取られている。これはもしかすると?その次の仕掛け投入。仕掛けが馴染んだ、ウキがスパーっと一瞬で視界から消え去った。その直後に強烈なライン引きが襲ってきた。タイミングをみてアワセを入れる。しかし、相手が強くてグイグイ引かれ竿でタメを利かせていると、パーンと乾いた爆発音が周囲に響き渡った。一瞬竿が折れた?と竿先を見るのが怖かったが、なんと、ラインが破断した。
タケチャンもミッチーもビックリした表情で私の様子を眺めていた。
 
 
パターンが分かってきたような気がした。そんな時に船の見回り。ウネリが大きくなっているので瀬代わりとなった。実は太平洋の小笠原諸島には台風19号が居座っていたのだ。はるか遠くだがその影響は大分まで届いているからその勢力や自然の脅威には驚かされる。
 
 
 
次に移った磯は、港の目前にある島の南東であった。足場は高いが3人並ぶと狭く感じる。しかし、仲良く3人並んで話をしながら糸を垂れるスナフキンみたいで良いねと笑った。
 
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足元の魚の反応はコガネスズメタイとフグ系統。その下にマキエが効いてくるとクロが姿を見せた。隣の磯では手のひらのクロが時折掛かっている。
さて、どうやって攻略するか?
先程のパターンを使うことにした。0号ウキ+10Mのハリス+ガン玉小を1個。足元にしっかりと撒き餌を利かせエサ取りを足止めする。沖目に1杯本命撒き餌を入れ込む。その上に仕掛けを投入。仕掛けが馴染むのを待ち追い打ち撒き餌を1杯投入。すると、グーンとウキが吸い込まれクロを掛ける。その後も連続してかかる。パターンが合致するとこうも掛かるものなんだな。
 
 
 
 
ハリスを10M取ることは別に普通の釣り方である。この時の状況を考えると北東の風が異常に強くて竿も曲がりっぱなしでアタリすらとれない。足場が高くて竿先から海面までやや距離がありラインが風に取られてしまう。仕掛けを重くするとフグ系統にカジラレて仕掛けが傷ついていた。それならば、軽い仕掛けを安定させ風の影響を少なくすることにしたら良い!がハリスを10M取ることだった。ハリスはフロロカーボン素材なのでその比重を利用して張りと安定感を持たせたのである。
 
 
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タケチャンとミッチーも同様の仕掛けを組み直しクロを掛けていった。
夕マヅメに浅い棚を流していくと強烈な引きに見舞われるが、悔しいながら針外れ。ドラグも鳴り響いていただけに良型とわかり残念であった。
 
 
 
楽しい時間を経過するのが早く納竿時間を迎えた。
 
 
 
 
私の釣果であるが、クロをおすそ分けして自宅で頂く分を確保した。意外と丁度良かったりする。
 
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☆彡  初めての磯は緊張するがワクワクして気分が高まる。また、同行者が二人も居て楽しいことこの上ない。クロの反応を探すのに苦労して鶴見のクロは難しいがテクニカルでとても面白い。3人とも強烈なバラシを演じて(合計5回)鶴見の計り知れない未知数を感じた。
 
 
☆彡  朝からアクシデントが発生しましたが、無事に帰港することができました。みや丸の船長当日はお世話になりありがとうございました。また、リベンジと言い訪れたい場所であったので次のご利用の際にもよろしくお願いします。また、同行してくれたタケチャンとミッチーありがとう。また、行きましょうね。
 
 
 
 
チーム アラグレ 会長 ひろ