尾長との接点 : 其弐

2013年6月12日水曜日、天候快晴、中潮 満潮10:30、干潮4;43 波1.5M 南西の風5M
 
 
台風3号が太平洋沖を活動している中に梅雨の晴れ間が続く。今のうちに釣りに行くでしょう!ということで同行してくれたのは、同メンバーのタケチャンでした。
 
 
そのタケチャンは最近は忙しいらしく釣りも行けず・・・、でも今回は2連ちゃんでの釣行予定という。前日に宮之
浦入りしてフカセは撃沈した模様。釣り道場宮之浦の洗礼を浴びてきたようですね。ひと休憩後に私と合流し、いざ出発!
 
 
向かった先は、沖ノ平瀬を目指す。そういえば、最近はここへよく向かうような?この時期しか無い尾長との接点を求めているのでしょう。船長からも6月いっぱいが見込みだろうと言うことであった。しかし、自然相手なので行かないとわからないところも正直なところですね。
 
 
予約していた沖アミをカメや釣り具で購入し港へ到着。港では船客が待っていた。近隣からお越しのご夫婦さん。本日は口ノ瀬に上がるらしい。私たち二人はもちろん平瀬本島である。
 
 
出航 4:30 、納竿予定は15:00 となった。
 
 
 
沖ノ平瀬に上礁後、周囲の観察から始める。沖向きはうねりを伴っている。台風の影響だろう。干潮を過ぎているが、潮の動きはゆっくりと右方向へと流れている。まだ、下げ潮が動いているのか?
荷物を高場にあげて支度を始める。満潮時にはうねりで荷物が流される可能性もあるためにロープ固定とした。
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本日のtackle。
ロッド:がまかつ アテンダー 1。5-53
リール:ダイワ 3000LBD
ライン:セミサスペンド 2号
ハリス:フロロカーボン 1.75-2.5号
ウ キ:ZAXIS Medium(高重心)、GZ(低重心)

 
 
とうとう、釣り開始だ!平瀬にはタケチャンと二人だけなので自由に釣り座を構えることができる。タケチャンがハナレとの水道を狙う。私は中央付近に陣とった。海況は、潮の流れはゆっくりと右方向へ。沖に流れる本命潮は無いようだ。潮目も見当たらない。撒き餌を撒くとエサ取りはスズメダイが少々見かける。それほど多くはないようだ。鰯の群れが入ってきているようだ。時々キラキラと光っていた。
 
 
朝マヅメ、期待する。
 
しかし、海からの生体反応は返ってこない。そこでタケチャンが掛けた!水道側は流れを掴んでいるのか!マヅメ早々から良型の尾長を掛けていた!!
「やりますねー!」  昨日の宮之浦からの撃沈が一気によみがえり活気を取り戻していた!
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次は私も!と気持ち高ぶるが期待とは裏腹に付けエサもとられないことになった。タケチャンは尾長を3尾ゲットンしその後はアカハタを捕獲したくらいであった。タケチャンもアタリが遠のき、釣り座を中央寄りに変更した。
どうも調子を取り戻せない。
 
海の状態はさらに潮の流れが無くなりユターッとしている。撒き餌に群がるのはイワシばかりで沖の方で青物が沸き始めた!こうなれば、青物はヤズだろうか?その正体を明かそうとルアーを振った!しかし、距離が足らないようだ。あきらめてフカセに戻る。
 
 
それでも、撒き餌が利いてくるとまた沖目でボイルが始まる。タイミングを計りながらルアーを投入!ドーン!「掛かった!」でも、引きはそれほど強くはないようだ。取り込むと何と!オオモンハタであった。
 
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これは美味しい御馳走にありついた。うれしいお土産に笑みが漏れる。
 
 
さらに、ルアーを投入!また、ドドーンっとアタリだ!今度は抵抗する力が強い!引く引く!!沈み瀬に向かって遠慮なく突進していくのを竿でいなしながら誘導してくると、ギラギラ光った良型の青物は観念した。
 
