上阿値賀 : 西の瀬

2013年3月30日 土曜日 、 中潮 満潮  干潮  。天候晴れ、北東の風10M、波2.5M。
 
3月も下旬となり暖かな陽気に包まれるようになった。桜も満開を迎え今が花見時だ!しかし、私の場合は釣りの虫がムズムズするのだ。そうしている内に車に道具を載せて港へ向かうことになった。
途中、伊万里のまるきんで磯遊び人さんを見かけたような?気がした。男女群島へ向かっているのだろうか?
私は、いつもながらに長崎県平戸市宮之浦!釣り道場で鍛練を積むことにしたのだ。
 
港に4時過ぎに到着するとすでに船が出て行っていた。寄港した船長に挨拶するともう少し様子を見てから出航しようか?と言われ、いったん仮眠することにした。
船長から起こされて6時前。ちょうど東の空が明るくなる直前であった。これから白んでくるんだろうなと思いながら船に荷物を載せた。
 
出航後、船客を磯へ上げた後にどこへ行くね?と言われた。今回はチヌ狙いなのでフカセ釣りができる場所でお願いした。
 
すると、向かって行ったのは 阿値賀方面!これはチヌの宝庫かも知れないと期待がはらんだ。
 
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風が強くウネリと波が収まらないようだ。上礁したのは 上阿値賀の西の瀬 に来たのだ。少しだけ上阿値賀から離れている。この微妙な距離感が釣果に結びつくのだろうか?
その付け根には、他船が釣り人を4名ほど上礁させていた。
 
マキエを作成しタックルとを組む
 
マキエは沖アミ1角 マルキューV9 マルキューV9SPを混合させて麦を多めに配合した。
 

本日のtackle。
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ 1-50
リール:ダイワLBD 2500
ライン:サンライン マスラード 1.6号
ハリス:サンライン ブラックストリーム 1.5号

 
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磯際には上げ潮だろうか?沖に向かい左側から激しい潮流が押し寄せてきている。その先には、右の西のハナに向かっている。足下には大きめの沈み瀬が一つ入っている。まだ頭を出しているので注意をしないとラインが引っかかりそうだ。潮が満ちれば問題なさそうなのだが。
タナの選定が分からなかったので、始めは竿1本ちょっと取り 半遊動仕掛けから開始した。
 
付けエサもとられずに居たのでタナを深くしていく。2本を超えたアタリから付けエサが囓られる。次にアタリを見せた!
でも、難なく上がってきたのはメバルちゃん!可愛いので嬉しいですね。海にも春が来たかな?
 
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潮流が増して,タナも不明瞭になってきたので仕掛けを変更した。半遊動から全遊動としてウキをZAXIS SS0号をセットした。これにガンタッチをG5を装着し、潮流に負けないように張りを持たせるようにした。
 
 
 
先打ちマキエをたっぷりと撒いて、足下から仕掛けを馴染ませる。流れに乗る頃には仕掛けが入り込むように操作した。潮流の端のよどみながらも流れるポイントを丹念に探りを入れる。
コン!
何か当たったかな?
仕掛けを回収すると、ハリスがキンクした。これはチヌが居るな?
もう一度仕掛けを送り込んだ。
コン!
アタリが来た!
でも、慌てずに食い込むのを待った。ラインが少しでてから遅アワセを入れる。潮流に引かれながらも引きを感じさせる。ゆっくりじんわりと寄せてくる。ギラ!っと光った。間違いないチヌだ!
足下の沈み瀬を回り込むように遊動しタモ入れした。
 
立派なチヌの捕獲に成功した。
 
こうして、よどみで3尾、足下を集中して4尾のチヌを捕獲することができたのだ。
 
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☆彡  今回の釣行では、仕掛けを選択することを迷った。喰い優先で全遊動にするのか、タナをキープした攻めの釣りで半遊動でしていくのか?と。しかし、結果からすると、どちらも施してみてドッチが良いとは言えない。それでも、答えを出すことができて良かった。条件に合わせて試行錯誤していくことも大変重要なファクターであることが言える。アタリが出だしてからはワクワク感を抑えきれなかったが、一尾顔を出してくれてホッと安心したな。これからは、ポツリポツリと拾いながらではあったがチヌが微笑んでくれて楽しむことができました。
 
☆彡  こうして捕獲に成功したチヌ達は私の手によって、刺身・・ナメロウ・・煮付けなどに早変わりしたのであった。個体によっては白子や卵を抱卵していた。ホントっ乗っ込みの時期ですね。次も御チヌ様が微笑んでくれると良いな!
 
アラグレ師 ひろ