第19回マルキュー・ゴールデンカップ チヌ in 九州 実釣予選

201241日 日曜日、若潮/満潮 4:07、干潮 10:04、天候快晴、波3M、風:北西15M↑。
 


場所は北九十九島。今回マルキューのゴールデンカップ チヌ in 九州 実釣予選に参加してきました。
 
結果言うと、約120名の参加で総合4位の成績を収める事が出来ました。
 
 
 
 
さて、その様子の方はいかがでしょうか?
 
 
 
受付開始後、私は3番船となった。1番船が出航してからも約1時間程度港でのんびりとウトウトしながら待っていた。
そして、出航となった。私は抽選で最後に上礁することになった。
 
 
 
 
同礁したのは、たしか佐世保からお越しの方でした。挨拶をしてからジャンケンする。私が勝った。釣り座はジャンケンで勝った者から沖に向かって右に入ることになった。釣り座の境界線を決めて、釣り座に入る。
時間は前半・後半と分けて交代する。
 
 
 


 

本日のtackle
ロッド:がまかつ アテンダーⅡ 1-50
リール:ダイワ tournament iso z 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.75
ハリス:サンライン Vハード 1.5
ウ キ:ZAXIS 職人気質 彩 B、G2、ZAXIS遠投24 B

 
 
 

撒き餌レシピ
  オキアミ 2角 
  集魚剤1袋
  付け餌  シャキ生
  加工エサ① :
オキアミ生+“ グレにこれだ ”配合
  加工エサ② : オキアミ生+“ 集魚剤 ”配合

 
今回は、がまかつから販売しラインナップを展開したアテンダーⅡ 1号を入手した。丁度、1号竿を探していたので嬉しかった。これも何かのご縁か?そして、チヌにもクロにも適しているというので早速実釣を行った。
 
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また、撒き餌にはV9を選択。普段の釣りとあまり変わらない自分のペースを保てる工夫の一つだ。下手に色々と混ぜるよりも単品でシンプルな方が扱いやすいことも時にはあるものだ。
付け餌は、通常販売のシャキ生と添加剤及び集魚剤を配合したものをローテーションしながら飽きの来ないように工夫をすることにした。むき餌も検討したが今回は見送ることにした。
 
 
ウキの選択は、先日の宮之浦での予行練習釣行の際に、ZAXIS 職人気質 彩 の状況を確認することが出来たのでその延長線として使用した。
形状は、棒ウキをイメージした。その棒ウキの選択であることには理由があった。当日が若潮でもあり潮位高が小さいこと。過去、九十九島を訪れた時にまるでダム湖のような雰囲気を感じたその経験から、タナをしっかりと合わせて仕掛けを入れ込むことを優先した。流し込みもなく、イメージとしては、ウキ下直下を仕掛けを漂わせ、ハリス以降の仕掛けがL字になりチヌが生息するであろうタナ付近にハリがフワフワと漂う様子をうかがっていた。→これは、L字釣法とでもいいましょうか。(*^^)v
ただ単に、重めの仕掛けで付け餌がついた針が横に流れるイメージとなる。
通常ならば、斜めに傾かせて喰わせるところをあえて、この使い方は底に居ると想定しているので底を這わせるのが良いところとなる。その反面は、地球釣りとなるのであまりお勧めはできない。
そして、棒ウキの形状は太陽の反射面からそのトップでもある突起物を海面からはみ出しているので、ウキの視認性に優れておりアタリが取りやすいことも譲れない。
 
 
 
こうして、私の釣りを展開していくのであった。
 


 
前半戦/釣り座右側へ入る。
 
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丁度、正面斜めから朝日が襲う。案の定海面が光り輝いて眩しすぎる。やはり、棒ウキ形状の “ 彩 ”は適しているようだ。正面には、真珠タナの網が竿2本先に張っている。
 
まず攻略イメージを行う。真珠網に被せると仕掛けは引っ掛かる。でも、外れて離れ過ぎると生体反応はないだろうと考える。なので、網に沿って付いているチヌを狙うのも良いだろうと判断した。その網から離れさせる撒き餌ワークを必然的に要していた。
 
 
 
撒き餌ワークのイメージ。
①網に先打ち撒き餌を3杯撒き餌する。
②仕掛けを網近くに投入し引き戻す。
③ウキの上に被せる様に更に追い打ちの撒き餌を追加する。
④これで、同調を図り、透明度の高い九十九島の海に挑戦した。
 
  多少の調整は必要だが、おおまか、この方法で進めていった。
 
 
 
 
そして、その瞬間はやってきた。
 
最初の反応は、付け餌がかじられたこと。これには、私の勘がいつも以上に冴えていたのだろう。次は来るぞ!と思った時に、想定通りにウキが入る。ここで早アワセにならないようにしっかりと送り込む。そして、ラインも引かれてからアワセを決める!!
 
