釣り道場宮之浦 : 秋磯終盤でクロ真っ盛り!

2012年11月21日 水曜日 天候曇り。小潮 満潮15:07、干潮8:00、西北東の風微風、波1.5M。
 
 
 
さぁ、久しぶりに長崎県平戸市のクロ釣り道場宮之浦へ行くことが出来ました。仕事を終えて深夜に着いたのですが夜明け前までは大広間を借りてひと休憩を入れていた。6時となり、それから船長がやってきて出航ですよ。
今回の渡船はいつもお世話になっている丸宮釣センターの丸宮丸!船長本日もありがとうございました。
 
 
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途中、まるきん釣具店で情報を仕入れると宮之浦では尾上島が有望でキロクラスが混じっているという。しかし、最近は型が落ちているとのこと。もしかすると頭ヶ島の方面も侮れないと聞いてきた。
確かに、釣れているという話は本当のようだ。尾上島には上礁できるスペースが無いほどに人ヒトヒト釣り人でいっぱいなのだ。それで、私は頭ヶ島の方へと走ってもらった。“ 名礁 立瀬 ”はすでに釣り人が乗っていたので “ まんじゅう ” へと上礁が決まった。
 
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本日のtackle
ロッド:がまかつ アルマ 1.25-50
リール:ダイワ tournament iso z 2500
ライン:サンライン ダイナード 1.75
ハリス:サンライン blackstream 1.5
ウ キ:ZAXIS 職人気質 SS、遠投24

 
 
足元から攻めていくが潮の流れは下げが動いているのだろうか?左へとゆっくりと流れている。仕掛けが馴染むと待望のアタリ!尾長がほほ笑んでくれた。それからも単発ながらも3枚ほどキープ。型が伸びないためにタナを変更、遠近と攻めるスタイルを変更していった。しかし、クロすら掛からなくなってしまい、イスズミのオンパレードになった。タナを深くするとベラで、浅いとスズメダイ・・・。中層にはイスズミが活発に食らいついてきた。どこを狙うのかもはっきりとしないままに時間だけが経過していった。
 
 
 
今日はこれで終わるのか?やはり、尾上に乗るべきだったのかと気持ちが折れてきた。その時に船長から電話での連絡が入った。
 
船長:どうね?釣れよるね?
私 :釣れないですよ。今日は少々早く帰宅する予定なので夕マヅメを狙えないのでこれで終了になってしまいますかね?
船長:瀬代わりするね?
私 :瀬代わり出来るならします!
船長:ならすぐに迎えに来るたい!
 
 
とこんな調子での会話。折れた気持ちが救われた。
 
 
確かにすぐに迎えが来て、尾上方面へと向かった。尾上はまだ人だらけ。高島のトコウが空いていたために瀬付けをしたが、船長がカブシマ横が空いているからそちらへ行こうという!もちろん異論は無く即決した。
 
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カブシマに上礁後はマキエの調整を行った。するとカブシマに居た先客が「どうですか?」と・・・挨拶に来られた。私は余り型が伸びずに苦労していますと答えた。カブシマの方も苦労している様子であった。
こちらのカブシマ横で釣っていた人が遠投で朝マヅメに釣っていたことを聞いた。それぞれお互いの健闘を願い思い思いの釣りを再開することになった。
 
 
 
 
ここで良いヒントを頂いたのでせっかくなので頂戴することにした。仕掛けの変更である。ウキをZAXIS SS から、遠投24に変更。浮力サイズはG4でその下に潮受ゴム、その10センチ下にG4のガンタッチを装着した。その下は直結でタナは1-2ヒロ以内に1.5号のハリスをとった。
 
 
まずは、足元にマキエを撒いてエサ取りの状況を把握。スズメダイの下のコッパクロを確認。それから、沖へとマキエを伸ばしていくと丁度30Mを超える辺りからスズメダイが減少していくポイントを発見した。それを契機に遠投を中心に狙いを絞ったのだ。
 
足元撒き餌を5杯、沖の狙いの遠投ポイントに1-2杯の撒き餌を入れる。それから仕掛けを遠投し、足元にマキエを数杯入れその間に仕掛けの馴染みを確かめるようにラインメンディングを行う。仕掛けの馴染みが付いたら追い打ち撒き餌を1-2杯投入し、更に足元にマキエを入れてエサ取りの分散を引きとめる。沖の流れに逆らわないようにゆっくりと流していく。マキエと仕掛けの同調が図れていくとその後にウキが吸い込まれていく。
 
 
アタリだ!結構良い引きを見せて楽しませてくれた。足元に来て強烈な突っ込みを魅せる!口太だ!やったね型も良い!と喜んだ。引きをいなしていくとフッと竿先が軽くなった?あれ?バラシタの?なんで?と疑問符が湧いてきた。確認すると素バリを引いていた・・・・。口切れか??
喰いが浅いのだろうか?それは無いだろう、アタリは鮮明であった足元まで引き寄せたのだから、ただ、掛かりが悪かったというしかない。
でも、距離のある場所でのバラシになるのでポイントは大丈夫だろうと思いし再開した。すぐに答えが出たが、送りこんでからのアワセにした。取り込むとやっと満足したサイズのお出ましだった。
 
 
このクロにはホッとさせられ本日の釣りが正解であったことを教えてくれた。その後も連発してその後14時を過ぎて納竿となった。
 
 
最終的には、結構クロが掛かり釣り道場宮之浦の釣りを楽しませてくれたのだ。その釣果がこれだ!
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☆彡  久しぶりの釣り道場宮之浦での釣行となった。最近は多彩に釣り歩いているのでその効果を試してみたかった。こうして、クロの活性を見てやはり宮之浦は難しいと思う反面に苦労してクロを掛けることが楽しいと思わせる道場らしさを見せてくれた。これで良かった。でも、まだまだ自分には課題があることを再確認させられた。マキエの調合は難しくまだ納得のいく撒き餌を作ることが出来ないのだ。安定して適合する撒き餌を作る技術は案外と獲得し辛いものなのですね。練習あるのみですね。
 
 
☆彡  朝マヅメは逃し、夕マヅメは釣りを出来なかったが、単独釣行であった中で時間内にクロを揃えるという疑似トーナメントルールで楽しむことが出来た。自分を追い込んでメンタル面を少しは変化があったかな?いや、其処までは往かなかったかな。途中で心が折れてしまったことを自覚したからね。それでも、最後まであきらめないことも必要だと分かった。瀬変わりを積極的にスムーズに行ってくれた船長の判断に感謝します!それと小さな気づきは大切ですね。自然相手のクロ釣りなので楽しく釣りをしていきましょう。まもなく、年の瀬を迎えますね。道中も気をつけて残りの釣りを楽しんでいきたいと思いますばい!
 
 
チーム アラグレ 会長 ひろ