尾上島 : 北のハナレ

2014年8月24日 日曜日 天候 雨
大潮 満潮7:32 干潮 13:52
波1.5M 南西の風6M
 
 
盆を過ぎたというのに、雨が続く夏の空。各地で甚大な被害が遭遇されている。避けられない災害は怖いものですね。
さぁ、待ちに待った磯遊びの始まりだ。
 


 
 
 
本日お世話になる丸宮釣センターの丸宮丸船長へ連絡を入れると悪くは無いだろうとのこと。当日はキザクラの夜釣り大会が開催されるという。早速支度を整えてはやる気持ちを抑えつつ出発した。
伊万里のまるきん本店で情報収集。宮之浦ならばイサキが好調の尾上島が良いだろうとアドバイスを頂いた。
雨の予報は、60-70%であるが、1mm程度なのでしのげそうだ。
港に早々着いてしまいしばし仮眠を取った。3時過ぎに起き上がり空を見てみるも良く解らない。当たり前か!まだ夜だ。予報はまだ変わりない。船長も到着し4時に出航となった。
 
 
向かうは、尾上島。
磯は船長任せだ。
 
 
 
大会は頭ヶ島方面であっているという。また、一般客らもそちら方面らしい。尾上島方面は私くらいか?西はすでに上礁済。船長が瀬付けをしたのは北だ!多少潮が大きいが、決して悪くは無い。
 
 
上礁後は荷物を高い場所へ移動させた。タックルのセッティングを始めようとした時に、体の異変を感じた。
ん?めまい?なんかフラツク?胸もムカムカシテきたぞおかしい。そのまま座り込み、シンガポールマーライオン並みに流してしまった。酔ったのか?体調不良か?睡眠不足か?食アタリ?どうしても変だ!
そのまま脱力となり、度々マーライオン状態で身動きが取れずに座り込んでしまった。すると雨が降り出したのだ。
この雨が、予報を変えて大雨となった。
 
 
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体力が急激に落ちてしまい、動きが取れないままでポンチョを被り、傘で雨をしのぐ。でも、傘は壊れていて雨漏りをするかさだった・・・・・。そんなぁ、ですよ。
雨の降り様がひどくなり、座っている足場も流れる様になってきた。場所を変えたくても動けなかったので、そのまま濡れながらジッと回復を待った。
 


 
 
体がいう事を聞くようになり始めたのは、上礁した4時から、いつの間に経過して9時頃であった。正面には、五島から帰港しているニューレインボーの姿が見えていた。朝マヅメを狙えなかったが釣りは出来そうなので良かった。
 

本日のtackle
ロッド: がまかつ 1.5-50
リール: ダイワ 2500LBD
ライン: ナイロン 1.75号
ハリス: フロロカーボン 1-1.5号

 
 
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さぁ、海況の方はいかがだろうか?既に満潮を過ぎているが本流の名残りがあるようで流れは緩やかであるが本流にひかれる潮が動いているようだ。
足元にマキエを撒いて様子を見るが、エサ取りどころか海からの反応は全くなし。生体反応がない。マキエを同調するように、また開始早々なのでマキエを多めに撒いてみた。上層は反応なし、負荷を掛けて中層へ狙いを変えてみた。ウキの沈みが加速した。
 
 
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最初の一尾は、夏が旬のイサキであった。型は小さくても嬉しい一尾だ!茶色の個体が綺麗だな。
それからも、イサキが当たってくれる。此のままでは、クロの層を通過しているのではないか?其れはまずいなと考えなおす。
 
 
10時を過ぎると、丸宮丸がやってきた。同じく、尾上の北に2名を上礁させていた。すると、その一人が此方へ挨拶に来た。ナントビックリ!!gureturimanさんではないか!ブログや丸宮さんでお会いする程度ですが、磯で会うと新鮮で嬉しいですね。
 
 
 
Gureturiman さんは、2週間後のクラブの大会の練習に来ているという。朝から上礁してクロを数枚キープできているというから羨ましい。北に3名並んでそのまま釣りを再開した。
 
