2014年シマノジャパンカップ磯 グレ:宮之浦予選

2014年6月14日 土曜日 天候曇り 大潮  
満潮8:30  干潮 3:14
波1.5M 南西の風 6M
 
 
今年初のグレの予選会。宮之浦はグレの方は好調のようだ。梅雨グレの始まりと云う事であった。早速支度を整えて港へ向かう。今回はどのような結果になるのだろうか?どのように攻めていこうか?と模索しながら気持ちは高ぶっていた。
 
伊万里のまるきんでエサと情報収集。そのまま港へ到着した。開催受付時間までは時間があるので丸宮釣センターにお邪魔して休憩を取った。
ここで、HACさんも休憩中で少々話をして過ごした。
 
時間もあっという間に過ぎて受付だ。結構な車の数で参加人数が多い事が伺える。
そう、168名ほどの選手が来ていたのだ。
 
私が引いたゼッケンは、117番。これが功となるか鍵となる。
 
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トーナメントのために色々と工夫が必要である。道具類はこのようにまとめた。
1)ロッドケース。竿を3本収納
2)メイン40センチバッカン
3)キープバッカン(中に36センチバッカンを収納)
4)クーラーボックス
 
 
小物のタックル類はすべてライフジャケットのポケットに収納した。バッカンを2個分と余計にしたのは、中身を半分量として釣座移動の際に軽量でなおかつ安全を考慮したものであった。予備を持っていかなくてクーラーボックスに収納して3つに絞ることも良いだろう。
 
 
 
本日の参加者が多数と大潮プラス異常潮位と云う高潮の影響があり宮之浦一帯での収容は安全上困難と判断されて一部五島列島野崎島を取り入れることになった。私は宮之浦でしたが。
 
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開会式が行われ、そして待ちに待った出航だ!私は、2便の丸銀丸。ゆっくりとスタートすることになった。しかし、磯に上礁すると時間ぎりぎりになるのだろうけども。
 
 
港を出るとどこへ行くか?ワクワクした。向かったのは頭ヶ島方面で西側へ降ろしていく。滑りは苦手だなと思っていると滑りの次に呼ばれた。ここは、まんじゅうと滑りの中間であるトトヶ浦である。初めての上礁であった。
 
 
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私と、118番の選手と二人である。足場はあまりなく、荷物も重ねて置いている。ウネリが無ければしのげるか?異常潮位が気になる所だ。荷物を高台へ?高台と云うか、後ろは切れているし、6M程のガケをロッククライミングで登るのか?ちょっと自信が無かった。とりあえず、荷物をまとめてから準備をする。
 
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今日のtackle
ロッド:がまかつ ※※※※
リール:シマノ テクニウム LBD
ライン:ナイロン 1.75 号
ハリス:フロロカーボン 1.5 号
ウ キ: ザクシス SS  Gz  Medium 

 
 
規定
25㎝以上のグレ5尾以内の総重量
5:30開始、11:30終了の6時間
前後半に分けて、8:30に優先権の入れ替え。前半は若手の番号に優先権、後半戦はその反対。
 
 
 
 
早速、時間が来て釣開始。若手の番号の私に前半戦の優先権がある。当然、先端の右側を釣座にした。まだ、辺りの明かりが少なく状況を把握しにくい。ウキをSS 0号で開始した。足元にはスズメダイらしき姿を確認。少し沖目が良いだろうと判断。潮の動きは、ゆっくりと右方面へ流れている。私が潮下になるいい形だ。
遠投なく近い距離から開始した。エサは取られないが反応は出ない。距離を広げながら広範囲を攻めていく。すると、マキエも利いてきた頃だろうか?沖目の潮に乗せていくとウキがスコーンと入った!アタリだ!引きは強めだがなんなくタモ入れする。
あと、4尾だ。
 
次もアタリが来て引き寄せるが一向に寄ってこない。これは良型かな?慎重に寄せてくるが動きが止まった?張りつかれたか?ラインテンションを調整して動いた所で反撃をしたが直ぐに瀬ズレをしている感触が伝わりラインブレイク。残念だった。
明るくなってから解ってきたが、右下には沖目竿3本先までは大きな沈み瀬が点在していたのだ。この沈み瀬にやられた。
 
次第にアタリが遠のいたがバラシの影響だろうか。諦めずに、仕掛けの打ち返しのテンポを速めていく。遠投気味の沖で仕掛けが馴染んだところでクロが掛かり始める。ここで、パターンを掴み5尾のキープが揃った。前半戦で5尾揃うとは都合が良い。あとは、サイズアップを図っていくばかりだ。しかし、潮の動きが複雑で右に左にとふらついて一驚に安定する事はない。
 
 
前半戦が間もなく終了する頃に満潮が近付いてきたが、ウネリも大きくなり始めた。船の見回りもあり、荷物の移動を示唆された。船の協力もあり高台への移動が出来た。
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この時、影になって見えなかったが、隣の選手の道具がウネリにさらわれたらしい。その引きとりに船も来ていた模様であった。
 
 
異常潮位の影響はあるようで、満潮でも気が抜けない。瀬代わりは基本的に無いために、足元を時々さらされながらバッカンを抑えてロープでくくりつけて釣りは続行である。
 
 
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前半戦は潮の流れの影響で私が優位になった。さて、後半戦だが、優先権が相手の選手に移る。そのままでいいと言っていたが、ここは試合である。謙虚な考えは佳いが公平性も必要である。ポイントが多い先端を相手選手がとった。私は、左側の奥まったところへ釣座を構えた。
 
 
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釣座に当たるうねりに寄り払い出しのサラシが広がる。それほど強くはないが、仕掛けの安定が図りにくい。しかも、左側は浅くて底が見えている。浅場も狙うもベラのみであった。サラシの中央から先端付近まではスズメダイのオンパレード。沖の潮目に乗せるとこれも、スズメダイ。または、小型の尾長が遊んでくれる。
 
これはイカン!と仕掛けの大幅な変更。遠投勝負へと移行する。ウキをザクシス Gzへ変更。遠投でマキエと同調を図れるように調整を進める。
しかしながら、ウネリと潮のフラツキで安定感がなかなかつかめない。それでも、クロは掛かってくれた。でも、サイズアップには至らずに終了時間を迎えてしまった。
 
 
入れ替えは出来なかったがクロはソコソコ数釣れていた。船が迎えに来て帰港だ。
 
 
 
港に着くと、検量が行われている。
私は、5尾 3316gであった。
 
釣果としては悪くないが、サイズアップが図れるとなお良かっただろう。
 
 
 
こうして、表彰式が行われた。上位は野崎まで行っていた五島列島組。さすがである。それでも喰い込んでいる宮之浦の釣果も大したものだ。シマノジャパンカップに参加しているレベルが高い!
 
 
決して、悪くはないのである。
 
 
 
☆彡  トーナメントは時間制限と釣座の優先権の選択が重要である。しかし、磯に立って状況を読む、潮を見る事が出来るのは大切なことだ。沈み瀬にはやられてしまったが、やり取りが大事なこともしんみりと反省点である。昨年同様で結果が伸びなかったが、5尾を揃える事が気出たのは良かったな。意外と5尾のキープサイズを揃えるのは難しいものだ。
 
 
☆彡  今回のトーナメント予選には、多くの知人が参加していた。夜の部が楽しみかな?大会関係者や船長その他、参加していた選手らの協力で大変盛り上がりのある試合になりました。当日はお世話になりありがとうございました。
 
 
ひろ
 
 
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