梅雨クロ : 宮之浦(頭ヶ島)

2011年6月29日 水曜日。中潮、満潮6:31、干潮13:07。波1.5M、天候晴れ。
先日、夏至を迎え台風5号が東シナ海を北上しました。その際に波5M超えと海は荒れまくり・・・・きっと洗濯機内状態だったことでしょう。台風前に宮之浦の状況は俄然良くてクロが好調だった模様です。さて、台風後は?ということで楽しみにして出発。

本日の同行はメンバーのプーサンと一緒です。プーサン最近痩せたらしくプーサンらしくなくなってしまい、いつの間にかたくましくなっていました(@_@;)
いつも家族サービスをして家庭で頑張っているからでしょうね(*^^)v
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すでに船客は多く、上礁したのは頭ヶ島の正月カブセです。ここも有望とあり期待します。
 
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本日のtackle
上層―中層
Tackle①
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:シマノ テクニウム 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.5
ハリス:サンライン ブラックストリーム 1.5
ウ キ:ZAXIS type S 0、SS 0

中層―下層
Tackle②
ロッド:がまかつ インテッサGⅢ 1.25-50
リール:ダイワ iso-z 2500
ハリス:サンライン ブラックストリーム 1.5
ウ キ:ZAXIS SAI(彩)B 、 type SS B

今回はtackleを2セット準備しました。というのも、クロのタナを2段階に分けて攻めてみようと思いました。軽い仕掛けで梅雨クロの定番2ヒロ前後を上層からゆっくりと狙う方法、重い仕掛けで底層の型狙いとしました。全遊動でタナを探るのも良かったのですが現在主流となっている軽い仕掛けに頼り過ぎないように重い仕掛けも使いこなせるように修行なのだ(^。^)y-.。o○
 

 

頭ヶ島:正月カブセ

 
およそ80-100M先に潮目
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上げ潮  ⇒ ⇒ ⇒ ⇒
  
                          × ×尾長
                 ×口太
 
× ×尾長
× × ×尾長
下げ潮     ← ← ← ← ←
┗ ┗ ┗ ┗ ┗ ┗ 
 
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
○           ◎
プーサン        私
釣り座         釣り座
 

 
釣り座は沖に向かって私が右、プーサンが左を選択して構えます。朝マヅメには、tackle①から開始します。潮の流れはゆっくりであるが沖から手前に当たり左方向へと流れていっている。撒き餌をまくと餌取りの活性は弱いようである。アブッテカモの集団が瀬際に寄ってきている。手前から仕掛けを投入するがすぐに瀬際に当たってくるためにしかけて投入点を沖目に変更。遠投して沖目から手前までを狙う。投入したラインが手前に寄ってくるので余分なラインを回収しつつ仕掛けを入れていく。固定仕掛けに変更してもクロの当たるタナには届かないようだ。

そこで、tackle②へチェンジする。変更早々は根掛かりなどしていたが、タナを微調整するとクロのタナに当たってきて、ウキが消しこむ。これは仕掛けの重さが利いたのでしょう。キープサイズの尾長が登場。続いて単発ながら拾いながら釣りあげていく。
 
満潮を過ぎ、下げの動きが強くなり瀬際に当たっていた潮が左流れに次第に変わる。tackle①へ戻し半遊動沈め釣りにて再開。沖目に遠投して沖目の流れに乗せたいが、潮目が遠くて私の遠投力では届かない。風が南風で後ろからの吹き込みと思うのですが自然相手なのでそうもいかない(>_<)
釣り座となっている背の頭ヶ島が風をカバーしているのですが、回り込みの風と吹き下ろしの風が複雑で右からの風がメインなっている。だがそれだけならいいのですが、複雑なのは吹き下ろしの風なのだ。吹き下ろしの風が正面からの風に変化しこれが邪魔をして遠投できない原因となっていたのだ。悔しいがこれは私のスキルではこれ以上は困難であった。それで、沈め釣りで潮流の中を探ることになったのだ。
これでも、単発ながらクロを拾っていくのですが型が伸びずに悩んでいた。
昼となり昼食タイムを取る。プーサンと情報交換をするが、私と同様で激しい潮流の中クロを単発ながら拾い、バリなどの猛攻を受けながら釣りを堪能しているようでした。しかし、6月も終わる梅雨まっただ中でも晴れると「暑い(熱い)!」(T_T)
全身から熱が冷めないようでこもってきます。水分補給を適宜取っているが汗だくだくなのだ。お互いの顔を見て「真っ黒しているぞ!」と日焼けを指摘して笑いあう・・・。
 
干潮になっても潮の流れは下げ潮のまま左にだらだらと流れている。tackleを②へ変更して底層を狙う。ここで、ZAXIS  SAI(彩)Bを使用。形状が棒ウキなのでアタリを著明に捕らえる事が出来るのだ。海面が日差しに照りつける少々の眩しさでもウキがハッキリと見えるので頼りになります。これで、微細なアタリも捕らえてクロを追加していきます。
 
あまりに熱いので早めに納竿しようかと話していたのですが、「ついつい、夢中になり」すっかり夕マヅメを迎える。潮の動きが上げ潮に変わり左から右へと変わる。
 
tackleを①へ戻し、この緩い潮を捕まえたのはZAXIS type S 0号であった。
本日1番の口太をゲットし喜んだ(^_-)-☆
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プーサンも続いて強烈なアタリを受け、竿が大きな弧を描く!これは良型間違いなし!というくらいの引き具合!応戦しているプーサンが辺りに響き渡るような大きな声で「アーッ!!」と叫ぶ。竿のテンションが無くなり、大バラシを演じたようだ。ラインがズタズタでハリスのチモトがやられている。これは良型の尾長だったことでしょう。
プーサン泣いています(T_T)
 
その後も上げ潮の中からクロを数尾追加して納竿となった。
 
プーサンの釣果
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私の釣果
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☆彡  本日は仕掛けを2種類準備して軽めと重めの仕掛けで挑戦しました。主流の軽い仕掛けも良いのですが、重めの仕掛けも十分に通用することが分かった。状況に応じて仕掛けを選択することを思い知らされた一日となったのだ。重めの仕掛けは3B-5B、もっと1号クラスでも状況次第では良いのだろうと感じた。大事なのはクロのタナに合わせてクロが食らいつきやすい状態を釣り人が作っていくことが必要なのですよね。また、ZAIXS SAI(彩)は棒ウキ形状であり視認性が良くアタリが取りやすい。更にはトップがショートとロングがあり場所に応じて取り換えが可能なのである。そしてそのトップはケミホタルもセットできるのでこれからの季節良釣りをするにはモッテコイのウキなのだ。

☆彡  当日は、当日は夏を前にして日差しや気温が思う以上に上がっているようです。暑さ対策で休憩をこまめに取ることや水分を多めに準備して補充することが必要です。それと、虫も増加しているので虫よけ対策も必要ですね。いつも家庭を愛するプーサン、当日は大バラシ残念でした。これに懲りずまた楽しい釣りをしましょうね。
 
☆彡  梅雨クロは脂がノリノリしていて、とっても美味しかったですよ(*^^)v また、いただきたいなー
早速釣りに行こうかな(*^^)v
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チームアラグレ 会長 ひろ