北浦 ビャクダニ

2017年1月15日 日曜日
天候、快晴
風  北西11M
波高 3→2,5M
中潮 満潮10:43 干潮4:10


日本一グレのフカセ釣りが難しいと云われる磯、宮崎県北浦への釣行する機会がありました。ダイワマスターズのブロック大会の下見?よく言えばプラクティス。宮崎県には、ザクシスウキの甲斐テスターが居ます。今回、ホームグラウンドを北浦とする甲斐さんに教授願えました。


北浦、宮崎県の太平洋に面する海。向かいには、四国の日振やデカい尾長の名所を望みます。潮位の干満は勿論で在るが、それ以上に黒潮の昇り、下り潮に影響されるらしい。現況は、渡りのグレがまだ入っていないようで活性はイマイチらしい。渡りのグレが入れば本格的なグレの釣りがたのしめるそう。



北浦でお世話になった渡船は、貴富丸《たかとみまる》。人柄が私好みの世話焼き船長で、安心して釣りのサポートをお任せ出来ました。当日は、ありがとうございました。

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最強寒波が来ていることもあり早々に出発。高速では、玖珠辺りから湯布院に抜けるまで雪が吹雪いていました。港に着いて一休み。
起きると、甲斐さんも到着。初対面でしたが、甲斐さんの人柄のせいでしょうか?緊張なくご挨拶。


出航430
納竿1700
料金¥4500也


実は、マスターズへの参戦は私だけでなく甲斐さんもでした。マスターズに向けて、強風?爆風に対抗出来るようにタフコンディションでも、お構い無しなお二人。


たくさんの釣り人をハエなどの名礁に下ろし、私らが上礁したのは、ビャクダニと云う地磯。

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マスターズで使う可能性大よ♪と船長から。


五時に上礁したが、夜明けまでタップリ時間あり、甲斐さんがすぐに支度したのは!カンカン!
缶に、ダンボールと駒木をくべて焚き火ですよ♪コレで暖をとりました。確かにどの磯も焚き火の灯りが点いていました。夜明け前は、焚き火から少しでも離れると滅茶苦茶寒かったので寒さ対策は万全にしないと身動き取れなくなりますよ。特に手足の先は冷え切っていました。


さて、海況は風が左から右へかなりの強風。風?強さは、クーラーボックスがゴロゴロ転がってしまうほど!山から吹き下ろしの加速した風は、吹き飛ばされそう。潮は表層が押されて分かり辛い。

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早々に、係をはじめとする魅せたのは名物キタマクラ。彼等にはキチンとご挨拶しないといけませんよ。仕掛け回収で、スレ掛かりする位にウジャウジャ居ますからね。


針も毎投取られていきました。際、遠近と変化をつけながら探していきますよ。
やはり、風にライン取られて仕掛けの安定図れません。ウキを浮かせても沈めてもなかなか手を焼きますね。
そんな中、甲斐さん!サクッと掛けました!何故に?
しばらく観察、聴いてみたりも!
ラインを風に取られるので、タイミング図りながら撒き餌と同調出来るようにポイントにアクセントつけている。
ならばと!やってみるがやはり、風が…。それでも同調出来ると素直にククーンと口太きましたよ~♪

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パターンか?と思うも通用せず。喰わせの手法を使いこなさないと食い込みません。アタリを捕らえるも掛かり浅く口切れも!
浅く浮遊すると、尾長も!

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流石は北浦。易々とはいきませんね。


気分転換に、弁当を頂きました。味つけ濃いですが、美味しかった♪500¥也。

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アタリ出ても喰わせられないと、ウキ止め外してフリーに。キタマクラが不在のポイントを探していくと良さそう。


しかし、随時仕掛けの変更しましたがウキ止めつけて、シッカリとタナをとり半遊動で合わせていくと型が上がりサイズアップする事が出来ました。

ようやくタモイン!

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ココだと決めつけずに、丹念に探していくと良さそう。


付け餌は、生沖アミがベストでしたね。今度は、多少手を加えることも検討中。



気付くと、納竿時間に。まだまだやり残すこと多くありますが、退散ですね。北浦は、日本一難しいと云われますが、やり尽くし感があり滅茶苦茶面白い磯でしたよ。

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各名礁の釣り人を回収し港へ。船にはたくさん居ましたが、なんと!どこもグレの気配無く一枚も釣れなかったというではないか!驚きですね‥。
ある磯は、撒き餌に反応して出てきてもちょっとついばむくらいで針掛かりせずとか。
そんなに厳しい状況とは。



対策や秘訣は、今から考えましょう。来週の北浦が楽しみですね♪



今回の釣りを全般サポートしてくれました、甲斐さん。当日はありがとうございました。また、釣りをご一緒してください。


ひろ