2014年尾長との接点 : 其之伍

2014年7月18日 金曜日 天候晴れ 
小潮 満潮12:36 干潮 6:30
波1.5Mウネリを伴う 南西の風 穏やか
 
 
梅雨クロ真っ最中の時には所用が続いて釣りどころでは無くなっていた。いつの間にか梅雨も明け始めていた。此のまま梅雨明けてしまうのではないか?九州南部は梅雨明けをしたがまだ北部は明けていない。もう、時期的には梅雨明け直前のために梅雨クロ最終でしょう
 
 
 
そんな時にさてどこへ行こうか?時間的な余裕が無く、夕方には自宅へ戻らないといけない。なので、午前中勝負が出来る場所を選択しなければならない。宮之浦?壱岐?長崎南部?迷ったが、南部へと決まった。船長へ連絡を入れると午前中での納竿も可能と云う。納竿予定を13時とした。釣りものを尋ねると、ウネリがひどくて出航できないままであるが、先日は2キロクラスが上がっており、今時期イサキが喰い始めているという。
夏に旬を迎えるイサキは格別だ!其れを聞くとますます意欲が湧いてきた。
 
 
出航時間は5時、港へ向かう事となった。カメヤ釣り具へエサの予約を入れてスタンバイする。
 
 
 
港に到着すると、まだ誰も来ていない。しばしの仮眠と車で取る。
430頃になると隣に車がやってきた。ソロソロ支度をしましょうか
 
 
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本日の釣行は、香洋丸で伊王島の沖ノ平瀬に突撃である。
 
道具類はこのようにまとめた。
1)ロッドケース。竿を2本収納
2)メイン40センチバッカン
3)クーラーボックス
簡単であるが、色々なものは運ぶと大変なのでこの位がちょうど良い。
 
 
他に釣り客はおらず、私を含めて3名での出航となった。2名はハナレの予約をしているようであったがウネリの状況を確かめてからと云う事であった。案の定、ウネリはひどく干潮を控えているにもかかわらず、ハナレの半分が被っていた。満潮時は恐ろしいですね。
こうして、沖ノ平瀬には3名での上礁となった。
 
 
平瀬は干潮時は広いが満潮時になると狭くなる。しかし、3名なので各自が各々好きなところへ入ることが可能。
 
 
二名は中央から東磯を選択、私は水道から中央付近とした。上礁時は干潮前なので下げ潮が動いていると思われるが、潮の動きはゆったりと左流れ。
 
 

今日のtackle
ロッド:がまかつ グレ競技スペシャルⅢ
リール:ダイワ 2500LBD
ライン:ナイロン 2号
ハリス:フロロカーボン 2.5号
ウ キ: ザクシス SS  Gz  Medium 

 
 
 
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早速、釣り開始だ。本日は、ザクシス SS 0号でスタートした。緩めの潮に馴染ませることに意識を集中。タナはハリス分の2ヒロちょっと。これで様子を見てから変更を考えていこう。
 
 
仕掛けが馴染み、潮に乗るもあまり流れていない。マキエに群がっている反応はあるので状態としては良いだろう。初めにかかったのは、バリである。表層には茶色の大群が湧いている、アジゴだ!しかし、付け餌が取られるようなことはなく交わすことは容易であった。なので、マキエ分離をするまでも無い。ただし、生のオキアミだと喰われるようなので注意が必要だ。そして、朝マヅメにライン引きでバシーンと弾けるような待望のアタリを捕らえた。
最初の引きは強いが直ぐに引き寄せる事が出来た。
 
綺麗な魚体をしたイサキだ!型もまぁまぁ良いではないか!しかも、旨そう!
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それから、イサキのアタリを捕らえるも引き寄せる途中で竿先が宙を舞う。そう、針外れを連発しているのだ。鈎のサイズが合わない?引き寄せが強すぎるか?いずれにしても掛かりが悪いことだ。こうして、ミスミス数尾のイサキを逃してしまった。もったいないが、必要な分は捕獲出来ているので善しとしよう。
 
 
 
