小金城:カベ

2014年4月22日 火曜日 天候晴れカスミ 小潮  
満潮15:35  干潮 8:30
波1.5 M 北東の風 7M
 
 
 
釣りに行きたい衝動に駆られるのは私だけかな?最近は釣果が伸びずに満足できるような事が少なくなったような・・・・・そんな気がする。あくまで修業中の身なのでそれはそれでもいいが、たまには釣りを満喫したい気もすることは否定できない。そうだ!たまには、渡船を使ってみようかなと思案した。
 
 

 
早速情報収集。
 
 
宮之浦の状況を確認するとチヌらしい。チヌはまた今度にしよう。五島はクロが釣れているらしいが平日となると人数を確保することが難しく出航が困難なようなので諦めるしかなさそう。
伊王島は?クロもしくは尾長が当たっているというが、こちらも平日で人数確保が出来ずに断念した。
仕方ない・・・・やはり、今時期は地磯か?と頭をよぎったが、確かこの頃はイサキも良いはずでは?と思いだした。それはそうと、長崎県壱岐島の事を思い出したのだ。
 
早速と船長へ連絡したら、平日にもかかわらず、出航予定があるという。勿論、即予約を取った。
状況は、イサキが先週から好調と云う事で予想通り。クロはその都度当たればと云うことらしい。
 

 
 
まずは仕事をきちんとこなしてしまおう!釣りの楽しみが増えて力がみなぎるような!夜中遅くなるまで頑張ってようやく仕事を終えて出発だ。待ち遠しかったな。
 
イメージ 1
夜中であるが、糸島の岐志港へ向かう。その前に、スーパーで買い物と、糸島まるきんでエサを購入した。
 
 
 
 
到着した岐志港では予定よりも少し早かったので軽く仮眠をとる。それから、まもなく船の到着だ。船長らに挨拶を行い、車から荷物をおろして船に積み込みして、出航時間を待つ。
 
 
イメージ 2
全員が集合して待望の出航だ。
 
 
 
1時間を掛けて玄界灘を過ぎていく
 
 
 
今回利用したのは、壱岐島から来る  玄海 (GENKAI)である。
当日はお世話になりました。
 
 
 
 
 
 
 
名礁イズミに数名おろし、私らは名礁金城へ向かう。
大金城へ数名おろして、私が残った。どこへ行くのか?
小金城へ上がるようだ。
 
 
 
イメージ 4
瀬付けするが、足場は斜面だ。磯に備え付けられるように船から特製チャラン棒を受け取り設置する。このチャラン棒に、荷物類を引っ掛けて、安定しないものには、ロープですべて固定しておく。こうしておかないと海へ落ちていきそうだ。
 
 
足場は少々あるものの、バッカンを固定して足場は段差で不安定。転落しないように注意をしよう。
 
イメージ 3
 
今回の荷物はこうした!
1)ロッドケース
2)40センチバッカン 
3)クーラーボックス
4)ドンゴロス(後半用のマキエ、集魚剤)
でまとめてみた。
1、はチャラン棒に掛けて、3、はチャラン棒にロープで掛けて固定する。4、はチャラン棒に掛けておく。
2、は自分の足元で固定させておく。
 
 
とっくに、夜が明けているようで朝マヅメはないだろう。安全確認は出来るが時合いは見送った。
 
 
なので、マキエを準備してタックルに取り掛かる。
 
 
 
 
 
 

今日のtackle
ロッド:がまかつ アルマ
リール:ダイワ 2500
ライン:1.75号
ハリス:1.75号

 
 
船長からのアドバイスで、左から右沖へと流れる潮が本命潮なのでその潮に乗せて遠投か流れに乗せていく様に聴いていた。海況は、海水は冷たい。思った以上に低くなっていた。
しかし、釣開始から30分程度でその潮は流れを弱めて、いつの間にか当て潮に変貌していた。本命潮を失った私は当て潮を攻略するしか術はない。でも、足元をかすめる様に本流の名残りが横切っている。もしかしたら沖は反転流なのだろうか?
 
