美良島東磯

2013年5月26日、日曜日。天候晴れ、大潮、満潮8:30 干潮14:00、波1.5M、北東の風5M。
 
 
前日は、シマノジャパンカップで宮之浦での釣りを行いました。せっかく宮之浦港まで来たからには次も行っておく?という事で釣行予定が決定した。
 
 
 
渡船は丸宮釣センターの海鯱ですよ。そういえば、トーナメントは海鯱でしたね。大会後は、買い出しを済ませて、そのまま宿にお泊りしました。
出航は3時、納竿は14-15時となっていた。私以外は底物釣り師の人らと同船となった。荷物を積み込み出航!
 
 
ベタ凪の海を快走して1時間足らずで上五島へ到着した。ホゲ島から降ろしていくが、意外にも釣り人が多いようだ。それから、赤島、倉島、帆上げ、美良島、平島と巡るもどこも磯は人ヒト・・・人だらけ!!
上礁できる様な磯が見当たらず、しばらく、船で巡行した。
 
 
 
底物師らを降ろした後に、美良島の東磯に上礁することに決まった。夜釣り客が多いようなので10時過ぎに瀬代わりの場所が見つかるかもしれないという。
それで、上礁した磯ですよ。
 
 
 
夜明けまですぐなので、マキエを混ぜ混ぜしました。其れからタックルを組んでいきますよ!
 
 

本日のtackle。
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ 1-50
リール:ダイワ 3000LBD
ライン:セミサスペンド 1.75号
ハリス:フロロカーボン 1.5-2.25号
ウ キ:ZAXIS SS(高重心)、GZ(低重心)

 
 
夜明けから釣りを開始した。海況は潮の流れは左側へ流れている様子なので船着きを釣り座に構えた。ゆっくりの流れに乗せていく。足元への撒き餌に魚の反応はなし。クロの反応は無いままに時が過ぎていく。次第にエサ取りのスズメダイが元気を取り戻し、足元いっぱいに広がりながら拡散していく。沖目にもスズメダイが泳いでしまうくらいに・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
遠近と分けているのだが、沖にもスズメダイが次第に湧いてしまった。これはなぜ?潮が止まり始めて動きが無くなりスズメダイ天下となってしまったようだ。
 
 
潮が動かないとどうにもならないが、こうなれば、瀬を攻略することにした。右手に釣り座を移して、足元に大きな沈み瀬がある。この瀬に付いていると思われるクロを引き出そうという作戦だ!
 
 
 
 
 
タナはハリス程度の浅タナ。手前は浅すぎて底が見えるので瀬の沖側を舐める様に流していく。マキエは先打ちをしてクロを浮上させるつもりで、しかも拡散できるように打ちつけるように撒いた。
 
そうして、数投目!ウキが吸い込まれアタリが来た!引きからするとクロに間違いはなさそうだ。ラインが瀬に当たる感触があるが無理にテンションを掛け過ぎないようにと注意を払い、瀬を除けて取り込みにかかった。ハリスは傷が入ったがナントかタモ入れ成功!
 
 
 
 
 
掛かっていたのは尾長だ!クー嬉しい!引きも強かったので満足満足。このパターンで3尾を釣果とした。その後は、スズメダイの猛攻に見舞われてしまいポイントをつぶしてしまったようだ。
 
休息を入れてみたが、その後もスズメダイが居座ってしまい離れなくなった。
 
 
 


 
 
 
丁度この頃に、海鯱が迎えにきた。瀬代わりのチャンスだ。他の底物釣り師達も瀬代わりになるようで全員が船に集合した。
 
しかし、磯を回っていくもまだ、上五島は釣り人であふれている。巡航していたのでついつい甲板の上でウトウトして寝てしまった。どのくらい時間が経過したのだろう?気付くと磯に上がろうか?との船長からの指示が出た。
 
夜釣りのお客さんが回収を始めて磯が空き始めたようだ。こうして無事に瀬代わりをした。
足場は狭いが、潮の流れはまだ上げ潮の名残りがあるようだ。釣るか釣りきれないかは腕次第!
早速、マキエを入れて釣りを再開した。
 
 
 
 
 
 
潮の流れは良い感じ、足元へマキエを集中させてその流れに乗せていく。ラインを張ったり緩めたりと調整をしながら仕掛けを送り込んでいく。30分が経過しただろうか?マキエが効いてきて魚からの反応が早速訪れた。ラインがコツ―ンと弾かれるようなアタリで、その直後にラインがビュっと出ていく。竿引きのアタリが来た!潮流があるために引きもなお強くなる。しっかりと合わせを入れて緩めの流れに誘導していく。それから足元の根に気をつけながら取り込んだ。
 
出足は、尾長が来た。それからも潮の流れが強弱をつけるが、強い時には尾長が、弱くなると口太クロが掛かってくる。
 
 
 
 
 
 
 
デカイ尾長に気をつけようと尾長針を装着しているが、尾長、口太ともに掛かりは抜群である。しかし、アワセをしっかりと入れないと口掛かりが悪く、素バリを引く事もあった。
 
口太クロも良型で40㎝オーバーだ!これにはニンマリと私の表情も緩む。
 
下げ潮が始まり、潮位が下がってくると流れる方向も代わり、掛かってくるのは足裏中心の尾長ばかりとなった。更には、豆アジが大量発生し、周辺では青物らしきボイルがあり、時折水しぶきを見せていた。
 
こうなると、アジが離れずに付け餌をかじっていくようだ。アジを回避できるとコナガにやられるという始末に・・・・。遠投で分け隔てるも効果なく、アジを沖に追いやる形となり下げ潮を攻略することはできなくなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そのまま、納竿となり終了した。
 
 
 
本日の釣果は、尾長、口太クロを含めてクーラー7-8分目といったところでした。あと数尾、後一回り型が上がるともっと楽しめるだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
☆彡  宮之浦に続いて五島まで行く事が出来て釣り満足しました。エサ取り群には囲まれてどうしようかと思いましたが前半はナントか沈み瀬攻略で交せました。アジは・・・どうにもできなかったですね。水温が上昇しているのでしょう、エサ取りが増えていますよ。撒き餌もすぐに底をついてしまいそうなので多めに準備されると良いでしょう。付け餌も加工エサを主体にしましたが、かじられることが多く消耗が激しかったのでこちらも多めに準備が必要そうですね。元気のよい尾長にバチバチと相手してもらいたい季節になってきました。デカバンに的を絞るか、数を上げるかとどちらかに偏ると私のようになりますよ。後半戦はハリス2.25号を最後まで辛抱して使っていました。もう少し細くすると口太も型数ともに上がっていたかもしれませんね。
 
 
 
☆彡  梅雨入りしましたね。雨の季節?これからどうなっていくのでしょう。天候は晴れていましたが雲も結構あり暑さは凌げましたが、ちょっとすると気温が急上昇して体の水分が干物のように持って行かれますバイ。水分は多めの準備しておくと良いでしょうね。私もクーラーを2つ(魚保存専用、私ドリンク専用)使い分けていましたよ。ソロソロ、上五島は白瀬でデカバン尾長が期待されることでしょう。すでに50㎝オーバーが続出しているのでは?白瀬には機会がないといけませんが、五島にまた行きたいですね。
 
 
 
 
チーム アラグレ師 会長 ひろ