『ミッチー』沖磯デビュー! : 長崎県宮之浦

2011年9月12日-9月13日。 月-火曜日。大潮、満潮20:33/8:36、干潮2:40。波1M、風ほとんどナシ、天候快晴・十五夜
 
 
 
9月に入り秋磯か?と思いきや、まだまだ暑さは続いています。今回はメンバーのタケチャンとその友人 “ ミッチー ”さんとの釣行が計画されていました。前日までの台風14号の行方に悩みながらも意外と軽快に天候は回復したのだ。そのミッチーさんですが、タケチャンを通じてクロのフカセ釣りを最近始めたそうで地磯には何度が釣行していたようです。そして、私は初めてお会いすることになったのですが、とても誠実で真面目な方で人見知りする私でもなんのその気軽にお相手をしてくれました。優しい方なのですね。
それでいて、先日に磯宴会を楽しもうとタケチャンからの連絡があり長崎県平戸市宮之浦での夜釣りを計画しました。
時期的には、秋磯をイメージしていたのですが、船長に連絡してみると「どこの磯もアジゴばかりで釣りにはならないね?」と厳しいコメントを頂きました。しかし、交流も兼ねているので天候も良いようなので直行です(^^)y-.o
 
 
移動中は、フカセの釣り談義で楽しみ食材などを調達しつつ港へ急ぎます。どうも熱いようなので水分補給は必要そうです。
 
その当日、十五夜でもあり、天気も快晴ならばきっと、「お月さまもキレイダロウナ」と目論んだのはつかの間のことでした。いざ、磯に上礁すると、熱いのなんのって・・・・・、これは、ヤバいと思うほどの岩盤浴状態ではないか!!!!太陽が傾き涼しくなると思いきやそれも期待外れで汗はカキまくり・・・洪水状態(>_<)
さらには、用意した水分もあっという間に残量が気になるくらいの猛烈な暑さ(>_<)
 
 
 
 
それはさておき、釣りの方を (^o^)
 
 
 
 
今回の釣行でお世話になったのは、丸宮釣センターの丸宮丸です。いつも頼りにしてお世話をおかけします。沖磯デビューのミッチーのために足場の良いところと宮之浦での青物情報もありルアーも可能な場所を選択していただきました。
 
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そして、目指し上礁したのは高島モトバン。ここは有望なスポットですが、残念ながら有級ポイントにはすでに船客がありその脇に上がることになりました。それでも、名礁は名礁!何とかなるだろうと期待は膨らむ。
 
 
ちょうど目前には尾上島を眺めるような形での取り組みとなりました。
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フカセをメインにそしてルアーもと欲張りな私達(*^_^*) 
 
 
 
Tackleの準備に取り掛かるのでありました。
 
 

本日のtackle
昼釣り&夕マヅメ
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:ダイワ 2500Z
ライン:サンライン ダイナード 1.75
ハリス:サンライン black1.5

夜釣り
ロッド:がまかつ マスターモデル尾長H-50
リール:ダイワ 2500
ライン:サンライン technician 4
ハリス:サンライン black 3

 
 
本日は、十五夜で月夜と想定してケミホタルには赤色を準備しました。海面がキラつくような場合には赤色が見やすくなりますよ。更に、仕掛けの入り具合を確認できる“からまんホタル”を装備しました。
 
 
 
 
海況の方は?かなりの穏やかさ、海中の方は?上礁時には足元にキープサイズのクロが泳遊していたのであった。これなら食うか?と思いきや、撒き餌を撒くとすぐにアジゴ・・・豆アジの大群に狭まれ撃沈。何とかクロをかけるもキープならず(>_<)
 
一投一投にアジゴが・・・・・・(T_T)
 
どうしようもなく、撃沈。足元から沖目まですべて同様でした。
 
 
そんな中に、尾上との水道に青物の気配がありルアーを投入!
 
