平戸地磯巡り

2014年4月12日 土曜日 天候曇り 中潮  
満潮 18:36 干潮 13:26
波1M 北東の風 4M
 
 
桜も既に散ってしまい、世界各地では大きな地震日本海では大王イカや竜宮の使いなどの深海魚が揚がるなど災害や天変地異が起こっているのだろうか。気にかかりではあるが、釣りをすることに変わりはない。
 
 


 
休みのたびに時化続きときたものだから釣りに行けず仕舞いが連続していた。ようやく釣りに行ける目星が付くとワクワクしてしょうがない。しかし、財布の中身は?あれどうした事か?大銭が無い・・・。なので、渡船は使えません。
ならば、と地磯か防波堤かを選択することになる。マップを見ながらどこに行けるかと模索する。
 
 
風は穏やかなので色々と行けそうだ。仕事を終えて帰宅すると眠気に負けて一旦熟睡。
 


 
 
起床後、しっかりと朝食をとってから支度を始めた。干潮が丁度昼ごろなので夕マヅメが良いと判断したのだ。のんびりと釣行出来そうで体には善さそう。
 
 
 
伊万里のまるきんでエサと情報収集。しかし、チヌは乏しいらしい。行かないと解らないのでまずは海へ向かった。
 
 
 
お弁当を購入し、めぼしの港へ到着した。しかし、狭い空間に車がびっしりと!駐車スペースすらあまりないようだ。流石は土曜日と云う週末ならでは。まずはご飯だ。
 
 
 
それから釣り人が次々と海へと行っていた。タックル類からしてエギングのようだ。
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
海を見てみたが、なんと、赤潮が発生していた。これはどうしようもないな。海況は悪そうだ。釣り人も多いようなので、もう少し移動をしてみることにした。
 
 
転々と海を見ながら移動していく。どこも人だらけのようだ。
 
イメージ 2
 
 
穴場は無いか?あるはずはないが、探索する。
 
 
入口が解りにくいが、入り込むと林に包まれて雑草が茂る悪路を移動した。海に到着だ。場所は???
ナビは、大瀬と示していた。
 
 
 

平戸:大瀬

 
 
平戸大瀬へ到着だ。ワカメを取る人が居た位で釣り人は居ないようだ。
 
 
 
話しかけるとどこへ行くねという。私はそこらへんで釣りでもと。
 
御夫婦さんはワカメなど海の産物を調達していたようだ。
 
 
 
 
 
そして今回の荷物はこうした!
1)使用する竿、タモ類、柄杓などを手持ち
2)40センチバッカン オキアミ、集魚剤:マルキューチヌの宿
3)リック持参(タックル類を収納)
でまとめてみた。
 
 
イメージ 3
 
てこてこと岩場を歩いていく。そう遠くないが足元には注意を払う。場所の情報が無いために適当に場所を選択した。
 
 
 

今日のtackle
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ
リール:ダイワ 2500LBD
ライン:ナイロン 1.5号
ハリス:フロロカーボン 1.25号
ウ キ:財津釣具 ZAXIS ウキ 

 
ックルの準備を済ませ、さぁ始めてみようか?エギを振るが反応は無し。時合いが来るといいかもしれないな。
 
 
エギは早々に終決した。
  
フカセを開始するが、海全体へマキエを利かせる。海況は潮が動き出しているのだろう。足元付近から右方向へと動いている。仕掛けを投入するが安定を図れない。タナを調整するが塩がどんどんと早くなっていく。沖目の潮流にひかれて強さを増しているようだ。
タナを図る事が出来たが、竿1本強と云ったところ。
 
 
底から少し離して調整をして釣団取りを進めていく。
付け餌はローテーションする必要もなく貧層だ。仕方ないだろう。ウキへの反応はみられたのは、マキエも利いてきただろうと思われる頃からであった。しかし、ベラが付いてきた。其れからも順調にベラを捕獲する。
 
 
仕掛け、投入方向、タナを変更しても、当たってくるのはベラのみであった。
 
潮流が速くなり仕掛けの安定が図れなくなったので、一時中断した。仕掛けを全体的に重くしてみたり、ウキを00以下の浮力へと調整して探りを入れてみた。それでも、掛かるのはベラのみ。
 
 
ベラミーの猛攻に耐えながら、マヅメ時を狙うように気持ちを切り替えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
マキエの調整をこまめに行い遠近両用共に狙えるように配慮した。
 
 
 
マキエを調合するのは自宅もしくは店内でも出来るが最終調整は必ず現場で行うのが望ましいと思う。どのような磯へ行くのか解らない時にでも合わせていくことが出来るからだ。そうした、調整力を身につけていく事はどこの磯へ上がろうとメンタル的にも強みとなる。
 
 
 
マキエ量が時間の経過と共に減っていく。さすがに調整と云ってもあるものを使う以外には手立てはない。マヅメの時間帯であるがまだ来ないか?次に来るか?と想像が高まっていく。
 
 
もう少しでマキエも切れてしまう。太陽が落ちてしまう。そう感じながらも釣に夢中であった。
 
 
ウキが反応を見せた!!アタリだ!
 
ウキの入り込みはゆっくりであったが、確実なアタリであった。
 
竿で効いて掛かりを確かめる。ゆっくりと距離を縮めていった。
 
重さもあまりない、引きも強くない。????
 
イメージ 4
 
応えは、メバルであった。
 
春の訪れを知らせるメバル。嬉しい一美であった。本日私の貴重な一尾である。
 
 
其れからは、アタリが遠のいたが最後にメバルを一尾確保した。でも、あまりに小さいのでリリースしたという事は云うまでも無いだろう。
 
 
 
 
 
マキエも切れて、辺りも暗くなり始め、時間が差し迫ってきたので、納竿だ。今回の釣果は、これだ!
 
 
イメージ 5
 
サイズこそ小さいが嬉しい一釣一美であった。久しぶりにこの気持ちの大切さや感触を味わった。
 
 
 
 
 
☆彡  イカは最盛期だろうか?どこの磯もエギングをしようと多くの釣り人が訪れていた。狙いの磯も行けずじまいであった。しかし、その影響もあり新しい地磯を見つける事が出来た。情報が全くないために、自分で模索するという楽しい時間を過ごしてきた。結果はついてこなかったが、次へと繋がるものがあると思う。釣果は残念であるが、もっと釣本来の楽しさを本能的に実感できた貴重な釣行であった事は間違いないだろう。初めての磯は戦略が無いので自分の持ち手を思う存分に使う引き出しの量を問われる。其れが実は良いのだ。行き慣れた場所では無い所で如何に力を発揮できるか?釣りを成立させる事が出来るか?楽しむのか?実に面白い。いつでもどこでも同じ釣りをするのではなくて、その時その場所にあった釣りを展開する面白さを実感したのだ。
 
 
☆彡  お持ち帰りが出来なかった。メバルは好きなのだが、あまりにも小さかった。今度は食べ頃サイズを御対面したいものだ。新しい釣り場を発見した気分であり、面白かったな。ついつい夢中になり、帰る事を忘れそうであった。あっという間の時間が過ぎてしまった事を思い返すと釣りを始めた頃やいろんな釣りを覚えたての頃を思い出した。時が経つのも忘れて夢中になったものだ。今は、時間配分などをしながら釣りをしている自分に気付いた。知らない内に気配りが変わってきたのだ。でも、この釣行は初心の気持ちを思い出すきっかけになったかもしれない。サイズアップや、本命を狙っていたのに、捕獲できなかったこの悔しい気持ちを次へと活かしていきたい。さぁ。次はいつ行こうか!
 
 
 
 
ひろ
 
99000020140401200000011