寒クロ最終戦！！ ： 串島

２０１３年３月１２日、火曜日。天候晴れ、大潮、満潮　干潮　、波１．５⇒２．５Ｍ、南東の風９Ｍ。

 

 

まもなく、寒クロも終了となりチヌの季節がやってきたところでしょう。桜の開花宣言も出されました。とにかく暖かい。もう、春がすぐ其処までやって来ているのですね、そう感じる一日であった。また、前日に、南九州でＭ５の地震が起こっていた。今回の釣行はどうなるやらですバイ！

 

 

 

いつもお世話になっている丸宮釣センターの海鯱にて出航ですよ。

 

同行してくれたのは、チームアラグレメンバーのタケチャン！！

今日は二人して、クロを釣りまくりましょうね！！

 

 

 

船長と挨拶をして道具を船に乗せる。上五島は釣る人は釣るようだが、めぼしさが足らない。イサキも混じっているという。今回は底物の釣り人も一緒なので中五島まで走るらしい。磯の場所は船長にお任せしますね。

船のエンジンがスローダウンしたところで、底物師を磯へ上げていきます。それから私達の出番。まだ辺りは暗いが、串島の灯台下という磯に上礁となった。タケチャンを北に降ろし、そのすぐ南に私が上礁することになった。

 

 

本日のｔａｃｋｌｅ。

ロッド：がまかつ　アルマ　１．２５－５０

リール：ダイワＬＢＤ　２５００

ライン：サンライン　マスラード　２号

ハリス：サンライン　ｂｌａｃｋ　２－１．５号

ウ　キ：ＺＡＸＩＳ　ＳＳ、ｍｅｄｉｕｍ

 

 

 

 

 

磯の状況は、右奥手にタケチャンの磯。左手奥は灯台下のワンドになっている。船着きで釣りを開始とした。

 

 

 

 

 

 

ウキはＺＡＸＩＳ職人気質ＳＳ　Ｇ５から開始する。

初めての磯なので、いつもの仕掛け、というわけにもいかない。タナも何も分からないので、全遊動仕掛けでＧ５のガンタッチを負荷として装着し上層からゆっくりと下層へ流し込む作戦とした。

 

マキエを撒くと反応なし。しばらくしても反応なし。朝マヅメが来たがそれでも反応なし。

うーん・・・・・・・・・・・。これは困った。

 

マキエに反応したのはスズメタイの大群であった。海水は触ると温かい。まだ、上げ潮が効いているのか？スズメダイの帯から外すように仕掛けを投入し本命マキエを少量打ち込む。

 

仕掛けが安定し流れ込むとウキが吸い込まれた！アタリだ！引きを軽くあしらいあげたのは口太クロであった。これは嬉しい。これでボウズ逃れとなった。しかも、タナもある程度目途がついた、と、そう思ったが問屋は行かなかった。思うようにはいかないのが自然相手であるということであった。タナを把握しても変化に対応できなければただの勘違いである。

 

そう、次へと繋がらないのだ。全遊動から半遊動へと変更し、タナを上げ下げしてクロの居る位置を見つ

け直した。それで、数尾捕獲することが出来たのだ。

クロの型が伸びなくなった。愕然と小さくなり始めとうとう、掌を下回ることになるとは・・・・トホホホ・・・。

 

 

 

 

 

時間的にも満潮を過ぎてクロの反応も良くない。船長が連絡をしてきたが、天候が南からの風が強くなる可能性があるという。回収が早くなるかもしれないと宣告された。瀬代わりはせずに健闘することになった。

 

 

 

何かをしなくてはいけない。仕掛けの変更でウキをＺＡＸＩＳ　ｍｅｄｉｕｍにした。潮の動きは鮮明で無いが沖目に流れるすぎを見つけた。其処まで遠投し、マキエを大量に撒いた。仕掛けが安定し、その直後！！ウキが海中へ消えた！

来た！クロだ！タモ入れに成功したのは良型でキロクラスの口太クロであった。ここで５尾捕獲しホッとした。

 

 

その後も、単発ながらアタリを取りつつもクロを捕獲していく。尾長が多くなり始め型も落ちてきた。場所を変えたいが風も強くなり場所も無くなりそうだった。

 

 

 

 

仕掛けを送り込み過ぎるとベラが喰い付いている。仕掛けは出来るだけ軽くしてゆっくりと落とした方が良かった。付け餌はオキアミの生も良いが、加工エサの方がエサ持ち良く、喰いのへ影響は差が無かった。ムキミは忘れていたのでわからない。ただ、鈎には装着の際は小さくエサをつける方が良かったような気がしたな。

 

 

 

 

天候の影響もあり早めに回収され、13時には五島列島を後にした。

最終的にはクロを狙い定めていった今回の釣果がこれだ！

 

 

 

タケチャンも、好調であった。バラシも数発あったという。私にはバラシに値する者が無く、残念であるがタケチャンはそれでもこれだけの釣果を納めているのだ！！素晴らしい釣果に見事ですバイ！

 

 

 

 

 

☆彡　　寒クロ終了といったところでしょうか。抱卵と白子もちの個体もありました。こらから産卵で次世代のクロが誕生することでしょう。アタリはウキで取れたのですが、タイミングをとらえることが難しく途中で鈎外れなんてことがありました。この掛け合わせが難しいのだが、面白かったな。また、緊張あるこの寒クロ釣りを来年楽しみたいですね。

 

 

☆彡　　今回は大型のクロは引き出せなかった。しかし、数は其れなりに上がっていたな。磯の選択をした船長に感謝ですね。もう少し時間と猶予があればと後ろ髪を引かれる思いであったが、天候を考えると安全釣行が一番大事なことなので船長の判断には従うことが大切ですね。釣りはまた行けるから。同行してくれたタケチャンへ、ありがとう。また一緒に釣りをしていきましょうね。甑島釣行を楽しみにしていますよ。ソロソロ、チヌ釣りの支度をしなくては！！

 

 

チーム　アラグレ　会長　ひろ