ダイワマスターズ グレ:宮之浦予選

2011112日水曜日、小潮 満潮14:06、干潮6:43.天候曇り、波1M、南東の風。
             
今年のトーナメントも最後の挑戦となるのであった。宮之浦はホームグランドでもあり頑張りたいところ。しかし、最近は宮之浦へなかなか行けなくなったので最近の状況は確認できていない。果たしてその成果は?
 
 
 
早めに出発して港で一休みをする。それから、受付開始時刻前に起床してから準備を始める。その間にトーナメントで見かける面々に出会いそれぞれに挨拶をしてからお互いの健闘を祈る。受け付けると、119番を引いてしまった。これは、約120名程度と聞いていたのですが、120番は欠番らしく私が最後の札を引いてしまったようだ。
 
 
 
 
開会式では競技委員長の鵜沢氏の挨拶から始まった。
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この日の渡船は、ブラックヘリオスを引いていたのです。向かう先は、宮之浦でも北部に当たる阿値賀方面。案の定阿値賀方面へ軽快に移動していく。下阿値賀島の方から上礁していくがどうも一般客も居るようで場所を船長が選択しつつ磯を決めているようです。上阿値賀島の方で先導の選手が続々と降りていき、とうとう最後の私の番。それまでは2人組で降りていたのですが最後は3名での上礁となった。
 
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その上礁したのは上阿値賀島の北のハナ。
 
 
 
 
 
 
まずは各選手で挨拶を行い釣り座の安全確認を行いました。それから、船長からの指示で角を中心に東向きの右側に1名、船着き辺りの角に1名、北の瀬向きの左側に1名という配置となった。私は番号札が最後なので、釣り座の優先権は数の少ない順からであり前半戦は一番左側となった。後半戦には優先権が代わるのでその時にチャンスでしょうか。
 
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釣り座を構える事が出来、撒き餌を練りこみバッカンの配置を決めて仕掛けの準備へと取りかかる。
  

本日のtackle
ロッド:がまかつ 1.25-50
リール:ダイワ iso z2500
ライン:サンライン ダイナード1.75
ハリス:サンライン black 1.5
ウ キ:ZAXIS syokunin katagi

 
そして7時となり競技の開始です。競技開始からは上げ潮が動き始めるであろうが、南へと潮は動いており下げ潮の流れが優勢に働いているようです。そのせいか、釣り座の正面左から右、もしくは当たり潮のようになり、中央の選手に向けて潮の流れは加速しているようである。これは、やや釣りにくい状況にあるので、正面から狙うことを避けて、思い切り左へ仕掛けを投入してから当て潮気味の状態でラインを回収しながら攻めることにした。しかし、生命反応はなく仕掛けが正面を通過すると加速して流れに引き込まれてしまう。それで、正面を通過する際に仕掛けは沈ませラインを張ってみた。するとコンコンとノックするのでアワセを入れる。豪快な引きを見せたのはバリでした。その後も同様なパターンが続きバリのみ。投入点を少し沖目付近に通るように流し込むと今度のノックは、尾長でしたが足元から引き揚げる際に針外れしてしまった。タモを使えば良かったのか?
その後は、手前の潮に乗せ瀬際をギリギリ流していくとようやくキープとなる1尾をゲットすることが出来た。それがそれ以降にはなかなか喰いが無くクロは続かなかったのであった。
 
 
時間の流れも早いもので3時間を経過したところで前半戦が終了。これから釣り座の優先権が私に動くのであった。各選手の状況、右側はサイズが小さいがクロは喰っている。中央は1尾のキープ。左では、私が1尾のキープ。潮の流れは下げ潮がまだ動いているが今後上げ潮の流れに変わることを期待する。それで、中央の角から生月方面の沖を狙うために釣り座として選択した。しばらくすると、風も強くなり潮の流れも予定通りに変化した。それまで、足元から離れる事が無かった餌取りが沖まで遊泳するようになったので何かおかしいと思った。手前から沖、そして、表層から中層、または、底層までも餌取りがワンサカと群がっていた。スズメダイやベラを数尾釣ったところで、少々休憩を入れて釣り座を休ませる。この時に仕掛け変更でウキをG5として、ガンタッチをG4でやや重めのセッティングを行った。仕掛けが安定することよりも潮と風に負けないようにラインを張ってみることにしたのだ。競技の残り時間はそうない。撒き餌を丹念に撒いて、潮上潮上へと撒き餌を撒く。この時に餌取りは再び瀬際について離れなくなった。いや、それ以上に見えなくなったのであった。これもおかしい。餌もとられないようになる。これではどうしようか?
 
 
 
半遊動沈め釣りでラインをしっかりと張って流れの際をそうように流してみる。仕掛けは流れに乗り過ぎないようにラインの放出を手元のスプールを抑える指で調整する。瀬際から少し離れた。それでも、アタリなし。沖へと少し流れた。それでもアタリなし。沖で仕掛けも見えなくなった、沈み開始。それから、バチバチーン!!と音を奏でてラインが弾け飛んだ!あまりの、急激さにビックリしてアワセを入れるもリールのスプールの中でラインが絡んでいるのが見えた。「これはいけない」と一瞬、ベールを戻すか迷った。でもラインのトラブルは困ると直感しそのままベールを戻さずにラインを丁寧に放出する。竿先の重みが無くなりフッと軽くなったので「外れたか」と思ったが、それは勘違いでラインを放出したせいで魚は止まりお陰でラインのトラブルも解消された。ここで一気に巻き返しで寄せてきます。しかし、重みはあるものの引きが無くもしかしたらバリ?なのかと思ったが海面近くに出てくると、それは、良い型をしたクロであった。これを丁寧にゲットンしてホッと一安心。狙い通りに引き出した私ながらの価値ある1尾とはこのことである。
 
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それからは、最終的に時間がなくなり、競技の終了となった。
 
結果、キープサイズは2尾であり、検量したものの全然上位には届かなくて、総合24位となることになった。
 
ダイワグレマスターズ予選結果サイトここをクリックして確認ください。
 
 
 
 
☆彡 クロをかけたのは朝一番と納竿間際のみであった。それまでにクロらしきアタリや目視が出来なかった。餌取りの状況も動きがおかしかったのであった。それは、朝から青物が激しくボイルを繰り返しており魚達が怯えていたのでしょうか?クロもその動きには繊細なので沖での喰いが悪かったのも影響があったといえよう。また、餌取りが瀬際から離れないのはクロと同じく怯えていたのでしょうね。上げ潮が動いているときには、沖目まで動いていたことを考えると、怯える事が無く潮の流れも緩かったのでしょうか?
 
 
☆彡 競技時間という制約の中、踏ん張りどころを見せていたにもかかわらず、2尾のみとキープサイズを5尾まで揃える事が出来なかったことは大きな反省ですね。まだ、クロのタナや、配置を果敢に攻めていっても良いのでしょうね。あと少し、まだ少し、その努力をする必要があることでしょう。また、釣りを楽しみながらトーナメントで学んでいきたいと思います。当日は、大会関係者や各渡船の船長や参加選手のおかげ、また、天候も良くなり快適な釣り日和となりました。安全に行われたこの試合を楽しめることができ皆様に感謝いたします。また、ブロック大会へ進出される選手は次に試合でも健闘してきてくださいね。
 
チームアラグレ 会長 ひろ