2017年沖ノ平瀬:其之弐

2017年2月7日、水曜日
天候 曇り時々晴れ 
波高 2,5M→1,5M
風向 北東 8M
潮流 若潮
満潮 6:05 干潮11:51


今度も沖ノ平瀬へ挑戦。2月に入り流石に時化模様ばかり。
最強寒波の来襲も避けられません。そんな或る日に、チャンス到来?
毎回予約しても平日すら取れない程人気に。天候によって上礁出来ずに見送りなんかも多い季節。
当日も波も高く、強風注意報在りながらも天候変化を信じることに。幸いにも上礁と釣りの展開が出来た一日でした。上礁に関しては、船長と要相談で安全性を考慮してくださいね。



荷物はコンパクトにまとめましょう。ロッドケース、バッカン一個、クーラーボックスのみで。



出航 645
納竿 1700

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沖ノ平瀬へ五名でした。上礁。私は、先日から続く体調不良を考慮してミッチーと同行しており、私らグループは二名。別グループが三名であり、上礁後は釣り座選択で恒例ジャンケンを。しかし、お譲りという事を受けてジャンケンなくして水道を選択する事に。


当日の三名の方々、場所を頂きありがとうございました。
沖ノ平瀬の状況、水道向き、本島向きといづれも好チャンス在りますよ。
本島向きは、当日50センチに迫る良型が上がっていました。数型ともに充実。



前回からの忘れ物を穫るべくミッチーの希望優先で水道へ。
釣り開始時間は、既に7時を過ぎていました。海況は、満潮後で下げ潮に。海水冷たく、南へ動いているかな?多分なくらい明確な潮の動きはナッシング。


撒き餌を入れても誰も来てくれません。それでも、いつ来るか解らないのでスタンバイを持続。
マヅメ来るだろうと目論むも無意味でした。



アタリは或るものの、喰わせられず。掛けることが出来ません。


ハナレとの水道で、沈み瀬見えていますが、そんな事云われません。沈み瀬やストラクチャーに住み着く奴らを狙い撃ちました!ズドーン!

掛かるもハリス切れ。瀬ズレですね…。



喰わないから、ハリスを1,5号まで下げていました。切れる。1,75号も切れる。
うーん、2号でやっとこさ穫れるようになりました。

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ハリス毎回ボロボロに。作り直しは、延々と。ハリスサイズをアップすると馴染みに影響して喰い気も変わり追従しなくなりました。



釣り方は、撒き餌を広範囲にまきこんで仕掛けを投入。潮上から追打たせて、同調を優先。
撒き餌が大量にならない程度に、1,2,3,。1,2,3,4と間を空けて6発、更に間を空けて8発。再び1,2,3とマキエワークをこまめに変化させていきました。


リズミカル、丹念にも良いですが当日パターンは?仕掛け投入された位置からそう離れないように囲むようにするのが良かった。エサトリ不在で同調優先からすると結論に通じていました。


ただ、クロが居る場所を見つけるのに苦労しました。どの範囲、どの方向?浅い方向から、深みに向かうカケアガり方向などとイメージを膨らませながら釣りを展開しました。

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ようやく、口太が微笑んでくれました!

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付け餌に、生沖アミ、ハード沖アミと準備していましたがほぼ生沖アミに喰いつきました。
付け餌の工夫としては、形を整ったものを選別。尾を切る。頭を切る。尾頭を切り取る。頭を2個、3個付ける。生沖アミの殻を剥く。
毎回変化を付けるように工夫しました。後は丸秘等々。



そうする事で、タモ入れサイズも捕獲成功。

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ミッチーの方は?寒クロ挑戦中でアタリを見つけることに苦労していました。マキエワークも奮闘していました。

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なんでも、思った釣りを展開するのが面白い!アタリパターンを探すのが面白い!
釣れる釣りも良いが、こうして苦労や工夫して考えた釣り展開は、寒クロ釣りらしく一番の魅了され虜になる魔法である。




そんな中に、価値ある一尾をミッチーも穫りました。




納竿までには、刻既にクーラーボックス満タンとなっていました。
掛かるも、こっそりリリースするしか在りません。


本日の釣果は此方。

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それでも、クーラーボックス蓋が閉まりませんでした。50センチに迫る大型や良型揃いの口太グレに遊んでもらいました。掛かるとキロクラスのサイズで、恐ろしい勢いで釣れていました。このポテンシャルは、凄すぎますね。



後半戦は体も云うことを利かず思うように展開出来ませんでしたが、キロクラスもリリースするしかないので充分でした。帰路に着く頃にはまた釣り行きたい~と次回釣行を夢見ていました。


そう言えば、竿は!がまかつのグレ競技スペシャル3の1,5-50を使用していますが、胴のパワーなど余すことなく遺憾なく発揮してくれますね。釣りの駆け引き時にラインとガイドの干渉がもう少し柔らぐか?もしくはラインの強度や耐久性が向上すると将来的に今以上の頼れるタックルとなり手放せなくなりますよね~。あとは、私の腕が追いつけるように経験アップしていきますばい!




同伴して気分転換に貢献してくれた、ミッチー!ありがとうございました。寒グレシーズン真っ最中でカウントダウンに突入しそう。また釣り行きましょうね。



寒グレ釣りは、喰いの渋さやアタリの捕らえ方、ゲーム性と釣り人の対面性がハッキリと出るもの。どれだけ口を使わせるのか?餌を届けさせるのか?どれをとっても面白みとしか言いようが在りませんね。
釣れた!釣れない?ではなく、単純に掛けて穫る狩猟本能をくすぐらせてもらうと佳いですね。


さらには、そうそうと食べ物としては最高に旨い食材に変貌していますよ。




ひろ