野崎島:寒クロ釣

2011年2月14日月曜日。中潮、満潮6:01、干潮11:43。天候雨時々雪、波2-3M
 
世間はバレンタインデーで盛り上がっている最中に私らは雪が降る中に海へ向かう。今回は、チームアラグレメンバーのプーサンとタケチャンの3人での釣行です。メンバーが三人も揃いクロ釣をメインとしたミニ大会を開催することになりました。大会内容は五島へ向かうことが決定したためにフカセでのクロ狙い。しかし、今は寒の時期でもあり尾長は対象外とし口太狙いオンリーでの1尾の最長寸争いが決定。ということで、向かう先は五島!
しかし、気持は急ぐものの体は言うことを聞かず移動中の車の中で私は車酔いに突入・・。(.)
しばし、休養となった。港に着く直前にタケチャンの計らいでテンションをあげるためにアップテンポの韓国アイドルのKARAのミスターやジャンピンの曲を聴きながら元気を取り戻し復活したのだ。
 
 
今回お世話になる渡船は、丸宮釣センター“ 海鯱 ”です。親切丁寧な対応で雪や小雨の降る中大変お世話になりありがとうございました。
 
 
出航は、5:30、納竿予定は17:00です。しかし、天候次第で回収変更有。
 
 
船に乗り込み上礁先の磯が見えてきました。沖磯は時化が強いために厳しいようです。上五島の黒母瀬に到着です。ここは底物・上物と潮通しが良くて好条件がそろっています。私は初めての上礁となります。朝マヅメに、三人で並びます。潮上からタケチャン、プーサン、私の順番です。朝マヅメは不発で終了です。タケチャンがクロ1尾とイサキを数尾ゲットンしていました。
 
 
 
北西の風が強くなり船長が瀬代わりを勧められ野崎島の東磯へ移ることになりました。ここでは、3人各自で別れて臨みます。
 
 
 
 

本日のtackle
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:ダイワ トーナメント iso-z 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.75
ハリス:サンライン ブラックストリーム 1.75-1.5
ウ キ:ZAXIS syokunin katagiシリーズ SS

撒き餌レシピ
オキアミ生3角
マルキュー:V9 SP 3袋
パン粉

 
 
 
さて、タケチャンが先行しているので気持焦ります。それでも夕マヅメがあるので心配ありませんと強がり・・・・。磯の状況は風が右から不意打ちざまに吹いてくる風と背中の山を乗り越えた風がワンド内に吹き下ろし正面から吹いてくる風と2方向から来ています。潮は正面から当て潮で足元へ当たった潮は岸際を右へゆっくりと流れています。
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潮の方向を確かめるために全方向へ数投して様子を見ます。足元には魚の生体反応は見られません。当て潮では何も当たらず。右方向に流れるとベラが来ました(図D点)。この時に、仕掛けは全遊動で臨み仕掛けの抵抗を減らしタナを探ります。このベラがヒントとなりタナを見つけることができました。ベラから底の状況をイメージして段取りを整えます。ベラが当たった地点が竿3本強程度、クロのタナは底付近に近いとイメージするので仕掛けを半遊動沈めに変更してタナ調整を繰り返す。正面遠投し当て潮に乗せながらラインメンディング。手前に寄ってくる際にウキが若干シモリます。それから、スリーと吸い込まれ合わせを入れますが素バリを引き様子がおかしい。その後も同様続き、針を5号から4号へとチェンジします。付け餌がかじられることが判明!クロが居ることを確信し、付け餌をむき身に変更、今度は竿先をコン!と軽く叩くような感触が!竿の穂先がまるで指を軽く曲げたように微妙な曲がりを見せまたコン!ときます、このタイミングでアワセを入れると竿を曲げた(^o^) クロの引きを堪能しタモ入れ(図AB点)。ようやくクロをゲットンすることができた。その後も単発ながらも同様でかかります。クロを拝めてホッと一息。
 
