秋磯開幕直前だろうな?

2012年9月27日 木曜日 天候快晴。中潮 満潮6:19、干潮12:39.北東の風13-16Mとなった。
 


 

 
長崎県は釣り道場でもある平戸市宮之浦に向かった。今回お世話になった渡船は丸宮釣センターの丸宮丸である。
 
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そして同行者には、釣友のよっくんと休みの日程が合いまして2人での釣行となった。お互いに宮之浦には半年ぶりかもしれないねと云い合った。私も病気をしていたので体の具合を確かめることを優先して釣行することにした。船長には足場の良いところを希望し、出航後は高島のモトバンを目指した。ここで上げ潮をゆっくりと狙う予定だったのだが、先行者が居たために諦める。それならば尾上島は?そちらも先行者が居たので諦めた。
それで向かった先は志々岐崎方面であった。
 
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本日のtackle
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ 1-50
リール:ダイワ tournament iso z 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.75
ハリス:サンライン blackstream 1.5
ウ キ:ZAXIS 職人気質 SS

 
 
 
久しぶりの釣行だったので色々と試したい気持ちもありフカセ道具、ルアー道具、エギング道具、諸々・・・・と、準備していた。
しかし、上礁した磯ではどうも場所的にフカセのみが有望となりそうだった。なので先にエギングで様子を見てみたが反応が無かった。すぐにフカセタックルへとチェンジした。
 
 
足元には、スズメダイ、コッパクロといった餌取りの様子が確認できる。しかし、沖には出払う様子が無いので、足元にマキエを撒いて沖に行かないように足止めする。それから、沖にはマキエを入れずに足元の潮の流れの延長線上を狙う。足元の餌取り用の撒き餌の効果を利用していくのだ。ポイントが少し離れるが、といっても竿2本程度の範囲なので気にしない。これでも直ぐに答えが出てくれるからクロ釣りはハマる。案の定仕掛けが安定していくとウキがスッと入り込みライン引きのアタリが出てくる。小さいながらも口太が楽しませてくれる。
 
 
そのパターンで数尾を捕獲するが一向にサイズが伸びない。ポイントを沖へとズラスもサイズは同様。タナも浅くから深くと変更していくも変わらない。それよりも浅いタナの方に歩があるようでクロの活性も喰いもサイズもまぁまぁとなる。これはとても参考になった。
 
 
喰わない=タナを深くする  という、セオリーが成り立たない。釣りには必ずこれといった正解はないが、自分で導き出すそのパターンを見つけることはとても面白い。方程式に左右されずに自分自身が釣りを楽しむ。これで良いではないだろうか。方程式は釣りを組み立てるときに参考になり頼りになるが、そればかりではつまらない。釣りをもっと楽しむことは良いだろう。自然を楽しむのだ。
 
 
 
さて、時間の経過と共にフカセでクロの活性はあるもののサイズに悩んでいたので、気分転換にエギングを始めた。広範囲に狙うも反応なし。磯の裏側にある浅い場所を探るも濁りがひどくて何も当たらない。その沖目に遠投してシャクル!これに乗った!久しぶりのアオリイカに嬉しさがこみ上げる。よっくんにも報告したところで、船長からの電話。
 
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途中経過のクロの釣果である。口太クロがメインに釣れていた。
 
 
調子がイマイチなので、瀬代わりをして次の場所で狙うことにした。 
 
次に変わった場所は、尾上の南。丁度上げ潮が過ぎて、足場が確保できそうになったところであった。
 
足元を中心に探りながら展開していく。
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ウキをZAXIS SSからmedium、彩と色々と変更してその特性を確かめていく。久しぶりだったので感を取り戻そうとしていたのだ。
 
 
 
ウキがフッと軽快に視界から消えていく!ラインもパラットと走りだす。アワセを入れるとアテンダーⅡが良い感じで弧を描くのだ。気持ちがいい!
引きが強くどんな奴だ!と思うも上がってきたのは尾長でサイズはそれほどなかった。でも、その引き味は強い!
手のひらサイズはワンサカと掛かり、サイズが上がっても30㎝を超えるのが精いっぱい。
 
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仕掛けもポイントも少しずつずらしながら、気付いた。それはタナが異常に浅かった。2ヒロなんて深い。深くに入れるほどサイズは手のひらサイズが多い。1ヒロ未満だと30㎝を超えるのだ。喰いあがっていたのだろうか?
 
 
 
よっくんの方はどうなったのだろう?磯には一緒に上礁しているが、ホンのそばなのに夢中になり、お互いがそれぞれクロをかけてやり取りをしていたので気にしていなかったのだ。
 
ふと眼をやると竿をしっかりと曲げて楽しんでいるではないか!
 
 「やるねー」
 
 
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よっくんの方も順調にクロを掛けていたようだ!尾長の引きは強烈ですね!
 
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そんなこんなにしながら、納竿時間を迎えた。
 
 
 
帰港後の私の釣果であるが、持って帰る分をキープしてこのくらいの釣果となりました。よっくんも同様なくらい釣っていたので二人して満足した釣行となった。
 
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☆彡  久しぶりの磯は気持ちが良かった。船長の配慮で足が良い磯を選択してくれた。とても親切で感謝しています。もちろん、船長には乗船の際にお願いしていた。
 
 
☆彡  釣りは行くだけでも楽しい。釣れるともっと楽しい。行けないと辛いが妄想するだけで楽しめる。そんな趣味が一番の幸せをもたらせてくれる。今回は、様子見でもあったが、秋磯本番を前にクロが少しだけ、遊んでくれたような気がした。そんな引きの強い尾長の猛攻を愛竿で受け止め “ 一釣一美 ” を満喫したのであった。
 
 
☆彡  心身健康で居たいと思った。まだ、体調万全というわけではないが、みなさんのサポートを受けて行動できたようなものだ。船長や同伴してくれた友人ともコミュニケーションがとれてまた深見を増した。よっくんもクロ達と釣りという駆け引きを通じて楽しんでいたようだ。また、同伴よろしくお願いしますね。
 
 
 
 
チーム アラグレ 会長 ひろ