 
初挑戦のアテンダーⅡが調子良くアテンダーの3番から4番へとその曲がりを見せ胴の強さを感じさせる。その胴調子がいいのか、チヌ独特の首振りによるタンタンとした叩きを吸収してくれるのであった。胴に乗るとこっちのもので、ジワリジワリと引き寄せ、強引さがいらないほどであった。慌てずに海面へ寄せてその魚体をしっかりと確認してからタモ入れする。近くに網やかき殻が多いので、ラインが触れないようにと注意したものだ。
 
 
 
 
まずは、1尾を捕獲し、「まずは、一安心。ボーズは免れた。あとは4尾を捕獲だ」、次と思うがなかなか跡が続かない。釣りは一定してこんなものなのだ。簡単ではない。それが、釣り・・・・・。
 
 
もうすぐ、前半戦が終了すると思ったが、ウキにようやく反応がきた。小さいながらもキープサイズを捕獲し、2尾となった。
 
 
 
これで、前半戦が終了した。同礁した選手と釣り座の交代を行う。と、荷物を移動していた際に、その選手が入れ替わった前半の私の釣り座で即と1尾をゲットした。
 
これには驚いたが、よくあることだ。「人が代われば○○とやら・・・・・、魚の反応が良くなった頃合いも時の運だろうと・・・・」。
 
 
 
さすがに追いつかれると焦りは隠せないが、その後が続かないようなので私は安心した。その私の方は?
 
 
 


 
後半戦/釣り座左側へ入る。
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ここは、真正面にカキタナがある。しかも、風が強く回り込み、潮も当て潮もしくは動きがあまりない。
さて、どうするか?ここからが考え物だ。
棒ウキ形状の“ 彩 ”は強く吹く風に翻弄され仕掛けの安定が図れない。遠投を利かせたいものの、風が壁となる。そこで、仕掛けのチェンジだ。
 
 
ウキを“ 彩 ”から、ZAXIS遠投24 B  に変更した。このB浮力にシンカー2Bを付け更に浮力調整のガン玉を追加していく。この時、極力直結部付近にガン玉を集中させていた。これも前半同様に、L字釣法の考えのままである。
しかし、生体反応が見られない。付け餌も残ってくることが多くかじられる様子もなく時間だけが無性に過ぎていく。この時に、付近の様子がやたら気になる。でも、周囲の様子も誰も竿を曲げる様子が無かった。
競技時間は限られている。それまでは何も変化が無かったのだが、終了時間30分前になった時であった。ハリスのチモトに異変があった。それは、鈎のすぐ上部がチリチリとよじれていた!これは、チヌだ!近くに居ると直感した。
 
その直ぐの仕掛け投入した。でも、アタリなくウキはシモル・・・。でもアタリが無い。でも、まだ待ってみる。でも、アタリが無い。おかしい?
仕掛けを回収すると、ラインが突然バーンと走りだした!!(_;)
「エー!来ていたのか!!」
しかし、アテンダーⅡが曲がりを見せて重量感が乗ったその瞬間にフッと軽くなった。ハリスが切れていた。あまりの喰わなさに、ハリスを1.2号へ変えていたことを忘れていた。また、カキがらなどで傷が付いていた可能性も否定できない。良い感じの重量感だけに悔しい思いをした。しかも、生体反応が乏しいこともあり余計のその悔しさが増した。
 
 
その後は、無情にも時間だけが過ぎて終了となった。
磯の片づけを行った。ここで良いところはマルキューでの大会は、終了時間が来ても安心できる。その後に片づけ時間を設けてくれるから嬉しいものだ。磯も道具もバタバタと焦る必要が無く行動できるからこういった配慮が私好みでもある。
 
そして、迎えの船が来て納竿し港で検量を行う。私の釣友でもある、コンチャンが来ていたのだ。出航時にお互いの健闘を祈って朝出発をしたものだ。ホンノ数時間前なのにずいぶんと時間が経過した気分であった。
 
 
検量では2尾で2150グラム、1尾最長が46.5㎝であった。その後は、車に道具を積み込み表彰式へ参加した。
 
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釣友のコンチャンと久しぶりに会ったので楽しく会話していた時に、1位優勝は・・・7000グラム超えなど優秀な成績を収めた表彰が行われており、みんなすごいなと感心していた。
 
それからである。「4位 ひろさん」と聞いたことがある名前?「エー!私なの?ウソでしょう!!」と驚いた。みんなたくさん釣っていたので嘘みたいな気分でした。半信半疑でも私に間違いなさそう。表彰され記念撮影もしていただき、感謝感激です。
こうして、気付かないうちに船中1位・総合4位で実釣予選を突破したのであった。
 
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☆彡  九十九島は難しいけれども、攻略するきっかけを探すことが出来れば何とかなるものです。私は、地道に撒き餌を撒いて「寄って来い、寄って来い」と念じていたものです。その成果が一部表れていただけでいつも通用するとは限りません。これでも、同礁者に1尾取られ、バラシが1尾あり、まだ最低でも2尾は捕獲できたはずなのです。まだ、発展途上中の私には上出来な釣果となったのである。磯によって釣りムラがあり釣果にも格差が広がっていたようです。これは、腕と運と持ち合わせておく必要があるのでしょうね。しかし、思い出に残るような一日を過ごすことが出来ました。その当日は、マルキュースタッフ、渡船船長、参加した各選手らの多くのサポートがあり安全で無事に開催されて、運営がスムーズに進行されたことに感謝します。皆様方お疲れ様でした。
 
 
 
☆彡  結果を残すことが出来ました。未熟者ですが、たくさん学んで次へと繋げていけるように心がけていきたいと思います。九十九島の海よありがとう。そして、楽しませてくれたチヌよありがとう。それから決勝の舞台では自分の持てる力を発揮して釣りを楽しめるように全力で行きたいと思います。また、釣に行こうかなー(^_-)-
 
 
 
最近私のお気に入りの言葉  “ 一釣一美 ”
 
 
 
チーム アラグレ 会長 ひろ