 
アタリが遠のいたので電話連絡をします。
プーサンの方は、フグが大量発生しており悪戦苦闘しているようです。タケチャンの方はちょうど電話を入れたときにクロが当たりそれが良型だったようです。
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その後私の方は釣友K氏と電話で話している最中に小さなアタリを捕らえ竿を曲げますがアワセ遅れで底の瀬に当たり瀬ズレ・・・。電話で話している最中だったので対応が遅れてしまった。こんなときに当たりが来るものなのですよね。(--)y-゜゜゜
 
 
 
タケチャンに良型が来ていることが分かった今気持更に焦ります。瀬ズレの影響がたたったのかアタリはますます遠のいてしまいました。夕マヅメに備えハリスを1.75号へアップします。当て潮方向は厳しくなり、右流れの中を探ることにしました。むき身の付け餌を丁寧に付けてゆっくりとゆっくりと落とし込みます。ウキもシモリ次第に沈んでいきます。竿に仕掛けの抵抗を受けながら更にゆっくりと流していきます。竿先のラインがフッと一瞬緩んだかと思うとまた軽く張ります。でも、不自然なラインの動きにあやしさを感じた私はアタリ?と思う前にアワセを入れてました。(*^^)v
すると結構な重量感が乗ってきて引きこまれそうです。ゆっくりと浮上させると良型!やりました。良型をゲットンです。体高がありカッコいいクロです(図C点)。
 
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これで気持ちも安心して次へと期待をかけます。同様C点を流していくと同じようなアタリが!来ました。しかし、これはもっとデカイ!(*_*;重量感があり過ぎる・・・。最初の突っ込みを竿の胴で溜めます。こらえきれた後に動きを封じ込めましたが重くてなかなか浮上しない。次に二度目の締め込みが・・・・・、ズズズzuzuzu・・・ラインが瀬に当たっている感触が伝わってきます。一時溜めることができましたが痛恨のラインブレイク。
(;一_)  へたくそな私であった・・・・。2度もセズッテシマッタ。
 
 
 
その後アタリはなく、天気が悪くなるからと船長判断で早めの回収となり納竿です。
 
 
 
 
         野崎島での磯の状況            
 
    潮の方向             
 
    ↓
           ×A口太
    ↓
    沈み瀬■■
    ↓
           ×B口太
    ↓                 ×C口太   一ツ瀬 →
                      ×Dベラ
    →  →  →  →  →
    釣り座○
 
 
 
 
寒さと水温低下は魚の活性を落としているようで喰い渋るみたいです。厳しいながらの釣果は嬉しいものですね。
 
 
 
 
帰港後に他の釣り客との情報交換。思いもかけないその釣り客はシマノ:ルアーでの逸見哲也氏であった。ヒラスズキ情報などを交えて会話し充実したものでした。気軽に話をさせていただいたのですが、快く受けていただきありがとうございました。
 
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☆彡  今回はチームアラグレ:五島クロ釣り釣行会となった。結果は1位私、2位タケチャン、3位プーサンということに。タケチャンは後半戦の夕マヅメに突入したころに尾長ラッシュに遭遇したようで7連発のバラシを演じていたようです。もし、獲られていたら優勝は変わっていたはずこの喰い渋りの中でクロに口を遣わせることの難しさを痛感し楽しむことができたことを感謝します。また、重ねて優勝賞品を提供してくださった丸宮釣センター様、某テレビのD様へありがとうございました。たった1尾のために一日を振り絞りましたがいろいろとイメージして楽しむことができたので良かったと思います。同行していただいたメンバー様ありがとうございました。更には釣り人交流もできたことで充実感が増して、一層釣りへの楽しみが増えてきたのです。こうしてクロ釣り大会を終えることができました。
 
 
☆彡  今回体調がいまいちだったのでしょう、車酔い・・・体調を整えることも大切ですね。釣りの方は久しぶりのバラシ体験。あと一息ができない私でしたが反省点です。クロ釣り終盤戦を次なるデカバン求めていきますよ(*^_^*
 
 
 
 
チームアラグレ 会長 ひろ