宮之浦のクロ : 詰めが甘い

2010年9月12日、日曜日。中潮・満潮10:58、4:34。天候は曇り雨50%。波2.5Mうねりを伴う高潮。
 
 
台風10号が中国河南で熱帯低気圧に変化し、東シナ海に長くおよぶ秋雨前線が今回の天候を左右するようです。当日は、日曜日ということもあり、釣り客は多いようです。おっと、その前に釣行予定は長崎県宮之浦で、丸宮釣センターさんを利用させていただいています。
本日も釣行スケジュールを相談に乗っていただきありがとうございました。
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釣行スケジュールは出航400、納竿1300の予定です。上げ潮をメインに、台風と前線の様子で時化模様を期待してヒラスズキを予定しています。チームアラグレのコマちゃんに呼びかけたのですが当日は私用で不参加、また、チームアラグレのプーさんにも呼びかけたのですが、家族を愛する者ですので当日は家族サービス中で不参加。なので単独での釣行です。今後は一緒に行きましょうね(^_-)-☆
 
 
 
希望は尾上の平瀬をと上礁を考えていたのですが、船長判断でうねりを伴うので危険だろうから別の場所にと!それで、上礁したのは、頭ヶ島の平瀬です。
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しかし、期待以上の波はなく、言うなればベタ凪に近い感じでサラシもなく穏やかです。しかし、風は強風で南の風10-12Mを常に吹いていて背中を押されるようでした。
 
 
潮切れも朝のうちは良くなくて、イマイチ (--)y-゜゜゜  ベイトの反応も?というかベイトがいないです(;一_)
 
 
表層、中層、低層と狙いますがなにもアタックなし。
 
 
天気が、曇りで雨だろうと思っていましたが、夜明けとともに空は青空そのものでピーカンといったところでしょう。日焼けするかと思いました。そうかと思うと天気は急変し、辺りが真っ黒になり、土砂降りの雨となります。これは、想定内でした。だから、ポンチョで雨をしのぎます。それは良かったのですが、海の状況がイマヒトツ・・・・。
 
 
 
 
 
ルアーでの反応が鈍いので、フカセの準備をして楽しむことにします。
 

本日の私のタックル。
ロッド:がまかつ  アルマ 1.25-50
リール:シマノ テクニウム fire blood tune
ライン:サンライン ダイナード1.75号
ハリス:サンライン ブラック1・5-1・75号
ウキ :ZAXIS syokunin  katagi type SS G2・G5・G7

 
 
本日は、潮の流れがハッキリとせず動きが不憫な性もあり、潮に敏感なSSを中心に選択しました。流れの強弱に合わせて浮力タイプを選択します。
 
 
 
上礁後は上げ潮になっている時間帯ですが、沖に向かって下げの潮が残っているようで左から右へと流れがあります。
 
 
 
釣り座は、南の風が強いために風を受けるのに背中を向けて、干潮時には北側の沈み瀬にあがります。下げの残り潮を丹念に攻めていきます。
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撒き餌を撒くとスズメダイの大群が来ていますが、そう量は多くないようです。なんなく、仕掛けを馴染ませてクロを連発ゲットします。
(^^)y-.o
 
 
しかし難点が小さなサイズです。ポイント、タナをズラシテみても効果なく同サイズばかりです。25センチのキープサイズが釣れる頃には、ちょっとした工夫を一つ。
 
セオリー通りですが、手前に撒き餌を多めに撒いて沖目の本命ポイントには1つか2つ投入します。それで、12尾とゲットンします。(^^)y-.o
 
 
 
それから、テンポよく10尾ほどをゲットンしたところで一時休息。
 
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それが、なかなか型が伸びなくなってしまったのです。
 
 
 
 
 
 
 
だんだんと潮は上がってきており、釣り座が無くなってしまってきました。それで、釣り座を北東向きに変更。その時に、潮の動きに変化が???
 
