寒クロ?:中ノ島砂ツキ

2011年1月22日土曜日。中潮、満潮10:19、干潮16:21。天候曇り、北西の風8-9M、波2.5M
 
当日は仕事を終えて丸宮釣センターへ夜中に到着。しばし、仮眠をと思い眠ってしまった。4時ごろには五島便、宮之浦便でたくさんの釣り客で賑わっていた。どうも、その日はクラブの大会などが催していたようだ。疲れが利いていたのかなかなか覚醒しきれずに五島便を逃してしまう。そんな事もあるのである。しかし、ここは宮之浦!近場の宮之浦が残っているので早速洗面して顔を引き締めて支度を済ませる。しかし、寒いものだ。顔を洗う水が冷たいこと。
丸宮丸に乗り込み船長と磯の相談をします。北西の風が吹いており風裏となる場所を選択します。向かったのは中の島の方面へ。しかし、ブルースは満潮時にはかぶってしまう恐れがありその横になる砂つきへ上礁となった。なかなか中の島の風裏に乗ることができなかった私は喜んで磯へ上がります。
 
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今回お世話になった渡船は長崎県平戸の宮之浦、“丸宮釣センター:丸宮丸”です。出航4時、納竿17時の予定です。
 
 
夜明けまで仕掛けのセッティングをしますが、とても、寒い!指先が凍りついてなかなか動きません。活動意欲もそがれる思いでガタガタと震えてしまいます。さすがは冬ですね。こうなることならホットコーヒーを持ってくればよかったと後悔してしまった。次回への反省です。
 
 

本日のtackle
Part1
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:シマノ テクニウム 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.5
ハリス:サンライン ブラックストリーム1.5
ウ キ:ZAXIS syokunin katagiシリーズ SS


Part2
ロッド:がまかつ インテッサ 1.25-50
リール:ダイワ トーナメント iso-z 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.75
ハリス:サンライン ブラックストリーム1.7
ウ キ:ZAXIS syokunin katagiシリーズ 遠投24

 
 
 
 
夜明け後に早速釣り開始します。潮は上げ潮でゆっくりとブルース向きに左流れでやや当て潮になりながら流れているようです。しかし、風裏のはずが、正面近くから吹き付けてきます。どうも、まき風が吹いているようです。
 
朝マヅメの1発は期待できない状況なのでpart1の仕掛けで臨みます。撒き餌をまいて足元の様子をうかがうとたくさんのスズメダイが群れてきます。仕掛け投入すると仕掛けを噛まれる様子が・・・。フグ系統がいるようです。流れに乗せ過ぎると左の砂浜へ流れてしまうので、短距離での勝負を臨みます。しかし、クロの反応はいまいち。タナを3ヒロもとるとベラが喰ってくる。これは難儀だなーと思う。そこで、仕掛けを出来るだけ遠投して沖の流れに乗せて、手前に流れてくる際にラインを回収しつつ、手前の瀬に上がりきる前に喰わせる作戦に徹してみます。これで、上げ潮でキープサイズを2尾ゲットン。
 
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その後、下げ潮に変わり流れは左から右への流れに切り替わります。しかし、右流れは満潮後の浅瀬に上がってくる当て潮。しかも、南向きになり太陽が眩しいときたものでウキの視認ができない。これでは、どうにも苦労していたが、それからも、下げ潮の流れは安定せずに右流れが止まり、突然左流れになるなど乱れているようです。原因は沖の流れに引かれたり押し付けたりしながらで流れが不安定になっているようです。そこで、仕掛けをpart2へ変更して超遠投を測ってみることにします。浮力はB、これに追加のガン玉を追加して仕掛けを馴染ませます。追加したのは、遠投した分のラインの抵抗を軽減させるためにあえて負荷をかけます。こうすることで、風、潮流、仕掛けの距離の分をカバーさせるのです。本音を言えば、仕掛けに負荷をかけたくはないのですが、このコンディションを乗り越える一つの引き出しでしょうか?ここで、水中ウキを使用するかと検討したのですが、実は・・・・水中ウキを落としてしまい予備が無かったことから重い仕掛けを選択するしかなかったのです。風の影響が予想よりも大きく仕掛けの安定には苦労しましたが、なんとか、クロをかけることには成功。ただ、型が伸びなくてリリースとなる。下げ潮が止まるころにフッと流れが淀んだ瞬間がきました。ここで仕掛けをpart1に変更してみると、ウキが軽快に沈んでアタリを鮮明にとらえます!
心地よい引きを楽しませて上がってきました!クロです。
 
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全体釣果は良くなかったものの、引き出しを駆使するにはモッテコイの釣りとなりました。こうして、予定よりも早い迎が来ていたので16時には納竿です。
 
 
 
☆彡  仕掛けを2通り以上試すことができて、その引き出しを海の状況に照らし合わせながら釣りをすることがとても楽しかったです。今回は、考える釣りが多かったのですが、それが楽しいと感じた一日でした。タナは、寒も入り深いと感じていましたが、餌取りの反応をみるとまだ、活性が高いとみて2ヒロ―3ヒロ、もしくは、1本半程度で十分対応できました。もしかするともっと深い棚にクロはいたかもしれません。しかし、これまでが今の私の技術なのでしょう。もっと、果敢にアタックしてもよかったのかもしれません。
 
 
☆彡  クロに口を使わせることは難しいと思いつつも苦労した中に釣りの楽しみもあるものだなーと痛感した気持もあります。こうして、釣りを自然状況に合わせて釣りをすることで一つの引き出しや自信をつけることになるのでしょうね。結果からするともっと型をあげたかったですね。それは次回に持ち越して再挑戦です。帰港後しばらくして五島便が戻ってきましたが、さすがは五島で型は良型揃いでしたね。数はいまいちですが、これから良くなることでしょう。
 
 
 
 
チームアラグレ 会長 ひろ