尾長との接点2014年 : 其ノ参

2014年1月27日 月曜日 天候快晴 中潮 満潮5:56 干潮11:35
波1.M 北東の風 6M
 
 
 
強烈な寒波が日本列島を覆っていましたね。雪が降り、凍結も多かったことでしょう。しかし、今回の予報は晴れ!久しぶりに晴天となった。今年に入り大型ラッシュが続いていたが、先程の寒波の影響で水温が一気に下がったらしい。情報によると喰い渋りでエサも取られないらしい。一日で数尾のオキアミで十分なくらいと云う。
 
 
早速船長へ連絡を入れると予約できた。北西の風が吹いていたし時化後になるからどうだろうねと云う事で状況はまだ分からない。
いつもの夜中までかかった仕事を無事に終えた。道具を乗せて国道を走りぬけていった。今夜もあの峠はマイナス4度・・・・もう、当たり前の様な気がしてきた。この感覚がおかしい?
 
凍結注意しながら、カメヤ釣り具でエサの補給を行う。港に到着後一休みし出航前になると車がやってきた。ふと話しかけられ驚いた!前回同上礁したルアー魂さんでした。お一人?他にもルアーマンを1名連れていました。
 


 
 
出航6:45で船長に挨拶後に磯へ向かう。
まず、裸瀬に2名を降ろした。こちらの方は親子であるという。親子での釣りとか佳いですね。憧れます。
 
そして、私らが向かったのは!沖ノ平瀬!船長からハナレではないの?と言われたが今は修行中の身であるから本島でお願いした。
ルアーマンらも一緒に上礁。
 
 
沖ノ平瀬に3名とは、何とも都合よく広々と使えそうだ。釣り座であるがどこにしましょうか?
全体的に好きなところから開始してもよろしいのでは?ルアー魂さんは、水道付近を。私は、下げ潮になっているだろうし、東瀬に決めた。
 
 
 

今日のtackle
ロッド:がまかつ グレ競技スペシャルⅢ
リール:ダイワ 3000LBD
ライン:ナイロン 2.5号
ハリス:フロロカーボン 2.25号

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海の状況はいかがでしょう?満潮を過ぎて下げ潮が動いている。波はもう落ち着いているがウネリが時折被る。まだ、先端には乗れない。少し下がった位置から開始する。ウネリで先端を越えて被っている勢いはエネルギーが強い。ラインを持っていかれる。仕掛けが安定しないな。
マキエを撒いても、エサ取りすらいない。海水を触るとまだ、生暖かい。それほど下がっていないのだろうか?でも魚が居ない。あっという間に、1時間を経過・・・・。ソロソロマキエが効いても良い頃?朝マヅメはすっかりと逃してしまったがこれからだろうと意気込む。
 
鈎に付けたオキアミが齧られることなく、変化が無い。タナを上下に変化させていくも取られない。更に2時間を経過した。まだ来ないか?ウキが少し抑えられたか?でも、沈まない?竿先で効いてみるとコツ?小さなアタリだ。竿を立てると乗ってきた!来た!来た―!寄せている最中に急にテンションが無くなり軽くなった。外れた・・・・。針が小さいか?喰いが浅いか?どちらかだろう。
 
 
それからしばらくして、アタリらしきものが来た。でも、掛からずにオキアミが齧られた!ようやくチャンスが来たかとワクワクした。仕掛けが安定するようにラインを丁寧に修正していく。
ウキが抑えられゆっくりと沈んでいく。此処であわせずにジッと待ち喰い込ませる。それから竿先で誘いを入れてみる。これでコツンと返ってきたら成功。間違いなくクロだ!強引に寄せることなくテンションを一定に保ちながら浮上させるように誘導していく。重量感はある。ウキが見える所で突っ込みを見せる。ウーン、これこれ!この突っ込みの感覚が気持ちいい。瀬を交わしながらタモ入れ成功!やったね。口太クロだ!この一尾は嬉しい、此処まで来た苦労が報われる。ありがとう!
 
 
 
後は尾長との接点を持つにはどうしたらいいか?下げ潮が動いているはずだが、流れは無い?右に左に不安定であったが其れも無い?仕掛けは真下に立っているだろうと思われる。ガン玉をつけずに軽い仕掛けにする。負荷を付けずに仕掛けを安定するのは難しい。しかし、この晴天で邪魔になる風も穏やかなので心配無い。でも、真下に立つのはどうか?と思う。
クロは潮を釣れとまで言われている位潮の動きに過敏に反応する。
 
 
ここは、休憩をはさむことにした。
 
 


 
 
 
水道側のルアー魂さんは、朝マヅメのうちにクロ、尾長を数枚掛けたという。40オーバーのクロも掛けたが残念なことに針外れだったという。其れから何度も打ち返すも、ラインを高切れさせるという。アタリはあり、掛けるも高切れ・・・。ラインが傷ついているのだろうか?ウキのロストも既に数個と云う。
 
