2013年チームザクシス大分米水津大会

2013年10月13日、日曜日。天候晴れ、北北東の風10M超、波2Mウネリを伴う、
小潮、干潮7:00。
 
 
 
秋磯到来によるお待ちかね釣り大会の開催時期となってきました。早速、財津釣具の
ZAXIS 、ウキメーカーに参加した。こちらのウキは職人さんの手による国産桐で製作されておりの感度の良いと評判だ
 
 
少しずつではあるが浸透しファンも増えて来ているという。チームザクシス!熊本を拠点としてチームザクシスの支部が、熊本、大分、宮崎、鹿児島と広がっている。登録メンバーも勿論増えているという。ファンが増えて嬉しいものですね。使ってみないと分からないが、個人的感覚もあるのでインスピレーションがマッチングしたらいいですね。私は見事マッチングして虜になった一人なのだ。
 
 
 
今回は其の大分支部開催で米水津にて行われた。佐賀からは、ザクシスファンのA氏を含めて二人での釣行となった。A氏と夜に合流していざ出発。車内では米水津の事を知っているA氏の話を聞きながら、大分での釣りを教えてもらい現地へ向かった。途中エサの購入を済ませて港に到着だ。
 
 


 
 
今回の渡船は、えびす丸 。
大会での利用になるのだが、初めての乗船だ。港には見た眼にも がまかつ、サンライン、ザクシスといった、カラー揃いの人たちが集まっていた。受付を済ませ、社長へ挨拶を行う。私の引いたくじは、7番!!!
一便の7番目となった。九州各県から結集した総勢41名の参加はまるで、九州大会の雰囲気と勘違いしそうな勢いであった。メンバーもそうそうたるもので、メーカーテスターや全国クラスの名手も揃っている。これだけの人材が集まる大会は素晴らしいと感じた。実行院長の挨拶を皮切りに開会式が行われた。船長からも、最近は時化が続いて出船していない。良い場所を提供したいから早めに出航しようと勧められた。そう、最近は天候が不良であった。太平洋には台風が存在してウネリを伴い、北からは前線が通過停滞していたから風が強くて出航できなかったという。それで、今朝から出航を待ち望みにしていた。
一便から乗船し出航だ。ここで思ったが手際が良い乗船であった。それは、一番手を最後に乗船させるのだ。最後に上礁する方を先に乗せて詰めていくのだ。荷物の積み方も上手だ。クーラー、バッカンなどの重いものを下に、その上にロッドケースや諸々と云った軽量物、この手際には感心させられる。港を出ると、鶴見灯台の明かりの下から半島の地磯から瀬付けが始まった。私は7番手なので、二人一組で4組目になった。
暗い中サーチライトに照らされた磯へ上礁。
 
 
 
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磯には、熊本からお越しになった  しのはら氏であった。氏は牛深に行くこともあるが、米水津のえびす丸には昔から親子でお世話になっているという米水津の常連さんであった。この地の意外な話しや、俺のクロが居る磯があるというロマンを聞いて過ごした。途中、眠気が差してきて無数の星空で時折流星が光るというもとで1時間ほど眠りに着いた。
 
 
起き上がると氏は、夜釣りをしないからと夜明けを待ちマキエを作成していた。私もマキエを二分割分準備しているがその前半戦を作成した。
オキアミ1角に対して、パン粉を1キロ、マルキューV9を半袋、V10SPを半袋混合した。
 


 
 
大会ルール
クロ部門が25㎝以上のクロ2尾の総重量。大物賞はダツ意外で。特別賞はクロの25㎝ジャスト賞。
釣り座は境界線を設けて、5時から12時までの時間を双方で話し合いの末1度は交代することを条件付けされた。
12時納竿後は、15分程度磯の清掃時間も設けてある。
 
 

本日のtackle
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ 1-50
リール:ダイワ 2500LBD
ライン:ナイロン 1.5号
ハリス:フロロカーボン 1.5号

 
 
 
 

 
 
 
タックルの準備も整い釣りをするか!とその前に、お土産のイカが欲しくてまずはエギングだ!でも、強風が吹き付けてコントロールがうまくいかずに撃沈。
夜も明けて来てフカセヲ開始することにした。
 
 
しのはら氏に合図を送り、釣開始だ。5時からの競技時間であるが夜明けを待っていたので6時過ぎに開始となった。私は右手の先端向きに釣り座を構えた。
 
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海況の方はどうだろう?潮は左から右へ足元をかすめる様にして動いている。風は右から左の強風で竿やラインコントロールが難しそう。Gz0号を半遊動でセットした。まずは足元から探る。エサ取の活性は?キタマクラやハゴイタの小さなやつらが近付いてきた。気になる程度ではないなと思っていたが、ウキが抑え込まれた。アタリだ!でも、抵抗がない。鈎を取られた。それからが、連続してアタリがあるが、鈎を取られる。キタマクラにやられている・・・。それならばと鈎のサイズをダウンさせた。今度は当たらない。時折クロの姿を確認するようになった。あれは尾長かな?マキエ筋を同調させていたがポイントを少しずらして、マキエ筋の端に当たるように送り込む。強風でラインメンディングが難しい。何度もやり直すがうまくいかない。其れを数回繰り返しマキエ帯に送り込む事が出来た時に狙い通りにアタリだ!
来た来た!尾長だ。
尾長が連続するか?と期待したが当たらない。しばらくして、口太が来た。ちょっと型が良くなった。仕掛けの入れ込みをし過ぎると其れからイサキが連続して当たった。
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イサキは嬉しいお土産なので即絞めてクーラーへ入った。
 
