撒き餌柄杓:オリジナリティ
元々使っていた柄杓。握り方を変えて使えなくなった。友人が作ってくれましたが連絡取れなくなりどうしたものか?セミオーダーの柄杓等を購入もしました。
んが!このまま放置も勿体ないでしょう。私自身で作り直すか!と。
構造は、カップ、シャフト、グリップの三種類が融合していました。
元のグリップを解体。解体というか、破壊でした。
部品が取れなかったので、カップを外す事に。カップは、火炙りで熱を通す事で接着剤を溶かして外れました。
部品では、カップとシャフトが使えそう。
グリップは、タカ産業からのグリップを使いました。EVA素材なので加工がしやすいだろうと判断。
グリップに指掛の穴を掘りました。ヤスリで削ると良さそうだが適当なものがなくハンダの熱で溶かしながら取り除きました。
シャフトとグリップ。グリップの穴が小さいためにヤスリで掘り起こして穴を広げました。この作業が、一番時間を要しました。電動器具やヤスリの番手にバリエーションがあれば佳いのだが。手元に在るものを使うしかないので苦労しました。
カップとグリップを装着した状態で、全長を計りながら長さを合わせてみました。
全長が決まるとグリップの接続配置も決まりました。
グリップの接着剤には、二剤混合のおよそ8時間で接着し12時間以上で接着力向上タイプにしました。
接着後に一晩放置。
グリップのカップ向きに僅かな隙間が気になり、黒色の熱収縮チューブで埋めてみました。
グリップには、EVA素材なのでそのまま使用できますが、せっかくのオリジナリティを醸し出しましょう。
紐等、今回はゴム紐を表面に巻き付け、握った時の感触を確めながら巻き方や巻き位置を微調整しました。出来上がりイメージは、デコボコのコブを。
握った時の指の位置に合わせていきました。
それから、35ミリの熱収縮チューブをグリップの長さにプラスアルファ長さを足して、火炙りで収縮させていきました。
トップは、キレイに巻き付きました。
カップ側は?長さ足らずちょっと収縮し過ぎた。
まあ、初のトライだったので許しましょう。出来るだけ長目にして、残りをカットするつもりが良さそう。
カップの変更。
ベルモントのフッ素チタンカップ。
サイズはSの12.5ml。重量6.5gram。黒色の発色で、かっこいい。
オリジナリティ溢れる柄杓。使い込んで自身好みを見つかると佳いですね。
ひろ