期待していたイサキは捕獲成功したが、尾長はまだアタリと取る事が出来ない。海面には湧きが起こっているほどで、タナが浅いにもかかわらずイサキが当たるので、おもいっきりタナを浅めに替えて云った。すると、ウキがかろうじて抑え込まれるような感じでアタリを取る事が出来た。アワセを入れると、意外にも引き強いではないか!手前に来ると、海溝の割れに向かって遠慮なく鋭い突っ込みを見せる。それを交わして交わして、ようやく取り込むと、尾長ではないか!
思わず、ニンマリしてしまった。
 
 
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その後も、タナを微調整しながら尾長を拾っていく。
 
 
 
 
 
 
しかし、釣りを続けていくにしても体力が必要だ。暑いし、風ないし。汗が噴き出る様に流れている。帽子のつばに汗が滴り、ポタポタト流れ落ちて云っている。この日水分量として約3リットルを飲水したがそれでも、足らないほどであった。外の仕事はしないので暑さは堪えました。
 
 
 
 
朝のうちの干潮であったが、引き潮が9時過ぎまで続くという状況になっていた。そのためになかなか上げ潮が動かずにようやく、11時を過ぎるとそれらしい動きを見せるが殆ど動きを見せずに本来の流れは付いてこず湖での釣りを強いられた。
この時、別の磯では潮流が程良く合っていたらしいが平瀬には、その流れは来ていなかった。
 
 
でも、来る時はやってくるのですよ。
 
上げ潮が少し右流れになったかな?と云う所で、ウネリがひどくなり、道具が流される?と云うくらいの勢いが付き、足場の安全確保が必要な時に来たのである。
 
ウネリが強くなって潮乗りに安定感が無くなっていたので、ザクシス Gz に変更していた。潮にガッチリと喰らい付いていたが、そのウキが前触れも無く、瞬間移動して視界から消え去ったのだった。このアタリは間違いなく尾長!しかも良型である。
アワセを入れるとガシッと竿が弓なりになった。やつに先手を取れれていたので、私の動きは後手後手としていた。それでも、割れに遠慮なく突っ込んでいくやつに対して、磯に触れない様に角度をつけながら突っ込みに耐えていた。その突っ込みも2度やられたが、何とかかわし、海面近くに浮上させる事が出来た。間違いなく、尾長だ!しかも良型!45㎝あるっちゃないと!!後は、取り込みだけだ。割れから移動していると、竿の角度が付き過ぎたせいだろう・・・・ブッチッと切れた・・・・・・・。
「ゲゲッゲェェ――!!!!!!!」其れは無いだろう。バラシをやってしまった。
 
 
切れたのは、鈎付近。エラに当たったような状況でした。非常に残念なのがし悔しいが仕方ない。
 
 
 
 
この後に、アタリを捕らえることなく納竿を迎えた。
 
 
本日の釣果はこれだ!
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イサキ、尾長と云った夏の旬を迎えている魚達である。半日でこれだけの釣果なら満足でしょう。
 
 
 
☆彡  梅雨クロの最終を迎える事が出来て嬉しかった。6月から7月に掛けて忙しい毎日が続いて釣りどころでは無くなっていた。でも、こうしてリフレッシュする事が出来て釣りの気分転換差は私にとっては欠かせないものと痛感した。今後もこうして釣りを堪能して楽しみたい。
 
 
☆彡  船長から云われた「磯の場所はあそこを狙っているね。水道や他はしないの?」私的には、まだまだ狙うべき事が残っているので練習をくり変えていると話した。経験値を伸ばしていける様に努力する事は良い事。沖ノ平瀬はその答えを見せてくれる。今回もタナを合わせないと喰いを見せないという状況を掴むまでに時間を要したが、クロ釣りにとっては必要な事だ。今回も色々と勉強になったな。それにしても、磯の上は半端なく暑いですよ。水分補給はもちろん、冷タオルや熱中症対策は十分過ぎるほど整える事をお勧めします。また、夜釣りに行くのも良いでしょう。また、自然を楽しみながら釣りをしていこう。
 
 
 


 
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今回の釣行は、特別。病に健闘し最終的に息を引き取った父への感謝の気持ちと釣りを好きだった父、魚が好きだった父へ、献杯で捧げることにした。
 
 
 
 
ひろ
 
 
 
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