口太&尾長クロ爆釣 :上五島

2012年1月27日金曜日 中潮、満潮 10:52、干潮 17:03、北東の風7-8M、天候曇りのち晴れ。波高2M
 
 
さて今季2回目の釣行予定が立ちました。最近は、冬将軍が猛威をふるっているので、クロの活性が気になりますね。しかし、時化後でもありそれなりに期待はしているのは私くらいなのか?
五島のクロの活性を確認すべく、出発ですよ(^_-)-
 
 
今回お世話になった渡船は長崎県平戸市西浜の浜本釣センターのアクアライナーです。当日は大変お世話になりました。
 
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港に到着すると、出航時間までに多くの釣り人がみえていた。クロは釣れているのだろう。平日にこんなにも人が集まるなんて!!
そう思いながら、船長に挨拶を交わし船に乗り込んだ。
 
 
当日は、取材もあったようで2グループが先に磯へ上礁していった。残った者達は船長にお任せしながら向かったのが、白瀬!
 
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ここは、五島列島でもミニ男女群島というべく特別なところなのだ!
上礁できるだけでも嬉しかったな(*^_^*
 
 
 
 

本日のtackle
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:ダイワ iso z 2500
ライン:サンライン マスラード 2号
ハリス:サンライン black stream 2.5 ~ 2号
ウ キ:ZAXIS  職人気質 SS 0号

 
夜明け前の到着時には、まだ波もあり上礁したのはトウフの地方でした。
 
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夜明けとともに釣りを開始。足元の瀬際から開始する。撒き餌を数杯撒き様子を見る。まずは、ZAXIS職人気質のSSサイズ0を選択する。上層からジワリと攻めていく作戦だ。表層は、反応が無い。ガン玉を追加する。そして、仕掛けが馴染むとゆっくりと沈む設定に調整する。このSSなのだが、潮の吸い込まれる場所に自然と流れていくのが不思議なところだ。その性質を利用して、瀬際に仕掛けを入れ込むも吸い込まれる潮に自然と馴染ませていくと、ライン引きでのアタリだ!!
 
ガッツリとして引きはあるもののどちらかというと重量感がたっぷりである。タモ入れするとこれにはビックリ!口太であるが、開始早々から47センチサイズではないか!!
さすが、白瀬である。
それからは、サイズはダウンするもののポツリポツリと喰らい付いてくる。クロの活性は良いようだ。
 
「トゥルルル・・・・・トゥルルル・・・・・・」夜もすっかり明けた頃に船長からの電話が?今釣っている場所からもう少し、右側を釣るといいとアドバイスが入る。
 
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船長のアドバイス通りに場所をずらしてみた。するとその1投目!!!
強烈なライン引きが突然訪れた!!
そのまま、アワセを入れるが遅かった(>_<) 「ブッツ」チモト切れ・・・
引きからすると相当な引きであった。これには残念。その後は、キロクラスの口太が単発ながらもかかってくる。これは嬉しい。でも、上昇志向な私はサイズが欲しい(>_<)
 
撒き餌の同調を少々ずらし、仕掛けと撒き餌の同調をややタイミングをずらしてみた。それは、『仕掛けを投入→ウキ周辺に撒きを撒く』、から 『撒き餌を撒く→仕掛けを投入』と後打ち撒き餌から先打ち撒き餌に変更した。
たった、これだけであった。
 
ウキに小さな反応を見せたので、竿を立てて利きアワセを入れる
すると ズドン!っと一気に胴に乗ってきた!(_;)
「どこまで曲がるの~」と言わんばかりに竿は絞り込まれる。それでも耐えてゆっくりと誘導を仕掛けるが、瀬際に強烈な突つ込みを見せて、瀬にラインが当たる(_;)
嫌な予感は的中で、ラインブレイクとなった。「悔しいが、マタシテモ、バラシタ」、さすがに二回のバラシはツライ。
 
 
 
