2014年・男女群島への遠征/夜釣り

夕マヅメも終わり・・いや暗くなるまで精一杯頑張り通した。いつのまにか夜になっていた感じだ。
男女群島夜釣り編の始まりだ。
 


 
昼釣りの最後はタケチャンの大きな獲物のバラし劇で終結した。それを境に夜釣りへ移行したのだ。
 
相変わらず雨は降っている。シトシト雨だ。いったいいつまで降るのだろう。朝からずっと雨に降られっぱなしだ。ポンチョを着ていては動きがとりづらいがなくてはならないパーツ。雨に打たれると寒さが身にしみるから釣りどころでなくなるのは必至。
 
まさかそのポンチョがあだになるとは・・・・・。
 
夜釣りタックルは夕マヅメが訪れる前にセッティングしている。後は振るだけにしていた。しかし、この雨で竿にラインが張り付きラインがぐるぐると回り絡まるというトラブルが発生した。
 
まずは解くしかない。解くにも時間が掛かる。作り替えるのが一番近道だ。
セッセと作り替えてようやく釣り開始。
 
 
釣り座は右手にタケチャン、私は左手。潮は左方向へと流れている。タケチャンの足下から払い出している感じだ。タケチャンの仕掛けが私の前に流れてくるようなので私の投入点は潮下へとなった。タンポの角にはきっとオーバーハングしているに違いない。その下に動きに乗ってくる尾長が居るかもしれないとタンポの角を集中して狙った。
 
 
仕掛けの安定を図るために、ガン玉を1個、2個、3個と随時追加していった。安定し始めたところでガツンとアタリだ!!!!
あまりの突拍子のなさと、どこに引かれているのか暗くて分からなかったがケミの明かりが足下へ突っ込んでいった。4号竿が一気に海中へ穂先を付け込まれた。ちょっと耐えるが・・・・なんせ精一杯。でもやつはそんなのお構いなしにさらに引き込み始め、伸されてしまった・・・・・。もう時すでに遅く根を回られバラシヲ演じた・・・・・。
 
 
圧倒間の出来事でした。
 
 
私の対応が後手後手になり先手をとれなかったのが敗因・・・。やられたな。ちょうど時刻が19:40を回ったところであった。
 
 
 
 
 
それからは雨に打たれながら丹念に攻めていたが集中力も欠け始めた。
 
私の方もタケチャンの方もアタリは全くといっていいほどなくなった。なーんにも釣れん・・・・。
 
 


 
 
いったん休憩をしようということになった。食事タイムだ!
ジェットボイルでお湯を沸かしてカップ麺を作り、温かい物を頂いた。生き返る。あとは缶詰や諸々と食べ尽くした。もしかして久しぶりにご飯にしたかな?
飯を食べるのも忘れるほどに釣りに夢中になるなんて!!
 
 


 
 
それから、雨が上がったようだ。釣りを再開する。潮の流れは右方面へ。うねりも収まり潮も引いてきたので足下の安全確認を行って、タケチャンと二人並んで釣ることにした。二人でエサを撒けば倍の効果があると期待した。
 
流しても流してもエサをとられることがない。
どこまでも流してみようと延々と流していくと!!これが良かったのだろう。
竿先にコッツッと当たったのだ!引きはそれほどないが大事に取り込んだ。
 
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これが以外に尾長で51センチあるではないか!!茶グレをちょうだいした。
 
 
 
これで気分が高まることはいうまでもないだろう。
 
タケチャンにも釣ってもらおうと頑張ってもらう。
そんな時に見回りの船が来た。「北西の風がこれから吹いて時化るので1時間後に瀬代わりします。それまでに準備してください」ということで安全体制をとるようだ。もちろん承知した。
雨はこの頃から上がり釣りやすくなった。荷物の大方を片付けて瀬代わりの体制を整える。そして釣り再開。
 
迎えの船の船首が見えてきた時にタケチャンにアタリが来た!!
ギリギリタモ入れ成功してこれが52センチの茶グレだったのだ。
もっと続けられていたらサイズアップを図れそうな感触があっただけに残念であるが
 
 
瀬代わりだ。
 
 


 
 
船上の甲板には移動する荷物でいっぱいになった。磯によっては良型や大型の尾長が掛かっているという。
そして女島に向かい針古島?に移った。何の変哲もなく横広い感じの磯。磯際を潮が通り尾長も通り道になりそうな予感。
 
タケチャンは早速瀬際から釣り開始。私は少し離れて釣りを開始した。
しかし、潮は引いているが潮の動きは無いようで辛抱の釣りを強いられる。そして根がかかりが多発してしまい、その度に仕掛けの作り替えをくり返す。意外と大型の仕掛けは縛るのも作るのも結構一苦労するものだ。ましてや暗い中で行う作業で夜中であり集中力も途切れ途切れとなってくる。
 
タケチャンの方も苦労しているようで魚・・・生体反応すらなくなった。
 
風も強くて寒くなり、ジェットボイルでたびたびコーヒーを頂いて暖をとる時間が増えていった。
 
意識も飛びそうになってきたので軽く休憩を入れて、カップめんで体に喝入れた!!一時はシャッキン―ンとするが、次第に眠気と疲労が襲う。腕の痛みも少しずつ出てきて体力が削がれていく感じだった。
 
 
こうして、夜釣り前半に51センチ、52センチの茶尾長のみとバラシであった。後半戦は反応なく終了してしまった。
天候が変わらずに瀬代わりしなかったらサイズアップしていたことだろう、しかし、天候には逆らえません。
 
 
最終的には、瀬代わり後からの朝マヅメまでは何も当らずに終了した。又機会があることでしょう。夜釣り編は終了したが、次はラストのチャンスタイム!朝マヅメの到来だ!
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アラグレ師 ひろ