しかし、射程圏内に入った時点でいい感じでルアーを投入したものの、メンテナンス不足でラインブレイク (T_T)
 
 
 
上げ潮いっぱいフカセ釣りを堪能しますが発汗と体力の消耗と過剰な水分補給でてんてこ舞いとなった(;一_)
 
 
切り返しに、大きな目標の磯宴会を開始(^_-)-☆  バーベキューで親睦を図る。しかし、意外にも空腹だったので、急いで喰う喰うぅ、お腹も満足したら眠気も誘われるのが落ちなのですが、釣りには満足がいかない。タケチャンらはいったん休養を取る。そこで、何とかならないかと下げ潮に入った窮地の乗り切るために釣りまくる!移動しまくる!
右往左往と行き来するが生命反応が無く時間だけが過ぎていく。しかし、私には宮之浦の底力を知っているので諦めない(-_-)
 
 
宮之浦には魔物が居る!そう、午前0時から1時までに何者かが襲ってくるという場面に私は幾度も遭遇しているだ。今までにバラシノ数は幾知れず。なぜかこの時間帯は何かが起こると思っている。
 
 
釣りをしまくっている私に影響してか?蚊に脅かされてか?二人とも起きて来て釣りを再開するではないか?
 
 
 
 
そして、事件は起こる・・・・・・・・・・・・・・。
 
 
0時前に下げ潮の中からようやく、1尾のイサキをゲットンできたのだ(*^_^*
これで、みんなにも火がついた!
そして、みんなの活性が上がる!
そして、イヨイヨその時間がやって来ようとしている!
 
 
0時を間もなく過ぎていた時、ミッチーが「  パーン!! 」というデカイ高音を奏でていた!!
何事?と私とタケチャン?
タケチャン「竿が折れた?」
ミッチー「いや、そうでもないみたい」
私、竿を確認するが何事もない「どうしたの?」仕掛けが切れてラインのみになっていた
ミッチー「ウキが引きこまれアタリが来て、竿ごと持っていこうとされたので、アワセを入れたら音がした」
 
 
要約
つまりは、ミッチーに何かしらのデカバンが襲いかかったようだ!!しかも、ラインごとぶち切っていってしまった!!(_;)
 
やはり、宮之浦の夜釣りには0時の魔物が存在することが判明!!
 
 
 
そう、ミッチーは何かを持っている・・・良型を引き寄せるものを持っているようだ。
 
 
 
 
そうして、しばらくして、タケチャンにもアタリが来て良型イサキや尾長をゲットンしていました。私はというと、良型の尾長を取り込んだものの、陸へ上げている最中に暴れられて海へ戻っていたのだ・・。この日最大の大型の良型尾長だったのに・・・・。
(-_-) しばらく、私は放心状態へ突入するのであった。それで、しばらくは、休息を行うことにした。
 
 
 
自然というものはものすごく神秘的で、夜明けが近付くと、十五夜の夜空もソワソワと西の空に引き上げていくようでした。
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その時間?いや、その時合いを逃すわけにはいきません(^_-)-
 
 
それは、ヒラスズキのモーニングタイムです。というと、「おはよう」と声をかけてくれるのです。それを知っているのでルアーを投げると、本当に「おはよう」と言わんばかりの挨拶後に即掛かる(^_-)-
 
久しくヒラスズキを拝んでいなかったので喜び倍増ですね(^o^)
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そうこうしている内に夜も明け、今回の釣行を納竿する時間がやってきました。本日の釣行の記念を兼ねてパシャリと(^^ゞ
 
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☆彡  9月に入ったとはいえ、その夏の名残りがまだまだ残っています。暑さは甚大に身体能力へ影響しかねません。くれぐれも暑さ対策と熱中症にならないように配慮して臨むことをお勧めします。また、磯にはたくさんの生物が潜んでいます、モトバンに住み着いている猫が愛らしかったですね(^O^)  でも、虫対策は必須です。上げ潮に期待していたのです、自然はそうも答えをくれず、意外にも下げ潮での攻略を教えてくれました。お陰で楽しめるものとなりましたよ。
 
 
☆彡  今回は、タケチャンと、ミッチーとの同行でした。ミッチーは初めての沖磯体験で物珍しいことばかりだったのではないでしょうか?磯での宴会や、移動中での談義など交流が持てて感謝しています。その中でも、フカセを楽しむことや魚や自然と対峙することへの意識を重んじて、家族とのことも忘れずにいる事を聞いたり、磯でのマナーや釣りへの向上心を持っていることを私は感じ取ることができました。いかに釣りを楽しむことでしょうね。それは、人それぞれですが可能な時間を費やしていますので、ぜひとも有意義に過ごしましょうね。家族を大切にしているメンバーのプーサンのことを思い出しました。
また、宮之浦の魔物へのリベンジを果たしに行きましょうね。(^^)y-.o
それから、お二人とも釣行お疲れ様でした。また、御一緒できることを楽しみにしていますよ。
 
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チームアラグレ 会長 ひろ