それから、船の見回りが来て瀬代わりをすることになった。波も落ち着きトウフへ上礁した。
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潮が下げに入っており、思うように潮は動かずに当て潮であったが、それはそうと遠投から仕掛けを回収しつつ仕掛けを馴染ませるというライン操作を行う。これが成功して早速、その1投目からアタル!45㎝超えの口太が喰らい付いてきたのだ。その後も、コンスタントにアタリは続き、あっという間にクーラーは満タンになり入るスペースがすっかりなくなっていた。
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狙うポイントを少しずつ変えながら釣り続けるが反応が悪くなった。そして、下げ潮が足元にあたり、それが通過している流れの先を取り置きしていた。そこは、やや先の瀬との水道になっており沈み瀬も多くクロが掛かると厄介そうであった。しかし、最後に仕掛けを投入してみた。
 
撒き餌を撒き、仕掛けを馴染ませ潮の流れに任せる。ここはあえて逆らわずに流れに仕掛け全体を任せるように乗せていく。そして、スプールにかけた指先のラインはやや張りながらアタリに備える。
仕掛けを流し、じっくりと攻めると、「 キタ―! \(o)/ ! 」
バチバチバチーンッと。
 
すぐにはベールを戻さずにラインを指で止めて竿の弾力を最大限に引き出すために胴まで曲げて様子を見る。ラインが無理に引き出されなくなりベールを戻すと、ここからが大変であった。イキナリ、『ジジジッジッージジジッジッージジジッジー』とドラグが鳴り響き
今日(強)一番の引きを見せる。
私は水道の流れがクロの引きを助長させているのだろうと思い、丁寧に竿で溜め、引く時には溜めを利かせ、止まると引き寄せることに集中した。距離を詰めていき、ウキが海面に見え始めた。足元付近に来るとそれからも強烈な引きを続ける。足元は沈み瀬や瀬際がありとても、私には不利となる。しかし、これ以上のラインは出せないと竿を絞り込まれてもラインは1ミリと出さずに対峙する。
何度「クックック」とこらえただろう。強烈な突っ込みを交わしてようやく魚体がみえるも結構なサイズ!
 
タモ入れに成功し、無事に捕獲成功。
 
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その魚体はとてもキレイナもので、尾長であった。釣りたてで50㎝サイズ。その後は、絞めたら49㎝に縮んでいた(>_<) まぁ、こんなものでしょう。それでも、久しぶりの良型の尾長の引きを堪能でき、私は満足した。
 
 
こうしている内に、納竿時間となり、まだ、喰いが続きそうな白瀬を後にした。
「また、ここに来たい。釣りって楽しいな」って思いで胸がいっぱいであった。
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帰宅後に、魚体を解体すると刺身では、脂分が沁み渡り旨み成分が程良く馴染んで最高の味わいを見せた。また、白子もボイルしていただいたのだが、とても、美味であった。
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☆彡  今年のクロは当たり歳と言われている。各地のクロ釣り場からの情報はとても満載である。五島列島もその一つである。私は五島列島の景観がとても好きなのだ。九州の西側になる位置になるためにその西側には何もなく大海が広がっておりその大きな自然が好きなのだ。その白瀬はまた特別で、ミニ男女群島と言われることもそうだが、憧れる場所の一つである。その場所に行くだけでも興奮し、楽しめる。
 
 
☆彡  寒波が入り水温も低下している。尾長が好調であったが、口太も同様である。これから喰い渋りを見せるその場面がもっとエキサイティングな駆け引きをすることになるだろうと思う。それが、私的にはたまらなく寒クロ釣りの醍醐味が味わえると思っている。いつか聴いた言葉だが、「クロ釣りは、口を遣わせるのが難しい」を言われている。確かに、喰らい付いても吐き出し、鈎掛かりが浅くなることもしばしば。繊細なウキなどのタックルを選択するのも釣りのうちである。
 
 
☆彡  今回は、クロの活性が良く楽しめた。最後に来た尾長の引きは言葉にできないくらい強烈で必死なやり取りであったな。でも、達成感は充足されました。朝晩は寒いので防寒対策は十分に行い釣りに備えましょう。私、今回の釣行でタモが折れました。道具の管理も怠らないようにすることも釣りのうちなのでしょうね。そこは反省です。
「釣りって楽しいですね。また、釣に行きたいなー」 (^_-)-
五島に行くなら今のうちですよ~
 
 
チーム アラグレ 会長 ひろ