 
こんな時は気分リフレッシュ、底を狙ってアラカブ釣りだ!穴や割れを狙ってチョンチョンチョン。ブルブルブルと反応があると掛かる。簡単であるが居る場所を当てないといけないので意外と難しい。でも楽しかった。
ちょうど、干潮で平瀬が広くなったので散策して、貝に絡まったライン類を回収した。意外とありました。みんな平瀬の貝に苦労して釣りをしているのだろう。波やうねりがあるとラインが取られて貝に絡みやすいですよね。また、絡まったラインをそのままにしてい置くと其ラインにひっかる事なんて事もある。出来るだけの回収は行ってみました。時々はこんな事をしてみる時間があっても良いですね。
 
 
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アラカブさんありがとう楽しかった。
 

 


 
さぁ、後半戦頑張ってみよう。オキアミを砕いてマキエを混ぜ混ぜ。遠投も出来るように硬めに練り込む。正面や灯台瀬をも狙うもアタリなし。ベラが来るくらい。
 
沖目遠投に始点を置いて集中して狙うことにした。この頃になると、足元に大型のイスズミの群れが入ってきた。足元にエサ取り集めに、沖目に点打ちで本命用にと分けて狙う。
思い切り遠投させて、マキエも飛ばしていく。ジッと待っていると、目の前を釣り舟が通った!ウソでしょうこの至近距離を行くの?ヤバい!そう思った時には、ラインがバラバラバラ―ンと出ていく。釣り舟が相手ではかないません。仕掛けを引っ張られ切れてしまいウキロスト。そんな、目の前を取っていくなんて酷すぎますよ。漁師なら解らないでもないが・・・・。しかも、遠投しているマキエのすぐ後ろの筋に船を付けてしまい、釣りをする。
 
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それって、近過ぎない?私のウキの距離以内に居るなんて・・・・。そんなんで私の釣りが思うように出来ないでいる。
釣り船ならばもっと広範囲に動いていくと良いだろうに、何故にこんなに瀬の近くに私の前で・・・・。釣り船が居るために本命ポイントは狙う事が出来ず。
ポイントをズレして、潮の利いていなさそうであるが色々と試してみるしかない。
 
 
船着き横で遠投してカケアガリを狙う算段。マキエをチョビチョビと入れ込んで、仕掛けを入れ込む。ベラが当たり始め、深すぎるか?タナ調整を図りながら、またベラ?再調整を繰り返し、ラインにコツと当たった。聞きアワセを入れるとこれは本命!手前に来て突っ込む!突っ込む、海面を割ったのは尾長だ!やっと来たぜ!と喜んだ。
 
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尾長が来ると何故か嬉しい。体高も良くてかっこいいな。タナをしっかりと取り、マキエを利かせると良いようだ。其の掛かった様子を見てか?釣り船が動いた。今度は今釣れたポイント付近に移動してきたのだ!こんなに付きまとわれるとは!!驚いた。
また、狙うポイントが狭まれたために、更に私も移動してみた。
 
 
夕マヅメの期待を込めて狙い続けていくと、ラインが動いたかな?と云う小さなアタリであったが、これが一番の尾長であった。マキエは拡散した方が同調する時間が長いのだろう。点打ちよりも効果があった。潮の流れが無くても、カケアガリや沈み瀬を狙う事で引っ張り出せる事もあるので、磯に通ってポイントを見つけておくのも良いだろう。
 
 
 
 
 
その後は、掛けても、バリ、バリ、バリ、とバリ天国となってしまった。クロの姿を確認する事無く納竿した。
 
 
 
そして、最終的に釣果がこれだ。アタリも少なく、喰わせる事厳しかった今回の釣りで得た口太グレに尾長グレ。キープ少ないが勉強になったかも。
 
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☆彡  沖ノ平瀬・・・今季3度目の来島。喰い渋りはきつかったですね。アタリは数回しかなかった。いえ、獲りきれなかったのだろう。バラシは無いが、クロのタナを見つける事が出来なかった。悔しい。もっと、狙うポイントを探る必要がありですね。まだまだ勉強できそう。しかし、釣り舟に付きまとわれるようにポイントをつぶされるのは悔しかった。こちらは、限られた磯を歩いてしか移動は出来ないのになぁ。船は広く移動できるだろうに・・・。次回は、もう少し遠投力を伸ばしてポイントを広範囲に広げていこうかな!
 
 
 
☆彡  時化後だったから期待していたが、自然はそう簡単にはいかないものですね。クロが居る場所を見つけるのは難しいがそれだけ面白味があるというものだ。わずかな、クロと尾長であったが得るものがあったと自負する。改善点はまだあるのでこれからも試していきたい。沖ノ平瀬の尾長とクロ達、待っていろ!なーんてね。
 
 
 
アラグレ師 ひろ
 
 
 
9900201401026003