 
 
 
 
 
強風は私の体を押してきて立っているのもつらい事も度々・・・。押されて海へ落ちそうになるなんて事もあったので、後ろへ下がるしかない。
それでも、吹き付けてくるのでたまらない。
とうとう、風に押されてバッカンが転がってしまった。海へ転落した。救出できたものの、マキエとマゼラ―は海の中へ・・・・・・。
 
 
 
愕然としたが人間が落ちなかったから良いかと安全であった事にホッとする。やはり、他でもウネリや強風によって荷物が流されたなんて事もあったようだ。
 
前半のマキエが早速無くなってしまった。後半用のオキアミを解凍し、再作成だ。予備に集魚剤を1袋準備していたのでマキエ量はなんとなるだろう。こういう準備があると助かる。また、今回は磯でマキエ作りをすることも課題の一つとしていたので釣具店での混ぜ混ぜはしなかった。いつもなら、釣具店で混ぜていくのだけれど。こういった偶然が必然を呼び込むのだろうか?でも、御蔭で釣りは出来そうなので助かった。マゼラ―が無くなったのでこうなれば手で混ぜるしかないでしょう!ということで、撒餌の手混ぜを行った。まだシャリシャリ感が残っていたのだが仕方がない。水加減も調整しながら混ぜ混ぜと練っていた。
 
 
 
強風が収まらないために0号での仕掛けの安定が落ち着かない。なので、00号へと交換した。それでも、表層を滑ってしまう。ガン玉を追加して強制的に落とし込む。精一杯の遠投も試み当たり潮を攻略した。これで、追加のクロを捕獲した。
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でも、続きが出ない・・・。
 
 
ウキを交換し、仕掛けも交換したがこれ以上奏効することはなかった。上げ潮でウネリも潮位も上がり始めたので12時ぎりぎりまで待たずに早めであったがそのまま手を尽くせずに納竿とした。磯を洗い、荷物をまとめる。両隣の磯へ上礁している人がいたが竿が曲がることはなかった。どこも苦戦しているのだろうか?
 
 
 
 
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こちらは、同礁した しのはら氏の愛娘のために狙って釣った本カワハギ!見事なピンポイント釣法でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
さぁ、迎えが来て港へ戻る。
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港の検量では、良型を釣っている人もやはりいた。私は2尾で1100グラム。船中3位であった。
 
 
 
 
2便も回収されて、閉会式では社長やプロスタッフからの総評を得て集合写真を最後に無事に大会が終息を迎えた。
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   ( 集合画像は社長ブログから拝借しています。 )
 
 
表彰には、2便で良型を揃えた方の優勝が決まった。各船上位の横取り方式で3位までの表彰であったために残念だがあがれなかった。
大物賞はデカイブダイであった。25㎝賞はナント、25.1㎝のニアピンが持ち込まれていた。
しかし、ザクシス大会にはジャンケン大会やくじもあり、私にはV9がアタリ、マキエの分を取り戻した気分であった。嬉しいぜぃ!
 
 
 
 
 
 
☆彡  ザクシスでの大会参加は初めてであったが、たくさんのザクシスファンの方にあえて語ることもあり楽しい一日を過ごす事が出来ました。大会も皆様の協力で安全に進行されたことでしょう。参加した選手や船長、ザクシスのスタッフ諸々とお疲れ様でした。また、次回も参加したいと感じた大会になりました。そして、今回の釣行には、A氏にお世話になりっぱなしで大変助かりました。又機会がありましたらご一緒くださいませ、ほんとにありがとうございました。また、同礁したしのはら氏、次回大会でもお会いしましょう、当日はありがとうございました。
 
 
 
☆彡  釣りの反省点?強風対策?あれは、自然相手なのでどうしようもありません。流されなかっただけでも良かった事でしょう。紛失したマゼラ―を購入しなくては!しいて言えば、米水津特有の、0号00号ウキ使用でノーシンカーという拘りの中、固定概念に惑わされない事で、臨機応変に対応する事が一番でしょう。また、ハリスを長めにとっても良かったかもなと、思い返す事は多い釣行となった。もっと、引き出しを出せるように経験を積んでいこう。次はいつ行こうかな?
 
 
 
 
チーム アラグレ 会長 ひろ