梅雨クロ真っ盛り! :上五島 美良島 ビシャゴ 1番

2011年6月1日 水曜日。大潮、満潮7:35、干潮14:05。天候曇りのち晴れ。波1.5M
 
とうとう、台風2号が発生し先日九州南側を通過して行きました。その先日には、五島列島、ミニ男女群島と呼ばれる白瀬でデカバン尾長が多数確保されている情報を入手しました。この時期にやってくる一大イベントです。
期待を持って、白瀬に行きたいので渡船へ連絡。しかし、人数が確保できなかった所や、出航が早いという状況です。皆様情報を入手して気持ち早っているのでしょうね。
(^^)y-.o
 
 
それで、渡船を確保できたのは、浜本釣センター:通称 はまりょう です。出航が23時と早いのですが、仕方ない、どこの渡船も同様でした。当日はお世話になりました。
私?「もちろん、白瀬を希望」で出航です。
 
しかし、出航後に上五島へ到着後に、船長から「白瀬は、他の渡船でいっぱいだから、上礁はできない」と、仕方なく、美良島のビシャゴ1番へ上礁となりました。しかし、不思議なことが・・・・、他にも同船していたグループは、私を降ろした後にそのまま白瀬へ向かっているではないか!!!!
 
白瀬に行けないと言われたのに、他のグループは白瀬へ向かっているのは不服?
 
 
たしかに、私は、常連ではないのですが、行けるの?上礁できないのでしょうか?帰港後に確認したのですが、白瀬には空き場所が数か所あったそうです。それでも、船長の理由は、南の風が吹くからが理由でした。確かに、安全を考慮するのが船長の務めです。「行ける場所があっても行けないの?」これは、納得できないですね。そんな不甲斐ない気持ちを抑えて気持の切り替えて急がなきゃ!!(>_<)
それでも、振り返ると安全な釣行を迎えるには船長の指示は絶対なのです。
ちょっと、愚痴が入りましたが、決して中傷するつもりはありません。私の気持ちを表現したのみです。安全な釣りを提示してくれるのは船長の判断なのでそれは理解しています。釣りをしたいがための性が、釣り人の気持ちなのです。それでも私は、船長には感謝しています。だからこそ、そこはご了承ください。
 
 
 
デカバン尾長を求めているのに、結果は目的の場所には行けなかった。でも、釣り人はその磯でも何とかしなければ始まりません。
 
これで、私の課題ができました。デカバン尾長を確保の目的から変更で、数をどれだけ釣るの?に・・・。その中で、バラシに遭遇するようなクロを求める事にしました。これは上昇志向と勝手に思い込んでいます。
 
 
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上礁したのは美良島のビシャゴ1番。初めての上礁となります。足場がとても滑りやすくてとても、斜め/////////・・・。
上礁した時間は、0:30頃、納竿時間は16:00の予定。ざっと計算で、15:30ほど、斜めの足場と格闘することになります。風が北東から南に変わっていたのですが、北西からのウネリガ強烈で、潮しぶきが高々とあがり時折潮をかぶります。そして、道具を滑り落ちないように固定して、でも、夜釣り対策はないので、夜明けを待ちます。体を横にするのですが、狭いうえに斜めなので安定せず。ようやく、体が固定できても、次第に夜の空は曇りが進み、猛烈な湿気が上昇しています。風が弱く当たっていますが、湿気ムンムンで肌がしっとりと、潤います。その後には小雨も降る中ジッと夜明けまで我慢です。夜明け前には雨も上がり、釣りの支度へかかります。
 
 
デカバン尾長を期待していたのでtackleはフル装備。でも、白瀬ではないので少々変更。
 

本日の私のtackle
ロッド:がまかつ  マスターモデル 尾長H50
リール:ダイワ iso-z 2500
ライン:サンライン technician 2.5
ハリス:サンライン ブラックストリーム 2.5
ウ キ:ZAXIS syokunin katagi タイプ SS 0

 
 
 
 
 
 
開始早々に0号ウキで攻めますが、仕掛けが馴染んだところで、ドーン、ドーンと連発ですが、40㎝前後の尾長です。
 
これは、嬉しいのですが、もっともっとと、気を持たせます。すると、今度は、40㎝の口太です。その後も、上げ潮が利いているのか、サイズは縮んでいくものの、クロは遠慮なく喰らいついてきます。それは、嬉しいですが、気持何とも言えない。
 