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今まで右向きへの流れが急変。沖に向かう潮!!本命潮が発生しました(^-^)
 
 
 
 
ここから、私の甘さが出てしまいました。
 
 
 
 
 
手前に撒き餌を撒いて、仕掛けをその先へ投入。それからジワリとなじませ、でも、一度では馴染まない(+o+)
それで、ガン玉を小さいものを追加します。
すると、仕掛けが馴染んで、一度、フワ―ンと少し吸い込まれます。そして、その後ゆっくりと浮上してきます。「何だ?」と思った瞬間!!
 
ウキをビュっと海中に引き込ませ、手元のラインが弾け飛びます!!!\(o)/!
 
 
 
 
 
タイミングをはかって合わせを入れます(^^
すると、竿にドーンとかなりの重量感が乗ってきます。しかも、さらに引き込もうとグーンと引きます。竿を立てて胴に乗せます。
 
良い重量感ですが、ややラインが出されていたようです。なかなか寄ってきません。これは、持久戦か?と思いつつも、尾長が呑み込んでいるようならハリスが飛ばされるだろう。
正体は?マダイ?ヘダイ?イシダイ?イスズミ?クロなの?といろいろと頭をよぎっていました。
 
しかし、それから、1分、2分、3分、と時間が経過していきます。ゆっくりではありますが、間合いを詰めます。ウキがみえる範囲まで寄ってきたときに!それから、23度、いや4度と強い締め込みをかわしていきます。
 
ようやく、近くへ寄ってきてあとは浮上なのですが、ウキが海面から離れハリス分の距離へと近寄ります。その時に魚体を目視\(o)/!
 
良型だ!  目視で45センチは余裕であります。どうも尾長のようです。
 
 
それから、取り込み少し前に来た時に、ハリスが、ブンッとはち切れます *1
 
 
 
 
私:「なんで?」  ハリスチェック。
 
ウキの直結部の数十センチ下で切れています。
これは?原因は?
 
 
しばらく模索します。
 
 
原因の解析
足場がすでに満ちてきて瀬に擦れた。
ガン玉を打った場所でのハリスの噛み潰れ
ガン玉が瀬と干渉して、そこを支点としてハリスの限界を超えた
 
 
仕掛けは、毎投ごとにチェックをしています。不安があれば、交換、手直しをするようにしています。しかしながら、こういうこともあるものですね。いづれも原因です。
「私の甘い部分がでたのですね」(-.-)
 
 
 
 
 
それから、ガン玉を打たないように軽めの仕掛けで馴染ませる練習を繰り返しました。しかし、もう、喰ってはくれませんね。それは当然です。私が、バラシタノデスカラ。
 
 
 
少し、沖目の遠投を行ってみました。すると、クロは反応良く答えてくれました。ようやく、キープ満足サイズといったところでしょう。バラシハ痛かったですが、このクロが私を救ってくれました。(^-^)
 
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その後は、手のひらクロと、イスズミの猛攻を受けて餌もなくなり納竿です。
 
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☆  当日は、天候も意外と良いだろうと思っていたのでルアーでのスズキを期待していました。しかし、自然相手です。そう簡単にはいきません。メンバーには呼びかけたのですが、この日は来なくてよかったのかもしれません。
 
 
☆彡  今回のバラシハ痛恨のダメージを受けました。でも、釣行へ行く際に“ 自分への課題 ”をもって釣りをしようと心に決めていました。それは、強風でなかなか自分のものにはできなかったのですが、バラシを演じてこういう機会を大事にして今後をまた考えることではないかと思います。普段、仕掛け調整はマメにしているので、それ自体が原因ではないだろうと。しかし、今後の対策などを考える機会にはなりました。バラシハ痛かったのですが、より一層釣りが楽しくなってきました(^-^)
 
 
☆彡  少しずつ、秋は訪れています。しかし、天候は当日でも細やかに変化していますのでくれぐれも安全に釣行をしていきましょうね(^^)y-.o○  腰の痛みは治ってきたのですが、やはり、遠投はお手手を痛めますね。体調管理も釣り人の役目かもしれません。皆様も体調管理も怠らないようにしてくださいね。
 
 
 
チーム アラグレ 会長:ひろ
 

*1:+_+