尾長との接点2014年 : 其ノ壱 後半戦

 前半戦に引き続き後半戦の開始
 
 
 
後半戦のマキエを作成。手ゴネで作る。マゼラ―やスコップも良いが、手ゴネが練り込みには効果がある。というか使いやすいマキエを作成し易いのだ。
 
 
 
 
それからは、水道側に入らせてもらい狙うも潮が動かずにアタリなし。
 
さらに潮が下げてきたので船着き周辺の南側に入らせてもらう。ここでは、潮が動かないが、沖に向かって段々とタナが深くなっていく階段状になっているという。其れに合わせて、タナ取りを調整する。
追い風なのでウキはGzでは飛びすぎる?それで、感度重視で職人気質SS 0号をセットした。ガン玉は無しで浮力はシンカーで調整する。
タナ調整はウキ止めの遊動幅を移動させながら、ベラのアタリを捕らえて底取りしてアワセて行く。後は浮上させてクロの活性をくすぐるのが課題となった。
マキエワークは拡散させて同調率を向上させる。ただ、潮が効いていないのでそのまま直下に沈下する事を想定して、少量をコンスタントに入れ込むことにした。
 
こうして、クロの食気を誘う?刺激をチマチマと掛けながらとうとう待ちに待った待望のアタリが来た。ウキが抑え込まれるような小さなアタリだ!
一気に引き寄せて勝負を掛ける。手前に来たら尾長を確認した。鋭い突っ込みを見せて見える海底へ引きこんでいく。それを抑えて抵抗すると竿が宙を舞った。チモト切れだった。飲み込まれていた。惜しいが悔しいが、合わせるタイミングが遅かったか?下げ潮でなかなか当たらない貴重なアタリだっただけに残念だ。
 
 
その後もアタルが、ハトポッポが楽しく遊んでくれた程度であった。
 
 
 
 
東磯に移動した釣り人が、夕マヅメに50㎝サイズの良型口太グレを捕獲してきた。見事なサイズだ!とても、体高があり更に大きく見えた。
 
 
そして、最終的に釣果がこれだ。口太グレに尾長グレが混合して釣れる。
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☆彡  初釣りで沖ノ平瀬に上礁する事が出来た。此処は低い瀬で天候と潮などの条件に巡り合わないと上礁する機会が無い場所なので、今回初釣りであったのに佳い機会を得る事が出来たので嬉しかった。釣りに行けるだけでも良いとは聞いた事があるが、まさしく平瀬は行けるだけでも満足してしまいそうな錯覚を覚える。年を越したがまだ尾長のアタリは続いているから、なお強烈なアタリはたまらなく面白い。バラしているが未だに獲りつかれそうになる。平瀬での尾長グレには反省点が多く、いつも先手を取られる。悔しいが今の自分の力量を見つめることになった。
 
 
☆彡  寒波が来て海水温も確かに低下している。尾長に交じり口太クロも上がり始めている。まだまだ攻略する事があり楽しみがある。クロ釣りたいが、いつも苦労させられる。でも、その苦労に対して工夫する事が楽しくなる。今回は表層流と強風に対してマキエワークと仕掛けの工夫で交していった。こうして、出来る事を探して行く事がオモシロい!
私的には今回の釣行は満足出来た。直ぐに応えは出ないものの、引き出しを出せていけた事は佳いだろう。もっと、攻略方法を見つけて行くとなお面白いだろうな。喰い渋りの時期は感度に優れたウキを使用すると、獲れないアタリが見えるアタリに変貌するかもしれない。私はザクシスウキを使用して、其の感度に助けられていますよ。機会がありましたら使ってみてくださいね。
 
 
 
 
アラグレ師 ひろ         990020140106001