落ちイサキ : 宮之浦夜釣り

2011年8月31日-9月1日。 水-木曜日。中潮、満潮21:54、干潮4:11。波1.5M、天候晴れ。
  
 
あっという間に過ぎ去ってしまった8月は休みと天候(台風、雷雨)が合わずに結局は釣りに行けずじまい・・・。
なかなか仕事があるとそう易々とは磯には行けませんね(T_T)
 
そして今回、東シナ海には台風11号、そして太平洋には鈍足で強い台風12号が押し寄せてきています。この中で釣りに行けるのか?久しぶりに船長へ電話連絡。台風の影響で潮が高いが釣りは大丈夫だろうとのことです。毎日暑いので水分は多めに準備をしていざ出発(^_-)-
 
本日は、夜釣りの予定になるのでアラ釣りとフカセ釣りの両立です。あまり両刀は望みが薄いのですが「そこは、貪欲に」(^^)y-.o
 
 
向かった先は長崎県平戸市宮之浦です。いつもお世話になる丸宮釣センターの丸宮丸です。
港に着くと、「久しぶりだなー」と感じた。
 
 
さすがに台風の影響は受けており、北東の風8-13Mとかなり強めです。上礁先が限られるのも仕方がない。上礁できたのは高島の磯です。早速釣り座を確認するが高潮の影響も懸念して荷物は高台へ移動。
 
いつものように仕掛けのセッティング(^^)y-.o○ アラ仕掛け、フカセ夕マヅメ、フカセ夜対応で準備し海況を除くとちょうど最干潮時だったので潮はまだ下げ潮が利いているようです。なので、フカセから開始。
 
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餌取りの状況はスズメダイくらいでそう苦労はしない。でも、釣れるのはコッパという結果・・・・・。クロに苦労しています。
 
 
なかなかサイズアップが図れずに夕マヅメというか日が暮れます。
なので、アラ釣りを開始(^_-)-
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最初に、根が掛かりで悪戦苦闘する。
 
 
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しかし、西の空が明るみを消して僅かな月が落ちようとした時に!!竿がギューン、ギュギューン!と曲がる!「これは来たか!」しかし、素バリを引いてしまう  (.)
その後も餌取りのアタリはあるものの満潮前後は再チャンス到来と信じて撒き餌と仕掛け投入を繰り返す。それでも何もなく撃沈 (>_<)
すでに0時を回り、下げ潮で期待もなくフカセ釣りを開始。遅すぎか?と言っても上げ潮の時は同じ流れのためにアラ仕掛けに絡み、夕方以降にウネリも意外と大きくなり満潮を迎えるまでにあんなに広かった磯場がわずか6畳程度に限定されるとは思わず、さすがに高潮の脅威を感じてビビっていたのでフカセが出来ず仕舞いでした。それで、下げてから足場が確保できてから開始となったのだ。
 
 
先述に下げで期待が無いと言っていたのだがここから宮之浦の夜の力が発揮される。
 
オキアミボイルを使用していたのだが反応が薄く、生オキアミに集魚剤を合わせたもので撒き餌を繰り返す。潮は思うように動かないというよりも動いていない。この流れの無い中で釣れるのか?でも、釣れるのです。
 
最初に定番足元から、釣れるのネンブツダイが連続する。そして、イスズミ。「これじゃいかん」、足元から少し沖目に変更。撒き餌を丹念に撒いて、ウキがフワリと反応!これは、尾長でした。それから、撒き餌を入れ続けるとイサキになる。時折、アラカブも登場といいたところでフカセ釣りを楽しむことができました。(^^)y-.o
 
 
船長からの連絡があり早々でしたが夜明け前には納竿して終了です。
 
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☆彡  太陽が照りつける時にはまだ夏の名残りがあります。しかし、夜になると一変し涼しいですね。蚊の猛攻には参りましたが今時期の夜は快適です。結局、アラは不発に終わりましたが次こそはと思う次第でした。それでもフカセでの釣果はまぁまぁで、もしかしたら上げ潮をメイいっぱい釣りをしていたらもっと釣果は上がっていたのではないかと思った。さすがは宮之浦で、下げ潮でもその潜在能力は十分にあるようです。こんな両刀使いをした釣りでもその恩恵を頂くことができました。
 
 
☆彡  台風の影響は大きいですね。天候、自然相手の釣りなので無理は禁物。船長と十分に協議しながら、自分自身でも判断して無理のないようにしようと思います。秋磯はもうすぐといったところでしょうか。これからが楽しくなりますね。イサキは夏に旬を迎えるのですが、落ちイサキも充分に脂がノリノリでかなりの味を堪能することができましたよ。「また、イサキ喰いたい」と思ったのだ。次は天候に恵まれると良いですね。
 
 
 
 
チームアラグレ 会長 ひろ