 
満潮を迎えるころには、クーラーの半分がクロで埋まってしまった。
 
 
下げ潮が動くと、クロの反応もなくなり、ここで仕掛けの変更です。
 

本日の私のtackle
ロッド:がまかつ  アルマ 1.25-50
リール:ダイワ iso-z 2500
ライン:サンライン マスラード 2
ハリス:サンライン ブラックストリーム 2
ウ キ:ZAXIS syokunin katagi シリーズ G2

 
 
仕掛けは、繊細なものに変更し、タナを深めに設定して対策を練ります。
半遊動 → 半遊動沈め → 全遊動へと。
 
 
この時、北からのウネリは強烈なままで、南の風が強くなり、左側は釣りが困難となっていましたが、下げ潮で足場が確保できる場所まで移動し、釣座を確保して攻めていきます。
 
ウネリから大きなサラシができた時に、仕掛けが馴染むというよりも、深めに吸い込まれた際に、ラインが放出する時に反応があり、アタリです。
 
しかし、型が伸びない (T_T)  それで、追加のクロを確保し続け、足場の辛さから足腰が疲労し休憩が多くなりました。
 
 
あまりの、喰いの無さにハリの変更を行いました。こんな時に、アタルものですよね
(T_T)
それは、アタリは、ジワジワとウキが入るが瞬間ではなかった。竿を立ててあわせると、急に強烈なグーンと引きを強め、硬めに設定していたドラグも、ジリジリジジジジジ・・・、と唸りをあげて、それでも、竿の溜めは負けず嫌いの私は、耐え続け、でも、フッと軽くなる。「不意の尾長かぁ」と思って 「チモト切られているな」と思っていたのですが、何と、針が伸ばされていました。(_;)
針の変更・・・喰いは良かったのですが、まさか、伸ばされるとは!針の選択に惜しくも間違っていたようです。軽さで喰い優先のクロ針よりも、強靭な尾長針の方が歩のあるようです。残念でした。これは、良型の尾長かクロだったのでしょうね。
 
 
 
 
気を取り直して、午後の上げ潮と夕マヅメに期待して、再度デカバンの遭遇のチャンスにかけます。それで、tackleを変更。
 

本日の私のtackle
ロッド:がまかつ  マスターモデル 尾長H50
リール:ダイワ iso-z 2500
ライン:サンライン technician 2.5
ハリス:サンライン ブラックストリーム 3
ウ キ:ZAXIS syokunin katagi  遠投タイプ  B

 
 
タナも3ヒロから開始し、竿2本へとさらに深めも設定します。しかし、バラシの遭遇なく、40センチ以下のクロが釣れ続く・・・・(--)y-゜゜゜
 
 
しかし、時間に限りがあります。とうとう、納竿時間となりました。
 
 
 
 
結果は、口太・尾長40センチクラスを筆頭にそれ以下が、多数で、イグロクーラー満タンでした。氷が入らないのでどうしようかと思うくらいでした。型はともかく、本当に、たくさんの数釣りとその妙技を獲得したほうな気分です。たくさんの家族におすそ分けしたのですが、それも喜んでいただき嬉しく思いました。(^^ゞ
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☆彡  今時期の、デカバン尾長!狙いたいですね。しかし、ミニ男女群島と呼ばれる白瀬にはなかなか上礁することができません。次回にチャンスがあればリベンジを果たしたいと思いますが、財布のひもが許してくれそうにありません。今年のデカバン狙いは、これで、終了ですかね。通いなれた渡船は大切なことが分かりました。今回はいつもと違う渡船でしたが、いくら希望しても希望に沿わないことがあるものなのでしょうね。でも、それは、安全が第一だからこそです。そして、もう一つの反省点は、もっと、想定外なタナも探る必要性もわかったことです。というのも、私の狙ったタナは、良型に出会えるタナにはまだ、届かなかったことが帰港後に判明しました。もっと、海をよく知る必要がありますね。いろいろと勉強になりました。今回の糧を参考に今後頑張ります。
 
 
☆彡  五島には、現実的に経済的な理由と天候との遭遇でなかなか、行けないものです。少ないチャンスを大いに伸ばしていけるように、今は、努力あるのみですね。今月は、トーナメントを控えています。そのヒントを得られているといいのですが、もっと、修行していきますね(*^^)v
今回お世話になった船長、および同船した釣り人たちへ協力感謝します。ありがとうございました。また、釣には行きますね(*^^)v
 
 
チームアラグレ 会長 ひろ