タナも色々と探るが応えが見つからない。
 
すると、電話が鳴った。壱岐の釣りをよく知っている  あおさんからだ。
状況を話して確認したが、やはり、沖目にある右へ上がる潮が本命らしい。常連者は後ろの壁を登り切り裏へまわって釣りをするらしい。しかし、上部には鳥の糞に付け加えて、朝つゆで足元ツルツルなので慣れない移動は勘弁だ。危険を冒さないように用心することにして移動をせずに潮が変化する事と今の私自身が出来る事を探すことになった。
 
 
 
 
気分を変えて仕切り直しだ。遠投しても仕掛けは戻ってくる。足元のマキエに反応している魚達を発見した。意外と上層まで喰いあがっている。仕掛けを軽くして、タナも浅くして狙うもアタリは小さいのだろう。なかなか掛からない。でも、エサを取られるようになったのだ。
 
集中してウキの反応を確かめる。押さえるような事はなかった。小さく、上下動をしたかな?くらいでアワセを入れるとゴツンっと乗ってきた。良い引きを堪能してタモ入れ。クロだ!
 
イメージ 6
 
パターンをいくつか見つけて喰いに合わせて掛けていく。これで捕獲したがドンドンサイズダウンする。
マキエが集中する場所から少しだけ離してみた。アタリは無い。軽い仕掛けにガン玉を追加して重くなるが、ウキを少し沈めた。アタル様子が無いのでそのままラインを送り入れ込む。
まだか?まだか?とアタリを待つも来ない。ちょっとだけ引いて誘いを入れた。この時までもマキエをちょぼちょぼと入れておいた。
小さいがアタリを捕らえた。誘いが効いたか?そいつは、一気に足元のエグレへ遠慮なく突進していく。こらえるも、足元が滑るので身動きが取れずに竿のみでさばいていく。踏ん張りが利かないので、ラインを送ることもあったが、ラインが切れる様子が無いので、良いところへかかっていると判断した。また、足元への突っ込みが半端なく襲いかかることから尾長と確信した。
バレナイ、外れない事から尾長であるがじっくりといなしていくことにした。
ウキが見えたところで反転して突っ込む。また、突っ込むと執拗な突っ込みに耐えていくと、段々とその距離が縮んで行く事が解る。ようやく浮上したのは、良型の尾長であった。
 
 
 
タモ入れに成功して重量感もあった。結構、腹ボテであった。
 
 
イメージ 5
          尾長グレ 45㎝ 
 
 
その後は、次第に潮の動きが無くなり、ウスバハギの渦中へと変化した。何枚も釣れる釣れる。キープは食べる分だけを頂くことにして後は釣れてもリリースだ。
さらに、潮は右から左へと変化して、一向に変わる気配が無い。そのままダダ流れのままである。沖を狙うと何も当たらない。深めを探ると小さいがチャリこが遊んでくれた。
イメージ 7
 
磯際はウスバハギが潜んでおり、少し離れていくとクロが時折当たってきた。サイズは小さい。何度か掛け合わせを行い、キープ分をお持ち帰りすることにした。
そういえば、奇形のクロがいて、かわいそうだなと、複雑な気持ちになった。勿論リリースした。
納竿前には潮が変わってくれるだろうと期待したが、期待に沿う事は無く、終了時間を迎えた。磯の洗浄を行い、迎えを待った。
もう、足がフラフラして倒れそうだ。斜面での釣りは足元へ負担が大きいようだ。
 
 
 
 
そして、今回の釣果は、これだ!
イメージ 8
 
狙っていたイサキは一尾も釣れませんでした。しかし、良型の尾長がほほ笑んでくれて嬉しかった。今回の尾長は、私にとっての 一釣一美 でした。
他にも梅雨クロを思い出させるような数の掛かりがありましたが、お持ち帰りはこれだけでした。
 
 
☆彡  ふぅー、イサキを釣りに行くとクロが掛かる。尾長をあきらめると尾長が掛かる。しかも良型でビックリした。引きを楽しませてもらい満足した。他の釣り人らはクロのクーラー満タンや90センチはあろうかという大型マダイを細ハリスで仕留めるなどの快挙を見せていただきました。それはそれで面白かったな。
 
 
☆彡  久しぶりに一日を釣りまくった。足もパンパンとなり翌日から筋肉痛が・・・。壱岐での釣りにはロープは忘れずに。また、タックルは必要なものだけの選択をした方がいいと思った。今回ちょっと道具余計なものが多かったかもしれない。仕掛けは、のせていないが、00号ウキから、3Bまでを随時変更していろんな釣りを楽しんだ。一途にならずに臨機応変さを学んだ気がする。偏らない考え方も必要なのですね。しかし、イサキどこ行った?イサキを食べたいですね。
 
 
 
ひろ
 
 
 
 
 
 
990000201404022000000013