 
取り込んだの、3㎏超えのハガツオであった。連続してうれしいお土産ができて、さらにニンマリと微笑んだ。
こんなに大型のハガツオが回遊していると尾長もクロも出てこないだろうな。「ナーンテ思っていた」
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そんなことを気にせずにフカセするタケチャンは中央の釣り座で元気なクロを掛けていた。アテンダーⅡが良い感じで曲がっていますね。
 
 
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私のフカセは・・・・・・・無風快晴による暑さに負けてしまい気力が上がらずに汗だくだく状態で流れる汗が目に入り染みて開眼できない状態であった。水分補給を適宜・・・・結構頻繁に行い脱水は避けなければと休息が多くなっていた。
 
そんな様子で満潮が近くなり、うねりも這い上がってきて荷物がやばそうになるので一時釣りを中断した。
今のうちに昼食を食べた。食事は暑さで食欲が落ちやすいのでそうめんをいただいた。つるつるして食べやすいですね。

 
満潮を過ぎると潮が下げてくるが、潮流には変化がなく片潮になっている。流れる方向は右のみ。潮流が利いていないために魚の活性も上がらないようだ。活性が上がっているのは大型のイスズミと青くてきれいな熱帯魚系のみであった。
 
昼頃になると風が北寄りに変わり暑さに対抗できるようになった。しかし、真正面から来る向かい風。釣りにくい。釣り座を裏に変えるも、型が小さすぎる。やはり、正面で釣りをすることになる。撒き餌を堅めに調整し、遠投が利くように作り替えた。
 
ウキもGzに変更した。遠投をしながら沖目を狙う。潮が一瞬左方向へと流れが変わった。その時にアタリがきた!ウキはシュンット消え去りラインが一気に放出される。遅アワセとなったが竿には乗った。尾長だ!引きが強いが竿の胴で受け止める。さらに二度目の締め込みが襲いかかってきた!胴で受けていたがテンションがなくなった。ハリスの途中から切られていた。
 
 
今の潮を釣ろうと、仕掛けを作り替える。ウキをMediumにして、タナは浅めを意識した。
撒き餌もきいているのだろう、即アタリを見せた!きたきた!ここで尾長を3尾掛け、捕獲に成功した。
潮の流れがまた右に戻った。流れが変わると喰いが立つが、落ちるのも早い。グレは潮を釣れとはよく言ったものだ。
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そうしているうちに納竿となり、片付けを始める。
 
 
 
 
 
☆彡  今回の釣行にはタケチャンに同伴してもらった。尾長との接点を見つけるにはやはり磯へ通うことは必須ですね。でも、今回のように潮が利いていないと難しさは倍増した、また、それがおもしろいのですけれどもね。久しぶりに同伴したのだが、元気そうにしていたので何よりですよ。釣りはともあれ道中などもお話ができてさらに楽しくなりました。ありがとうございました、また釣りに行きましょうね。
 
 
☆彡  釣果は、尾長3尾・・・もう少し上がると思ったのだが、潮に恵まれなかった。口ノ瀬では激流でクロを数枚仕留めていたという。私は本命の尾長なので後は型が上がるとグッドって所でしょう。バラシガ一度あったが惜しかった。あの引きだとキロ超えの手応えだったのにな、残念。アワセのタイミングを修行しなくては!そういえが、青物の正体が分かって良かったかもしれない。ハガツオ・・・・美味しかったな。ハタ系も美味ですね。こうして、磯に行くと自然の恵みをいただけるの釣りって楽しいなと感じる。スキルアップを図りながらも自然を満喫する遊びは最高デスバイ!沖ノ平瀬に向かいたいが次は宮之浦だな。
 
 
 
 
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スーパー贅沢なことに、ハタのお造りとハガツオの刺身で盛り上げてみた。
 
どちらも絶品でしたね。
 
ハタは、モッチリ感があり、うまみ成分たっぷりと云ったところでしょうか。お造りは初めての挑戦でいまいちかもしれませんが、それでも盛り付ける作業が楽しかったですよ。
 
ハガツオは、そのまんまカツオ本来の旨みと旬な脂の甘みが溶け込みあっていた。
 
こうして、海の幸をご賞味できて最高ですね。
 
 
また、また、釣りに行きたいですね!
 
やっぱり釣りは最高ですバイ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チームアラグレ  会長 ひろ