 
沖目に潮目は出来るがちょっと遠い。下げ潮が本格化すると平瀬との水道に向かって流れ始める。その潮が近づく頃に、沖がざわつく波のある潮目がやってきた。ダイレクトに沖目を狙いタナは浅目をキープした。ジッと流れに乗せると、ウキが瞬っと消えラインが一気に放出となった、アタリだ!!しっかりと溜め込んでいくと良い引きだ、これは良型だ!最初の突っ込みを交わし、更に二度目の突っ込みも来た。体制を整えていたがテンションが無くなった。チモト切れだ。飲み込まれたのだろう。悔しいが仕切り直しだ。狙い目を外さなければ、こうして良型もアタルので抜け目が無い。
 
 
 
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後は、潮筋に合わせてマキエを撒きながら仕掛けの入れ込みを合わせていき尾長、口太を追加していった。
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潮の流れが緩くなりすぎると、イサキが喰う。潮の動きを読みながらタナを探るという感覚で対処した。
 
 
仕掛けへの変化は、主にタナの微調整と、ウキの浮力調整をガン玉や鈎のサイズで行っていた。
 


 
 
潮上でボイルらしきものを発見した。ルアーを投入すると、ドカーンと大きな引きが襲ってくる。あまりの強烈な引きにラインを出しながら対処する。最初の突っ込みを交わせた。結構引き強いぞ!なかなか寄ってこない。抵抗されながらもジワリジワリと引き寄せる。潮下へ泳ぎ始めるが、これも何とか踏ん張りこらえた。もう少しで姿が見えるか!と云う所でラインテンションにズリズリっと感触が来た瞬間に、軽くなった。ラインブレイク!!
残念だ、もう10Mとない位に寄っていたのに・・・・・・・。
引きからすると、ヒラマサかマダイか?結構な曲がりと引きを見せていたのでどちらにしても大型であることは間違いなかった。
磯の上は何があるか解らない。海には何が潜んでいるか解らないですね。
 
 


 
 
楽しめたアドレナリンが彷彿していたが、クールダウンにおやつを食べてのんびりと過ごした。
Gureturimanさんは、15時に納竿するという。私はもちろん、夕マヅメまでを狙う予定。
少しの時間であるが一緒に竿出しが出来て楽しかったですよ。ありがとうございました。
 
 
 
見送った後に、夕マヅメがやってくることに期待してハリスをアップした。
 
 
そして、やはりきたのですよ!潮の流れが左方向へと変わった時に、沖目遠投で張りをつけながら流していた。15:30を過ぎた頃に、パラパララララァァ・・・・、バチ―ンと衝撃のアタリを捕らえた!来た来たー!これだ!
グイグイと寄せて来て磯際への突っ込みを見せる。目視で来たのは、尾長!しかも良型だ、軽く40㎝をオーバーしているではないか!これは取りたいと気持焦ったか?3度目の突っ込みにテンションダウン↓。これもチモト切れ、飲み込まれていた。
 
 
 
何とも悔しいバラシを演じてしまい残念だ。
 
 
その後も狙い続けるもサイズダウンしてしまった。その時に異変があった。私のクロが海中で不気味な黒い物体にパンチをされている?見た目で軽く2kgオーバーの大型アオリイカが私のクロを狙っているではないか!!すかさず、ルアーをエギに変換して投入、直ぐに寄ってきた。エギに乗ったのは近くに居たもう一杯の1kgのイカだ!
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してやったり!!デカイイカを狙おうとしたが、タモ入れしたエギがタモ網に絡まりほどいている間に地合いを逃した。
新子のイカがたくさん群れていたのは確認したがそれ以上は反応しなくなった。
 
 
 
 
こうして、納竿時間を迎えて回収だ。今回の釣果は、クーラー8分目と云ったところで終了。良型尾長を取り込んでいたらちょうど満タンだっただろうな。
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☆彡  夏の昼釣りで沖磯は酷使するだろうと思われたが、其れは確かだ。今回は雨と云う天候に見舞われたがそれも苦戦することになった。朝の時間はまるで、罰ゲームのようだった。体調管理をしていたはずがまさかの不調となり一体何だったのかはわからないが、磯に上がると何もできなくなるので、心身ともに健康が一番だと思った。
 
 
☆彡  しかし、沖磯は良いですね。やっぱり、宮之浦の磯は最高ですバイ!口太、尾長、イサキ、アオリイカと抜群の釣果ももたらしてくれました。また、バラシはあったものの、惜しいものもあったり、謎の大型魚も居たりと魚種の豊富さも物語っていた。あのデカイイカは一体何キロくらいあったのだろう?また、遊びに行きたいですね。
 
 
 
 
 
ひろ
 
 
 
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