夏クロ : 宮之浦(早福瀬:haihuku ze)
2011年7月11日 月曜日。若潮、満潮18:12、干潮11:06。波1M、天候曇り後雨の予報が、快晴。
大雨をもたらした梅雨は過ぎ去り、夏本番となりました。天気予報では曇りのち雨ということもあり、暑い日差しは免れるだろうと釣行を試みたのでした。しかし、天気は気まぐれで、曇りどころかピッカピッカの快晴となり熱い夏を満喫することになりました。
本日の同行はメンバーのプーサンと一緒です。6月末に同行したのですが、再び大好きな釣りへと行くのだ。(^。^)y-.。o○
宮之浦はホームグランドでもあるのだがまだ、乗り合わせていない磯は多く存在しているのは確かです。いつも通りなら船長と相談して上礁するのですが今回は別!リクエストで磯を選択しました。
上礁したのは早福瀬!ここは、磯自体が低くなかなか天候や波があると上礁できないのですよ。底物のポイントとしては定番な場所なのだがソコハあえて上物修行中の身でもあるので挑戦してみる事に(^_-)-☆
本日のtackle
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:シマノ テクニウム 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.5
ハリス:サンライン ブラックストリーム 1.5
ウ キ:ZAXIS syokunin katagi type SS0、G2、G5
釣り座は沖に向かって私が左、プーサンが右を選択して構えます。朝マヅメは、満潮を迎えてその下げ潮が動き始める頃。潮の流れはゆっくりであるがプーサンの足元に当たって沖へ左方向へと流れている。撒き餌をまくと餌取りの活性は高くアブッテカモ、アジゴ、タカベの大群が押し寄せて走り回っている。
タモを入れると大量のアブッテカモが一掬いで数えきれないくらい獲れてしまいます。
(@_@;)
仕掛けを足元から投入するが右側のプーサンの足元に流されてしまいます。このままでは、お互いに釣り辛いので、潮が下げてから被っていた左の先端付近へ移動しました。
ここでも、プーサンの足元の本流へ引き寄せられるようで、沖目の引かれ潮を狙います。餌取りの大群を避けるために、一工夫を(*^_^*)
早福瀬 ::下げ潮攻略
下げ潮 ← ← ← ←
― ― ―
/ ◎
引かれ潮 ⇒ ⇒ / プーサン
/ 釣り座
◎Z点 尾長、口太 /
●C点 /
/
●B点 /
●A点 /
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― /
○
私
釣り座
A点、ここへ撒き餌を投入、餌取りはすぐに察知して集まり始めます。そして餌取りの動きを見て沖目Z点に仕掛けを投入する。ここで、B点に撒き餌を投入し足の速い餌取りを集めます。ここで、仕掛けの馴染みを確認し、仕掛け投入したC点付近に本命撒き餌を投入した。これで、B点から更に足の速い魚をターゲットにした。もちろん狙いはクロなので!こうして、魚たちに競争をさせていくのです。面白いでしょう(^_-)-☆
潮になじんだ仕掛けはクロの反応をくすぶりかけて喰わせます。30㎝前後の口太や尾長が連チャンしてくれました。しかし、次第に型は落ちていきタナを探りますがそれでも、小さくなる。ここで、固定仕掛けでタナを安定させて尾長を連チャンします。
あまりに熱いので休憩をはさみ挟みするのですがすぐに体の水分は汗と発熱で奪われて水分補給を余儀なくされるのであった。(T_T)
プーサンと情報交換をするが、足元の流れは本格的に流れ始め流速を高め翻弄されているようです。餌取りの訪れを楽しんでいるようです。
私は移動するのが辛いので、上げ潮が動き出す頃を図ってプーサンの右側へと釣り座を変更しました。
早福瀬:上げ潮攻略(当て潮)
◎仕掛け投入
●撒き餌
●撒き餌
×口太
上げ潮 ← ← ←
⇙ ⇙ ⇙ ⇙ ⇙ ⇙ ⇙ ⇙ ⇙ ⇙
┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗
■■■■沈み瀬
×ラインブレイク ■■■■沈み瀬
■■■ ●:餌取り撒き餌
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
/ ◎ ○
/ プーサン 私
/ 釣り座 釣り座
本流は足元へ当たり流れが弱くなることがないので当て潮攻略と行くことにした。沖へ仕掛けを投入し足元の沈み瀬の中からクロを拾い上げていきます。干潮を過ぎても潮位は上がるものの潮の動きに変化なしで当て潮は続いていた。潮が緩み、プーサンが良型のクロをかけています!
しかし、取り込みの最中に瀬際の瀬に触れてラインブレイク!(T_T)
大バラシとなった!
原因は、仕掛けに挟めたガン玉を起点に切れていた。ガン玉が瀬に触れてハリスへ負担をかけたらしい。これは、残念(>_<)
私の方は、手前に撒き餌を撒いて餌取りを寄せ、沖に仕掛けを遠投して、当て潮に合わせてラインを回収しつつ、仕掛けを入れ込みます。この時、ウキはZAXIS SS G5でガン玉5を追加。半遊動で臨みますが、遊動幅は10-30㎝以内。仕掛けが馴染むとゆっくりと潮に乗って沈みゆく作戦です。これが正解で、口太30オーバーが連チャンしてくれます。ちなみに遊動幅は、餌取りのアジとアブッテカモの層を避けるための調整です。
夕マヅメ時、西日があまりに強烈で私は撃沈(>_<)
船長から連絡があり納竿となった。
☆彡 今釣行は夏本番を迎えその様子をうかがった。餌取りの活性は上がり大群となり撒き餌量もそれなりに必要です。日焼け対策や十分な水分も準備して臨み冷タオルや熱中症対策も忘れずに。もう、夜釣りの季節ですね、夜は良型のイサキが上がっているようです。磯は熱いので対策は万全に。同行していただいたプーサン、ありがとう。また、涼しくなったら行きましょう。皆様暑い中の釣りはかなり過酷です、無理な釣行は避けましょうね。今回はプーサンに飲み物用のクーラーボックスを予め準備して頂きましたよ、助かりました、ホントにありがとう。
☆彡 当て潮や本流の引かれ潮に悩まされながらも釣果を満たせてくれ思い思いの釣りを楽しめました。魚たちに競争してもらうのも楽しいですね。それでも、餌取りの状況を把握してクロの居る場所を探すのは難しいのですが、見つかった時は嬉しいですね(*^^)v
また、釣りに行たいものです。
チームアラグレ 会長 ひろ